新型コロナウィルスの影響により外出の概念が少しずつ変わりつつある昨今。
そんな中でも、大切な人たちに贈り物を欠かさない人たちはどのように贈り物を選び、購入しているのでしょうか?
クラウドソーシングで日本最大のクラウドワークス に登録している100名の人にアンケート協力をしてもらい、最近の贈り物事情について調べました。
アンケート項目は以下の4項目。
クラウドワークス に登録している100名はどのような贈り物をしているのでしょうか?
1年以内に誰かに贈り物・プレゼントをしましたか?
1問目は、「1年以内に贈り物・プレゼントをしましたか?」という問いに対し、
1. ~1か月以内にしました!
2. ~3か月以内にしました!
3. ~6か月以内にしました!
4. ~1年以内にしました!
の4つの選択肢より選んで答えてもらいました。
結果は以下です。
1. ~1か月以内にしました! ⇒ 56名(56%)
2. ~3か月以内にしました! ⇒ 19名(19%)
3. ~6か月以内にしました! ⇒ 13名(13%)
4. ~1年以内にしました! ⇒ 12名(12%)
母の日の1週間後の調査だったため、半数以上が「1か月以内」に贈り物をしているというデータ結果になったとものと思われます。
しかしながら、春先より新型コロナウィルスの感染がじわじわ増えてきたにも関わらず、多くのの人が直近の「母の日」というイベントのために贈り物やプレゼントを用意していた、という見方もできますね。
誰に贈りましたか?
2問目は、「誰に贈りましたか?」という問いで、
1. 家族・親戚
2. 友人
3. 職場の上司
4. 同僚
5. 恋人
6. その他
の選択肢(複数回答可)より選んで答えてもらいました。
前述のように母の日が近かったことが影響した結果は以下です。
1. 家族・親戚 ⇒ 75回答(70%)
2. 友人 ⇒ 16回答(15%)
3. 職場の上司 ⇒ 2回答(2%)
4. 同僚 ⇒ 5回答(5%)
5. 恋人 ⇒ 6回答(6%)
6. その他 ⇒ 3回答(3%)
やはり、「家族・親戚」が7割を占める結果となっています。
のこりの30%のうち最も多いのは「友人」となっており、コロナ禍でなかなか会う機会を持てないながらも、皆さん大切な気持ちはしっかりと伝えているんですね。
どこで買いましたか?
3問目は、「どこで買いましたか?」という問いで、ギフトや贈り物といえばデパートなどがメインだったころと今の状況がどう変化しているか調べました。
購入場所として、以下より選んでもらいました。
1. デパート・百貨店
2. スーパー・ショッピングモール
3. インターネット
4. インターネット以外の通販
5. ギフト専門店
6. 専門店(ギフト専門店以外)
7. その他
コロナ禍の中、思うように外出できない状況ではインターネットの割合がかなり多くなるのでは?と思っていましたが、実際の結果は以下でした。
1. デパート・百貨店 ⇒ 20名(20%)
2. スーパー・ショッピングモール ⇒ 20名(20%)
3. インターネット ⇒ 55名(55%)
4. インターネット以外の通販 ⇒ 1名(1%)
5. ギフト専門店 ⇒ 2名(2%)
6. 専門店(ギフト専門店以外) ⇒ 0名(0%)
7. その他 ⇒ 2名(2%)
アンケートにご協力いただいた100名の方は、クラウドワークス に登録されているくらいなのでそれなりにインターネット環境に慣れている方が多いのでもっとインターネットでの購入が多くなるかと思っていたのですが、55%に落ち着いていました。
もっとインターネットを日常的に使いこなしている方でのアンケートでわずかに過半数ということは、もっと範囲を広げて意見を取るとインターネットでの購入の割合は下がる見込みです。
しかしながら、インターネットでの購入者のうち30名が「~1か月以内に贈り物をした」人数となっており、1か月以上~1年以内に贈り物ををした44名のうちインターネットでの贈り物は11人(25%)であったため、やはり感染者が増えてきた影響でインターネットでの購入も増えている、という見方ができるかと思います。
またインターネットは得意不得意のある分野と私は思っているので、苦手意識のある人は初めての注文までたどり着くのにとても勇気が必要なのではないかな、と思います。
もう少しインターネットの難しそうなイメージや払拭されたり、詐欺・情報漏洩などの防衛法が一般的になればさらに割合は増えていくものではないかと推測されます。
贈ったものはギフト専用商品ですか?
最後の質問は「贈ったものはギフト専用商品ですか?」というもの。
メーカーなどで「ギフト用」にあつらえた専用商品があったり、専用品ではないけど店頭などでラッピングを施してくれる商品、産地直送の生鮮食品などギフト対応不可の商品など様々なものがある中で、どのような商品が多く選ばれているのかを調べました。
選択肢は以下の4つ。(複数回答可)
1. ギフト専用品
2. ギフト専用品ではないがギフト対応可能な商品
3. ギフト対応のない商品
4. その他
「ギフト専用品」には、贈った先で商品が選べる「カタログギフト」や、母の日などのイベント専用ギフト品などもありますが、結果はどうでしょう?
1. ギフト専用品 ⇒ 27回答(26%)
2. ギフト専用品ではないがギフト対応可能な商品 ⇒ 56回答(54%)
3. ギフト対応のない商品 ⇒ 17回答(16%)
4. その他 ⇒ 4回答(4%)
結果は、過半数が「ギフト専用品ではないがギフト対応可能な商品」という結果で、母の日がありデパート・大型スーパーなどの実店舗からネットショップまで様々なところで「母の日ギフト」の広告や売り場を作っている中「ギフト専用品」も健闘しましたが、やはり贈る相手に合わせていろいろなジャンルの喜ばれる商品を選んでいるという結果となっているのではないでしょうか。
また約20%、5人に1人が「ギフト対応のない商品」と「その他」であることから、「ギフト」という形ではなく「気持ち」に重きを置いていることの現れなのではないかなと思います。
なお、少数ではありますが「職場の上司」へ贈り物をされた2名の方はどちらも「ギフト専用品」を選ばれていました。
やはり贈る相手に合わせて、形としても見栄えのあるものを選ぶ場合に「ギフト専用品」への需要は少なからずあるということですね。
今回は簡単なアンケートで人数もそれほど多くない集計でしたが、それでも約半数ほどが贈り物を選ぶためにインターネットを利用しているという傾向がわかりました。
まだまだ普及の伸びしろのあるインターネットショッピングですが、今後さらに利用者が増えると商品の幅もまた増えるものと思われ、さらなる発展が期待できるのではないかと思います。
それでも、実際に目で見て商品を確かめて贈りたい、という方も少なからずいるでしょう。
どちらがご自分に合っているか、また贈る相手によって使い分けるなど、インターネットは利用する方次第で世界の拡がり方が異なります。
ご自分に合う方法を見つけ、実店舗・インターネット双方と上手に付き合えていけたら、贈り物の選ぶ幅も格段に広がるのではないかな、と思います。