夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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90歳の評論家・樋口恵子さんの『バイタリティ豊かに生きるコツ』、78歳の男性の私は学び・・。

2023-01-27 16:19:40 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフージャパンから配信された記事を見ている中、
 『 「いまの私は、老いの実況中継」

                     90歳の評論家・樋口恵子さんに訊く
         「バイタリティ豊かに生きるコツ」 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、

この記事に評論家の樋口恵子さんだ、と知り、
これまで多々教示されてきたので、微笑んだりしてしまった・・。

私は樋口恵子さんに関しては、敬愛している御方のひとりであり、
一昨年の10月17日で、私は、
『 老後の「ヨタヘロ期」をどう生き抜くか、賢人・樋口恵子さんの“ユーモア満点”12のヒント、私は深く教示させられて・・。』、
と題して投稿しているので、お時間のあるお方は、お読みください。


https://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/d/20211017




このように私は樋口恵子さんに信愛している御方であり、

この記事は、年に数回学んできた【毎日が発見ネット】に於いて、
1月27日に配信され、無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・90代でも現役宣言! 
それぞれの分野で活躍されている方にインタビューしました。

今回は、評論家で東京家政大学名誉教授の樋口恵子さんに、
お話を伺いました。

先日は、愛猫がベッドから落ちないように注意していたら、
自分が落ちました。


☆ヨタヘロ期でも、人と接することが元気の秘訣

90歳を迎えてもカルチャーセンターで講座を持ち、
ご自身の出版記念講演会では、多くの参加者の笑いを取りながら話を進め、
サインにも応じる樋口恵子さん。

「講演といっても、話していることは『老いの実況中継』です(笑)。

いくら想像力の豊かな人でも、
その年になってみないと分からないことがありますからね。

60代で、固有名詞が出てこないが始まって、
70~80代は、転倒適齢期。

90代になったら、何もしていないのに転んで、
人を呼ばないと、立ち上がれない。

でも、そういうヨタヘロ期は、誰にもやってきますから、
悪戦苦闘しても仕方がない。

私は、人の顔を覚えられないけれど、活字は覚えられるのね。

人には得手、不得手があるので、
年をとったら、不得手なことはやらず、
得手なことだけやって楽しく生きる。

そうすれば、意外と長持ちしますよ」


ただし、年を重ねても楽しく長持ちをさせるには、
「人と接すること」が一番大切と樋口さん。

「いま、高齢者医療の専門家の先生たちが盛んに警鐘を鳴らしているのは、
人付き合いを全くしない人は、
運動を全くしない人よりも、老いが進むということ。

私が90歳でも元気でいられるのは、
仕事柄多くの人と接しているからだと思いますね」

「大病をしたときは、介護保険のお世話になりましたが、
いまは支援もなし。
自分でリハビリ体操をしています」と樋口さん。


30代後半で評論家として活動を始めた樋口さんが、
「高齢社会をよくする女性の会」を設立したのは、50歳のとき。

それから現在まで理事長を務め、高齢社会の問題を調査し、
講演を続けているのですから、すごいバイタリティです。

「日本の女性の平均寿命は、男性よりも6、7年長いので、
高齢になるほど女性が多くなります。

2021年の90歳以上の男女比は、男性25・9%、女性74・1%。
女性の方が3倍も多いのです。

介護保険が発足した2000年頃までは、長生きしたご褒美として、
 孫に囲まれて息を引き取るという最期がありましたが、
いまは高齢者夫婦や独居の高齢者世帯が増え、
家族構成が全く変わってしまった。

私は『ファミレス社会』、
つまり、ファミリーがない社会、少ない社会だと言っていますが、
気が付けば出生率も世界最低で、高齢者率は世界一。

介護保険があっても、働き手がなく、
十分な介護が危ぶまれる超高齢社会になってしまった。
この先、大変ですよ」

そんな日本の状況を見据え、樋口さんは随分前から
「70歳現役社会の実現」を提言してきました。

「女性は、一度仕事を辞めてしまうと、家に入ってしまう人が多い。
 でも、仕事をして人とつながっていれば、
老化予防になるし、少ない年金が頼りの貧乏婆さんにならずに
済むんです。

60歳以上ならシルバー人材センターなどに登録して
仕事をするのもいいと思います。


我が家でも、こうして取材がある日などは、
シルバー人材センターにお願いしています。

料理が上手な人、お掃除が得意な人がいて、とても助かっています。
 いつまでも元気でいるためには、
社会と、隣近所とお医者様とつながりを作っておくこと。

そして家族に対しては、
『あなたのお世話にはなりません』
なんてことを絶対に言ってはいけません。

自宅で脳卒中になり、発見まで1日かかってしまったら、
お医者様は死亡診断書を書いてくれません。
行き先は警察です。

自分の死亡診断書は、自分では書けないのですから、
結局人は、誰かの世話になるしかないのです。

少し気に入らない嫁であれ何であれ、にっこり笑って
『結局、あなたのお世話になるのね、よろしくね』
と言っておきましょう。

相手は、ゾッとするかもしれないけれど、
それが90代を安心して生きる秘訣です(笑)」

                取材・文/丸山佳子 ・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、90歳の評論家・樋口恵子さんの『バイタリティ豊かに生きるコツ』、
78歳の男性でも学びたく、多々挙示されたりした。

そして改めて樋口恵子さんは、ファミリーがない社会、
少ない社会が到来したことに、『ファミレス社会』と明言され、
時代を適時される名人だよねぇ、と感心させられたりした。


もとより樋口恵子さんは、『人生の達人』と私は敬愛しているので、
今回も《・・人付き合いを全くしない人は、
運動を全くしない人よりも、老いが進むということ。

私が90歳でも元気でいられるのは、
仕事柄多くの人と接しているからだと思いますね・・》、
学んだりした。

更に《・・家族に対しては、
『あなたのお世話にはなりません』
なんてことを絶対に言ってはいけません。 (略)

少し気に入らない嫁であれ何であれ、にっこり笑って
『結局、あなたのお世話になるのね、よろしくね』
と言っておきましょう。・・》
こうしたことを私は学び、人生の機敏に、
恐れ入りました、と微苦笑したりしている・・。

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