【実録】庭に植えてはいけない!?増えすぎて困る植物9選

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お庭に植える植物を

お店でみてから気に入ったものをお迎えしようなんて思っていませんか?

 

ホームセンターで衝動買いした植物をお庭に地植えしようとしていませんか?

これはまさに10年前の私。

 

何も調べずに地植えすると、どんどん増えて後々大変なことになるかもしれません...

お花屋さんでは増えすぎるなんてことはあまり書かれていません。

そして増え方にも種類があります。

  • 地下茎で増える
  • 球根で増える
  • こぼれ種で増える

 

マイホームをたてて10数年。

一からの庭造りで数々の失敗をしてきました。

今回は増えすぎて後々大変になる可能性のある植物を実体験をまじえて紹介します。

 

 

気になる内容をチェック

  • どれくらい大変なの?!
  • それでも植えたい!
  • 増えすぎる植物と向き合う方法
  • 失敗談

 

個人的に感じた要注意度を5段階の☆で表示。

が一番要注意

要注意度は増えてしまったときの抜きやすさなども考慮してつけました。

 




ヒメツルソバ/ポリゴナム 

要注意度

ヒメツルソバPersicaria capitata

私が育ててきたなかでもダントツの増え方


ピンクの花を咲かせ、葉は渋い色カラーリーフとしても使えてとてもかわいいんですが、植える前によく考えましょう。

茎がほふくし、土に接した節から発根して広がっていきます。花壇に植えるときは、広がりすぎてほかの植物に影響を及ぼすことがあるので、適宜切り戻しをするとよいでしょう。簡単に引き剥がすこともできます。暑さと乾燥に強いので、夏のグラウンドカバーにもおすすめです。関東地方以西であれば、冬は地上部が枯れますが、根は残って冬越しします。

育て方図鑑より引用

上記のあるように、たしかに簡単に引きはがせますが、すぐにそこからはえてきます

そして恐らく茎から広がっていく以外にも種がとんでいるのではないかと


一つの囲まれた場所にしか植えてないのですが、10年たった今では家のそこら中から生えてきています。

駐車場のコンクリートの隙間からも。

道路わきでよく見かけるのは近くに植えている人がいるのでしょう。


下の写真は初めに植えた場所とは建物の正反対のところにある小さな家庭菜園用の花壇。


赤紫みたいな渋い葉っぱが全部ポリゴナム↓

このまま放っておくと土が見えなくなるほどの広がり方をします。

グランドカバーには最適なんですけどね。

広がりすぎると困る場合は、すぐに抜きましょう。


初めの頃は「こんなところにも咲いてる♪」って嬉しくて放っておいたんです。
で、こんなことになりました….

ダイコンドラ(デイコンドラ) 

要注意度

10年程前、葉っぱの可愛さに惹かれシルバーのものとベーシックなタイプの2種類植えました。

そこまで繁殖力は強くないものの、自力で人工芝にして二年程たった我が家では下の写真のように人工芝を突き抜けてきました。


人工芝の横の花壇に少し残ってたのが、今年に入り増殖してます。


初めの頃なかなか増えなかったのに10年にして発揮してきました。


人工芝にするときは防草シートを引くことをおすすめします。

芝生は絶対おすすめしない。手抜きして素敵な庭にしたいなら人工芝一択。

 

わが家のシルバーリーフのタイプは残ってませんが、垂れ下がるように植えるとかわいいですよ。

セダム類 

要注意度


簡単にぬけるのですが、レンガだけで人工芝と隔てた花壇に植えていたところ下のようになりました。

これはこれでかわいいですけどね。

葉っぱぽいのが黄金丸葉万年草(だったと思う)
これもなかなかの増え方です。

かれこれ10年前ご近所さんから少しわけてもらいました。

驚異の速度で増えていくセダムの成長記録はこちら↓

ヒペリカム ゴールドフォーム 増えすぎ度MAX

要注意度

これは完全に勉強不足でした。

ホームセンターで葉の色に惹かれて衝動買い。

去年、砂利を敷いてる花壇ところに地植え。
しばらくして気付いたのですが、1mほど離れた場所(右下が親株)から芽がたくさん!!!

