一般に12月8日と聞いてすぐに思い出すのは80年前の日米開戦、真珠湾攻撃の日だろう。マスコミも区切りの年には必ず取り上げる。個人的には12月8日は41年前のJ.レノンの命日である印象が強い。レノンは享年40歳だった。亡くなってからこれまでの12月8日は思い出したようにラジオから彼の曲がよく流れる。流れる曲は決まって彼の代表曲「イマジン」が多い。まっ、「イエスタデイ」をかけられるよりよっぽどましだけど、それだけって言うのも寂しい感じがする。自分の中ではいつしかレノンは平和のシンボルになってしまった。「イマジン」はとても分かりやすい詩だ。簡単な言葉で力強い、名曲と呼ばれる事に賛成だ。
私がビートルズを聞き出したのは中学の頃、もはやビートルズは解散し、レノンはこれといったソロ活動もしていなかった時期だ。FMラジオ番組をテープ録音して(エアチェック 死語)ビートルズナンバーを繰り返し聞いていた。遥か遠い国の人達の音楽を聴いてる感じだった。しかし、その頃レノンは私の身近に来ていた。1977年レノンはヨーコ夫人と京都にお忍びで来日していた。その事を私は50歳代になって初めて新聞で知った。三条のイノダコーヒーに現れ、店内が騒然としたらしい。また、亀岡の温泉にも行ったそうだ。当時、中学生だった私は全く知らなかったのだ。
1980年
12月8日、音楽活動を再開したばかりのレノンは凶弾に倒れた。


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