ロックスターの訃報にふれて

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最近ロックスターの訃報が続いている。

最初は1月10日のジェフ・ベックだ。この人はジミー・ペイジ、

エリック・クラプトンと共に世界三大ロックギタリスト呼ばれた人

なので、ご存知の方も多いだろう。

オレは中坊の頃エレキバカだった兄の影響でロックミュージックを

聴きだした。だから実際にはジミーペイジ、エリック・クラプトン

ジェフ・ベックが居たヤードバーズやクラプトンのクリームなどは

オレより少し上の世代の人の方がより、馴染みが深いかも知れない。だって「天国への階段」が収録されたツェッペリンのⅣ

が出たのだって11歳で、オレがまだ小学5年生の時だ。

それでも1975年に出したアルバムBLOW BY BLOWは衝撃的で、

中でもCause We've Ended as Loversはオレのココロにぐさりと刺さ

る演奏だった。

他にも2016年ハリウッドボウルで行われた自身の50周年記念コン

サートにZZTOPのビリー・ギボンズを招いて演奏するRough Boyの

ギタープレイの掛け合いには興奮した。ギボンズからパートを預か

ると、途端にジェフ・ベックの世界になるのが素晴らしい。

もう一人は1月18日に亡くなったCSN＆Yのデビッド・クロスビーだ。

この人はCSN＆YのYであるニール・ヤングを抜いたCS＆Nでも活躍

した人で、40年ちょっと前に渋谷に出来たタワーレコードで初めて買

った輸入盤がCSN＆YのDeja Vuだった。収録曲の中には小学生の

頃上映された「小さな恋のメロディ」で使われたTeach Your Children

なども入っているので聴けば、ああ知ってるって人も居るだろう。

美しいハーモニーがレコードでしか聴けないと思うと、とても残念だ。