夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「現代的日本食」+「コーヒー」が、認知機能の維持に役立つ、77歳の私は学び、微苦笑を重ねて・・。

2021-10-22 14:37:22 | 喜寿の頃からの思い
コーヒーを含む現代的日本食が良い
コーヒーを含む現代的日本食が良い


コロナ感染拡大による認知症の症状悪化が指摘されている。

広島大学大学院の石井伸弥教授が行った調査では、
約4割の介護支援専門家が、介護サービスの制限などで「認知症者に影響が生じた」としており、
在宅者では、半数以上が「認知機能の低下が見られた」と回答している。


この調査は、昨年2月から6月ごろまでに行われたものだが、
昨年以来の「在宅時間が長い・活動量減少・ストレスの高い生活」は、まだ続く。


それによってリスクが高くなると考えられるのが、高血圧、肥満、糖尿病だ。
自宅での飲酒量が増加した人がいることも指摘されている。

国立長寿医療研究センターもの忘れセンター副センター長の佐治直樹医師が言う。

「世界的権威の雑誌ランセットに昨年発表された論文では、
認知症の要因となる危険因子の40%は、改善可能。
この5%を占めるのが、高血圧、肥満、糖尿病、飲酒と、食関連でした」


「認知症と食事」という観点から、
佐治医師が取り組んでいる研究テーマのひとつが、「認知機能と腸内細菌の関連」だ。


近年、脳と腸が自律神経などを介して、
互いに影響を及ぼし合う「脳腸関係」が注目されている。

昨年、神経学の専門雑誌ランセット・ニューロロジー誌に、
アルツハイマー病、多発性硬化症、パーキンソン病、脳卒中といった神経疾患と
腸内細菌が関連していることを示す論文が発表された。


「脳と腸との関連には、さまざまな経路があり、認知機能にも影響している。
認知機能と腸内細菌に関する論文は、ここ数年だけでも複数あります」(佐治医師=以下同)


「アルツハイマー型認知症の患者では、腸内細菌の多様性が乏しい」、
「善玉菌のビフィズス菌breve A1が、認知機能を改善」、
「腸内細菌叢の異常が脳に悪影響」などだ。



■腸内細菌の代謝産物も認知症に関連

佐治医師らも2015年から、腸内細菌についての研究を開始。
もの忘れ外来を受診した患者の検便サンプルを採取・解析した研究では、
認知症の有無で、腸内細菌のタイプが異なっていた。

認知症でない人を対象にした研究では、
認知症の前段階である軽度認知障害でも、腸内細菌は認知機能の低下に強く関連しており、
腸内細菌の変化は、軽度認知障害のリスクを5倍高めると分かった。


「最近では、腸内細菌が産出する代謝産物にも注目。
アンモニアや有機酸が、認知症との関連度が高いとの結果でした」


腸内環境は、言うまでもなく食事内容に左右される。
認知機能を保つエビデンスのある食品としては、
地中海沿岸で伝統的に食べられている「地中海食」がある。
オリーブオイルを多用し、野菜、果物、魚介類が豊富で、牛肉や豚肉、加工肉は少量などの特徴がある。


地中海食と共通項がある日本食についても、研究が行われている。

佐治医師らは、これまでに日本食、腸内細菌と認知症についての解析も実施。
米飯、味噌、魚介類、緑黄色野菜など伝統的な日本食9品目の「伝統的日本食」、
これに大豆類、果物、キノコ類を加えた「現代的日本食(12品目)」、

さらに認知機能維持に良いといわれるコーヒーを加えた「コーヒーを含む現代的日本食」を比較すると、
現代的日本食とコーヒーを含む現代的日本食のスコアが高いほど、認知症との関連度が低かった。


「日本食の中での具体的な食材を挙げると、
DHAで知られる魚油は、認知症予防に有効だと発表されており、大豆類も有効だとされています」




認知症予防につながる薬の研究は進んでいるが、
臨床で使われるようになるまでは、まだ時間がかかるだろう。

認知症の前段階、軽度認知障害にも、特効薬がない。
だからこそ、今日から食事で対策を講じようではないか。
コロナ禍でも、全く問題なく実施できる。・・ 》

 
 

