シニアライフ

都心からすぐ行ける無人島猿島|フェリーで10分

シニアライフ

度々テレビや雑誌で取り上げられ数年前には猿島ブームがあったという歴史遺産が残る無人島。
好天に恵まれたGWに無人島探索へと帽子をかぶってリュックを背負って探検気分でいざ出発。

猿島とは

東京湾に浮かぶ唯一の自然島で、かつては旧陸軍・海軍の要塞として使用されていました。
神奈川県横須賀市にある三笠公園から約1.7km沖、東西約200m、南北約450mの小さな島、豊かな自然と歴史的な建造物が残された都心から1時間ほどで行ける無人島です。

猿島への行き方

京急線「横須賀中央駅」から徒歩約15分の三笠ターミナル/猿島ビジターセンター(フェリー乗り場の目の前)でチケットを購入します。

抜けるような青空の下で大勢の人がチケット売り場に並んでいました。

列の最後尾で30分待ちと言われましたが、チケット購入まで1時間かかりました。
チケット購入後は順調に乗船できます。

三笠ターミナルチケット売り場
長蛇の列

フェリー時刻表

猿島行きのフェリーは始発が9:30で1時間おきに16:30までの計8本、帰りのフェリーも同じく8本の便が運航されています。

GWの連休中は大勢の人が来るので臨時便が何本も運航され、予定の便に乗れなくても次の便まで待たなくても乗船できます。

運航時刻表

フェリー料金

横須賀市外在住の人は
猿島公園入園料500円+フェリー往復乗船券1,500円の合計2,000円のチケットが必要です。
無人島なので片道切符はありません。

乗船料金

乗船時間は10分

10分で猿島に到着です。

出港したらすぐ目の前に猿島
広くてきれいな客室
横須賀を背に

猿島探検ツアー

乗船券購入時にも申し込みできますが、猿島の現地でも探検ツアーを申し込むことができます。
ツアー料金は600円です。

島を知り尽くしたナビゲーターが
・猿島の歴史
・猿島の名前の由来(紙芝居あり)
・レンガ積みの由来
・レンガの産地を示す証拠の刻印
・厳重に施錠されている弾薬庫や兵舎の観覧
・猿島で出会えるかもしれない蝶「アサギマダラ」の説明
・当時のトイレ事情
など個人では気づかず通り過ぎてしまうような場所を解説、案内してくれます。

探検ツアーはおすすめです。

猿島の歴史的建造物

東京湾を守る要塞だった猿島には砲台跡・弾薬庫・兵舎・トンネル・レンガ造りの建造物などの歴史遺産が残されています。
建造物のレンガ積みには2種類ありフランス積みイギリス積みの違いを見比べるのも楽しみの一つです。

兵舎の入り口
兵舎の前のトイレ

トンネル(愛のトンネルとも言う)

真っ暗な兵舎の中を撮影 

食事は「オーシャンズキッチン」

オーシャンズキッチンで食事を購入(ここしかないのでちょっと並びます)
デッキでの食事は開放感抜群
都会の雑踏の疲れも潮風が吹き飛ばしてくれる癒やしの空間

カレーライス1,200円牛乳パック付き    お高め
みんな買ってる猿島プリン500円    
お高め
海を眺めながらデッキでお食事

食事と探検ツアーで3時間ほど滞在し帰りのフェリーへ、
連休中の臨時便のおかげで帰りも待つことなく順調に乗船できました。

三笠公園の記念艦「三笠」

三笠ターミナルに隣接する三笠公園にも寄ってみました。

三笠公園には日露戦争バルチック艦隊に大勝利した戦艦「三笠」が記念艦として保存されています。
世界三大記念艦「みかさ」の観覧料金は猿島への乗船券があると600円500円に割引になります。

観覧所要時間は30分から1時間
最上艦橋まで登ることができます。
船室、長官室、展示室など1時間では足りないほどのスケールの大きな記念艦です。

横須賀の軍事遺産をたっぷり満喫できた一日となりました。




タイトルとURLをコピーしました