おうちで簡単!定番・有名店のギフト♪

インターネットで注文できる、ギフトや贈り物の紹介サイトです!

熨斗を依頼するときに注意したい、「内祝」の水引のこと!蝶結び?結び切り?違いは??

f:id:hinatabokkonouta:20180309231744j:plain

お返し?内祝い?蝶結び?結び切り?

インターネットでギフトを簡単に頼めるようになり、コロナ禍でデパートなどへ行けなくても大切な方への贈り物ができる昨今。

 

贈り物といえば、日本独特の風習・礼儀として「熨斗」があります。

 

今やネットショップの商品でも様々な熨斗に対応してくれるところが多くなりました。

 

「熨斗」とひと口に言っても様々な種類があり、さっくり大きく分けると「慶事用」・「弔事用」があります。

 

今回は「慶事用」でとても大事な熨斗【内祝】のお話です。

 

【内祝】は、いただいた御祝に対して贈る御礼です。

 

結婚内祝、出産内祝、進学内祝、節句内祝、新築内祝、快気内祝など様々なものがあります。

「●●内祝」と表しにくいものなどはただの「内祝」と記してもOK。

 

「御礼」としてお返しをする場合もありますが、「●●祝」をいただいたときは

たいてい「●●内祝」としてお返しするのが慣習です。

 

その内祝の熨斗もさらに種類があり、それぞれ異なる意味合いがあります。

 

内祝の水引には「結び切り」と「蝶結び」があり、それぞれ何度贈ってもよいとされるもの、一度切りなのが良いもので用途が変わります。

 

「出産内祝」は、「出産」(子供の誕生)が何度あってもめでたいことなので水引は「蝶結び」。

 

「快気内祝」は、贈るときには病気やケガなどをしてしまっているため繰り返したくないことなので水引は「結び切り」。

 

また「結婚内祝」は一人の伴侶と末永く続くように、また両方から引っ張ると結び目が固く結ばれることから水引は「結び切り」。

さらに通常は5本で結ぶ水引ですが、「慶びが倍に」という願いを込めて「10本」のものを使います。

f:id:hinatabokkonouta:20210517213822j:plain

ほかの内祝についても、何度あっても喜ばしいことかそうではないかで水引の形を決めると良いでしょう。

 

そんな内祝ですが、インターネットで内祝を購入して熨斗をつけてもらう場合、ギフト対応の選択肢として「蝶結び」と「結び切り」とが選べるところは安心なのですが、

「内祝」とだけしか表記のないショップもあります。

 

コストや手間の関係上、限られた種類での対応しかできず、熨斗は基本的に「蝶結び」のもののみ、などというところもあります。

(1種類の水引の熨斗で、のし上を変えて印刷するなど)

 

もし「結び切り」の内祝を注文するときに水引の内容まで表記されていなかったら・・

 

これは、面倒でもショップに確認していただきたいところです!

 

指定をすれば「結び切り」の熨斗も対応できる、というショップもあるので

例えば何も指定せずに夫の上司に蝶結びで「結婚内祝」を贈ってしまった!

などのトラブルを防ぐことができます。

 

熨斗は気持ちを表すものなので包装紙のみの贈り物ではなく熨斗有りの贈り物、というだけで特別なものなのですが、やはりお仕事関係や上下関係のある贈り先への贈り物の場合は、面倒な慣習でも礼儀はわきまえていたいところです。

 

大人としての常識があるかそうではないか、という認識だけでその後の印象が変わってしまうこともあります。

 

「蝶結び」「結び切り」、どちらもその理由を理解してきちんと使い分けられる大人の対応ができると、人間関係でのトラブルの種を少し減らすことができますね!

f:id:hinatabokkonouta:20210516205237j:plain

 

gift-okurimono.hatenablog.com