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昨日は画期的なニュースがリリースされた。

 

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FCAジャパンとGroupe PSA Japanの合同の新春記者会見で、欧州の

キャンピングカーベース車両としての地位をほぼ独占しているフィアット

デュカトの正規輸入が発表されたのだ。

 

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実を言うと、オレはこの車がベースのキャンピングカーが欲しくて悶々として

いたのだ。ホラ、最新のカタログだって持っているし、

 

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近くの販売店にも何度か通って話も聞いている。

 

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アドリアツインの540か600なら価格的にも手が届きそうだし、ヨーロッパ

テイストの明るい色調で、センス良く纏められたインテリアはとても魅力的だ。

 

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気になる車体のサイズは600の場合、全長5998全幅2050全高2580とギリ

6メータ以内に収まっているので、フェリーの乗船も問題無い。540は全長

5413全幅2050全高2580と、全長は今乗っているアルコーバより33ミリ長く、

全幅は130ミリ広い。ちなみにアルコーバの寸法は全長5380全幅1920

全高2285だ。駐車にはそれなりに気を使うだろうが、それはキャブコンも

同じだろう。

 

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アドリア以外にもフジカーズの扱うローラーチームやTOWAのサンライトクリフ、

ハイマーのフリーもこのデュカトがベースだ。

 

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 これはあくまで個人的な意見だが、エンジンとタイヤの上にシートがあり、

クラッシャブルゾーンも無い時代遅れの商用車をベースに、シャーシ性能

いっぱいいっぱいの架装を施した国産キャンピングカーに乗るなら、オレと

してはこのデュカトをベースに国内のビルダーさんに全く新しいキャンピング

カーを作って欲しい。

 

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上に書いたモデルはヨーロッパからの並行輸入車なので、日本ではメーカー

によるサービスを受けられなかった。また基本的には本国の仕様なので、

ガスがプロパンで有ったり、ごく少ないGB仕様以外は右ハンドルの車でも

スライドドアが右側だったりする。

 

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更に外部電源に接続して使う事を前提としている為、サブバッテリーが貧弱で、

仮に購入してもリチウム化や家庭用エアコン、ソーラーパネルの装備などに、

かなりの費用が掛かる。また、ネット上で散見される謎の故障や警告灯の点灯、

交換部品のあり得ない納期等等の外車アルアルで、どんなに魅力的でも、オレ

としては購入を躊躇ってしまっていたのだ。ちなみに4WDの設定も無い。

 

 

もしその辺りの不安が車両の正規輸入と、国内ビルダーさんの架装で払拭され、

安心して乗れるなら、オレはすぐに飛びつくだろう。きっと同じように考えるキャン

ピングカーのオーナーさんも多い筈だ。

 

デュカトが刺激になり、アソコの会社も、もう少しまともなキャンピングカーのベース

車を出してくれる事を切に望む。止まっている時に幾ら快適でも、運転席がまんま

商用車だと萎えちゃうよね。ましてやそれが、1千万もするオモチャなら尚更だ。

 

 

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