先日来、地震が頻発しております。
12月4日は山梨と和歌山で震度5弱の地震があり、その後鹿児島南部の悪石島周辺で、1日50回ほどの有感地震が起こっているようです。インドネシアでは、火山噴火もあったようです。
東洋占術で小野十傳先生という方がおられるのですが、星の動きから年末年始あたりに災害が起こる可能性を指摘しておられます。
小野先生は、星の集中を重視しておられるようにも読めます。
星の集中がもっとも進むのは、3月6日の金星と火星の水瓶座1度でのコンジャンクションのころになりそうです。
ブログに載っている1月5日のホロスコープも載せておきます。
年末の星の動きを振り返っておくと、
12月19日 金星が逆行を開始(1月29日に順行に戻る、3月6日まで山羊座滞在)
12月24日 土星と天王星が3回目のスクエア形成
12月29日 木星が魚座入り(海王星・木星が魚座滞在・来年5月11日まで)
という動きになっています。
2021年の特徴的な動きのほとんどが一気に起こる、という感じです。
私は、当初、「土星・天王星の3回目のスクエア形成」は、社会の大きな変動を意味していて、「木星と海王星の魚座同時滞在」は、ウイルスのような目に見えないもの、生物と無生物の境界がはっきりしないウイルス、木星、海王星のガスのようにぼわっと広がるイメージから、感染が拡大して社会が混乱して変革に至る、というようなイメージで見ていましたが・・
占星術的には、年末から星の動きが多くなってくる時期で、しかもかなり特徴的な動きなのです。
占術云々の話もありますが、災害への備えをもう一度見直してみてもいいのかもしれません。
さて、来年前半の星の動きを見ていきたいと思います。
金星、水星の同時逆行
まず、1月には、金星の山羊座での逆行と水星の水瓶座から山羊座への逆行が同時に起きます。
金星逆行:2021年12月19日(山羊座27度)~2022年1月29日(山羊座12度)
水星逆行:2022年1月14日(水瓶座11度)~2022年2月4日(山羊座25度)
逆行が重なる期間は、2022年1月14日~1月29日です。
3月6日/金星と火星が水瓶座1度でコンジャンクション
3月6日に金星が4カ月滞在した山羊座から水瓶座に移動します。
同時に火星も3月6日に山羊座から水瓶座に移動します。
ホロスコープを見てみると、金星と火星がコンジャンクションを形成しながら、水瓶座に移動するように見えて面白いです。
また、水瓶座1度は、2020年12月のグレートコンジャンクションと同じ度数になり、興味深いです。
グレートコンジャンクションは木星と土星のコンジャンクションですが、今回は金星と火星のコンジャンクションになります。
星が、山羊座28度(冥王星)から、牡牛座12度(天王星)の約104度の間にあります。
金星は山羊座逆行中に冥王星と3回コンジャンクションを形成しますが、金星と火星は2月17日前後から、コンジャンクションを形成し続ける形になります。
通常は、火星よりも金星のほうが動きが速いのでこのようなことは起こらないのですが、逆行から順行に戻ったばかりの金星は動くスピードが遅いので、金星と火星が追い抜かしたり追い抜かされたりするような動きになるようです。
正確なコンジャンクションは以下のようになります。(エフェメリスから作成)
金星・冥王星のコンジャンクション
12月12日 金星(順行)・冥王星(山羊座26度)
12月26日 金星(逆行)・冥王星(山羊座26度)
3月4日 金星(順行)・冥王星(山羊座28度)
金星・火星のコンジャンクション
2月17日 金星(順行)・火星(山羊座17度)から順次コンジャンクションを形成。
金星、木星、海王星が魚座でコンジャンクション
2022年は年初から、木星、海王星が魚座に滞在し、「魚座の時間」という感じのホロスコープになります。
さらに、4月6日に金星が魚座入りします。
金星は魚座で、エグザルテーション(高揚)という最も高い品位になります。
海王星、木星は魚座がドミサイル(オウンサイン)になるので、「役者が揃った」ような印象の星の配置です。
これらの星がそれぞれにコンジャンクションを形成します。