今回、「現代的日本食」+「コーヒー」が、認知機能の維持に役立つ、
77歳の私は深く教示させられ、やがて微苦笑を重ねたりした・・。

我が家は子供に恵まれず、たったふたりだけの家庭であり、
私の平素の朝食と夕食は、家内と共に談笑しながら頂いているが、
年金生活の当初より、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由食としている。

こうした理由は、退職するまでの私はサラリーマンで私なりに奮闘し、
家内は我が家の専守防衛の専業主婦を長らくしてくれたので、
たとえ年金生活をしても、 家内の日常生活のペースを できるだけ壊したくなかったからである。 



私の平素の朝食に関しては、私は幼年期に農家の児として育ったので、
齢ばかり重ねた今でも、 朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた
庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。        

私の朝食の原則として、前菜を必ず頂いている。
タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、わずかにミツカンポン酢をかけて、
 大きめの皿で盛大に食べたりしている。

やがて十六穀米の入った白米のご飯を半合ばかり盛ったお茶碗、
調味料を加味しない納豆、そしてコブの佃煮などを必須として、
これ以外はピーマンのミソで炒めたもの、ハス、そしてシラタキのお醤油で炒めたもの、
キノコの和えたものが中核となっている。

そして私は魚介類が苦手で、やむなく瓶詰のシャケを、
多めにご飯にかけて頂いている。


家内は時折つきあうが、大半は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、ホット・コーヒーを飲みながら頂くことが多い。
そしてバナナなど果物も食べたりしている。  
                 
                                                                


やがてお互いにフリーの昼食は、ヤマザキの『レーズン』食パンの3枚入りの小袋、
そしてタカキベーカリーの石窯モーニング フランスを二切れ、食べたりして、
ゴールドブレンドのインスタント・コーヒーを飲みながら頂いている。
            

やがて夕食の時は、キャベツ、そしてニンジン、ピーマンを千切りにして、
そしてサニーレタスを3葉をたして、大皿に盛ったのを、
ソースをかけて、盛大に頂いている。

まもなく牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など、その日に応じて180グラム程度と共に食べたりして、
モヤシの炒めものを食べたりしている。

こうした中、お酒は缶ビール500mlを5日毎に、たった一本となっているが、
かっての呑兵衛だった私は、不思議なことに充分に満足となり、
歌を忘れたカナリヤのようになっている。

こうして中で、家内は肉と野菜を食べたりした後、プリンかショートケーキを食べたりしている。

このような食事内容は、ほゞ変化がないが、 果物が少ないわ、と私は家内から言われ、
まるで小学生の学童が母親から言われるように、週に一度ぐらい注意されている。

そしてスーパーで買い求めたリンゴを、午後3時のおやつとして、食べたりしている。

                  

このような私は、食事の実態であるが、

自分の好きな食べ物を、自分で口に運べて、味あいながら食べることが、
いつまでもできたら、これ以上の倖せはないよなぁ・・、と独り微笑んだりしている。

しかしながら、新コロナの烈風で、何かと制約の多い中、私は体重が数キロ増えて、
今年の6月頃より、食事の時に御飯とかブタ肉とかロースト・ビーフの量を減らして、
コンニャクを温めて焼き肉のタレを加味して少し炒めた簡素な料理、
そしてトコロ天』を加えて、間食は中止として、過ごしてきた・・。

この結果、ここ2カ月前の頃より、体重は3キロ減り、71キロ前後をキープし、
微笑んだりしてきた。

今回、学んだ「現代的日本食」には少しほど遠く、
「コーヒー」より「煎茶」大好きな私は、微苦笑を重ねたりした。

何はともあれ、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
認知機能の維持に役立つことは、素直に学び、日常生活に取り入れよう、
と思いを深めたりしている。

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