地下茎で増えているようです。

抜くのも困難。

広がっては困る場所なので鉢植えに移動。
全部撤去したはずが、一か月後には新たな芽がでてます。
この短期間でこんなに増えるとは要注意植物ですね。

花を楽しむのではなく、葉を楽しむカラーリーフになります。葉色が美しく、季節や日当たり場所によって葉色が変化します。春は緑とオレンジ色の混じった葉色に、夏が近づくと葉色が緑色になり、秋が深まり気温が下がると次第にまたオレンジ色が混じりはじめ、冬には濃いオレンジ色に紅葉します。比較的育てやすく、葉色が美いので、寄せ植えの素材にも向いています。また、グランドカバーにも利用できます。

https://happamisaki.jp-o.net/c_leaf/hypericum_gold.htmより引用

ハツユキカズラ

要注意度

こちらも人気のあるカラーリーフです。

新芽がピンクや白などの色の変化があり、とてもきれいな植物。

ツルのように壁をつたったり、匍匐していったりして増えていきます。

ですが、成長がおだやかなので広がりすぎて困るというほどではありません。

入ってほしくないところに伸びてきたら、その都度切っていれば大丈夫。

トクサ

要注意度

見た目は細い竹のよう。

トクサのみでシンプルな鉢と合わせれば和モダンな鉢植えに



根は浅いですが、どんどん増えていきます。

草丈が30cm~100㎝くらいに生育するシダ植物です。スギナ(つくし)と同属の植物で生命力が強く、地中に地下茎を伸ばして、そこから明るい緑色をした茎を直立に地上に伸ばし群生します。茎の表面はザラザラしていて固く、その内側は空洞になっています。

https://lovegreen.net/library/ferns-bryophytes/p92597/より引用


コンクリートなどでしっかり囲まれた場所であれば、生垣や目隠しなどにもなるし風情もあります。
わが家は鉢植えで育てています。

ちなみに見た目がトクサと似ている竹は地下茎も太く異常な増え方をするので要注意です。

ミント 増えすぎ度MAX

要注意度

ミントの繁殖力は知っていたので鉢植えでモヒートミント栽培中。

雑草のように増殖しているのをみたことがあります。

ハーブの中でも一番身近な植物ではないでしょうか。
ミントティーやお風呂に入れたり活用もおおいので植えたくなる植物だと思います。

しかし、驚異の繁殖力。

ミントはその体のどこからでも根を張ることができます。例えば生長しすぎて自重に耐え切れずに倒れてしまっても、またその倒れて地面に触れているところから根を伸ばします。つまり、ミントはどんな状態からでも勝手に増殖していきます。

https://www.seikatsu110.jp/garden/gd_mowing/37761/より引用

ツルニチニチソウ

要注意度

班入りのものを日陰に植えているのですが、いろんなところから出てきます。

ツルを伸ばして地面についたところから根付く。

ツルを伸ばさないように切り戻すと花もよく咲く。

ツルニチニチソウに関しては何も考えずにざくざく切ってます。

アイビー 増えすぎ度MAX 

要注意度

種類も豊富で丈夫だし、葉もかわいい。

地植えは、あとあと大変なことになります。

広がるうえにかなり抜きにくい。

枝も木質化してどんどん太くなっていきます。

これは鉢植えで垂れ下がるように植えるのがオススメ。

カンナ

要注意度

お気に入りなので私自身困ってはいないのですが、毎年なかなかの勢いで増殖。

球根なので、季節が終わったら掘り返して好きな分だけ植えるということができます。

夏の間に球根が増殖するので地植えの際は、スペースに余裕をもって植えてください。

見分け方と注意点まとめ

  1. 植物を買う前に性質を調べる。ラベルには増えるなどどは記載されていないため。
  2. 地下茎で増えるタイプは抜くときに特に困難
  3. どうしても植えたい場合は鉢植えかコンクリートなどでしっかり囲まれた花壇に。
  4. 増えてほしくない場所で見つけたらすぐに撤去
  5. 増えすぎるということはグランドカバーには最適

個人的に感じたことですが↓

注目

大きな道路の中央分離帯に植えられている植物は増えるものが多い。

増えすぎると困るけど、どれも魅力的な植物です
どうしても植えたい場合は性質を分かったうえで植えること。
初めはそうでもないものでも、植えて三年くらいからが急激に増えたり大きくなると感じています。

 

あとあと困らないために….

これから庭造りをしていこうと思っている方はしっかり調べることがとても大事。

多くのガーデニング本に掲載されている植物は育てやすく管理が楽なものが多いです。

いろいろなタイプのガーデニング本を読むといいですよ。