毛筆指導の必須アイテム2選!
毛筆の指導って,大学でもあまりやったような記憶がないんですよね。
みなさんありますか?
教師になると,賞状の記名なんかでどうしても毛筆が必要になってきます。
なんとか印刷しちゃうとか,誰かに頼むとか,逃れられないかなって思っています。
やっぱり下手な文字で記名された賞状よりは,美しい筆文字がやっぱいいですよね。
自分自身は,小学校の時に毛筆を習っていました。確か,6級ぐらいでやめてしまい,何も覚えていません。
なんか先生が,赤い墨汁で何かを直してくれたような気が…そんな程度です。
よって,今回は指導方法ではなく,毛筆の時に役立つアイテム2点をご紹介します。
一つ目は「筆洗い缶」です。
1リットルの牛乳パックを上から5センチぐらいのところで切り,その中に缶コーヒーの空き缶を入れたものです。
これは,各家庭に協力してもらって持ってきてもらいます。
以前は,教室の前に水の入ったバケツをもってきて,下に新聞紙を敷き,そこで毛筆の終わった児童から洗いました。
すぐにバケツの水は汚くなってしまい,なおかつ,あまりきれいにならないといった状況です。
人数の割に手洗い場の少ない学校でしたので,手洗い場で筆を洗うことはできませんでした。
また,廊下に筆をもっていくと,必ず下に墨がこぼれ,それをふくのもなかなか大変でした。
結局子供たちを怒るネタが増えちゃいます。
そこで,「筆洗い缶」の登場です。
毛筆の前に水をくんで置き,筆を使い終わったら,いったん不要な紙で墨をある程度落としてから,その缶の中で洗わせます。
完全にきれいになるわけではありませんが,ある程度はきれいになりますので,あとは筆掛け(木材と釘で自作しました)にかけて,乾かします。
次回までに固まっていることはなかったです。
二つ目は「習字作品展示ホルダー」
https://www.askul.co.jp/p/P431633/
あ!宣伝ではありません。いろんなメーカーからでてます。
以前は,色画用紙に一枚一枚貼っていったのですが,手間も時間もかかります。
ある程度乾かしたら,ここにどんどん貼らせていきます。
大変使いやすいです。
「筆洗い缶」「習字作品展示ホルダー」によって,習字の時間の憂鬱さが相当減りました。
指導方法ではなく,省力化アイテムみたいになりましたね。
ではまた!