その238 よしなしごと 生成AIとか | ココハドコ? アタシハダレ?

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自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

 ぷらぷらと散歩をしていたら、桜が満開になっている公園を通りがかった。公園の周囲を囲むように植えられた桜がどれも満開なのだが、どんな種類なのか、名札がついてない。桜は交雑種が多い。いずれ早咲きの寒緋桜かなにかの交雑種なのだろう。河津桜にしては小ぶりな気がして、どうもよくわからなかった。

 

 

 

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大学の通信教育を受けていると、試験はレポート提出が多い。提示される課題の最後に「ChatGPTは使わぬこと。使って書かれたレポートはすぐわかります。」という注意書きがあるのをよく見る。時代を感じるが、そういうズルをする奴も確かにいるに違いない。私も結構便利遣いしている。

 

というわけで、、、

 「カワヅザクラについて教えてください」という質問を3つの生成AIに投げてみた。

 

1)MicrosoftのCopilotの答え
カワヅザクラ(河津桜)は、バラ科サクラ属のサクラで、日本原産の栽培品種です。以下はカワヅザクラの特徴です:
 花: カワヅザクラは一重咲きで、4cmから5cmの大輪の花を咲かせます。花弁の色は紫紅で、美しいです。
 早咲き: カワヅザクラは早咲きのサクラで、通常は2月から3月上旬に開花します。静岡県の河津町では花期が1ヶ月と長いことが特徴です。
 由来: 1955年に静岡県河津町で発見され、その後学術調査で雑種起源の栽培品種であることが判明し、「カワヅザクラ」と命名されました。原木は今も河津町に存在しています。
カワヅザクラは、早春の美しい花を楽しむことができる桜の一種であり、河津桜まつりなどで観光客に愛されています.
※Copilotは答のネタ元にリンクが張ってあるのでガセも見つけやすいが、WiKiなんかにリンク張られることも多くがっかりする。

2)ChatGPTの答え
「カワヅサクラ」とは、日本の桜の品種の一つです。正式な学名は"Prunus × kanzakura 'Kawazu-zakura'"で、日本の神奈川県川崎市に由来することからこの名前がついています。
 

以下に、カワヅサクラに関するいくつかの特徴を挙げます:
早咲きの桜:

 カワヅサクラは、桜の中でも非常に早く咲く品種です。通常、他の桜がまだつぼみの時期に、カワヅサクラは既に花を咲かせています。例えば、東京のお台場では2月下旬から3月上旬にかけて満開を迎えることがあります。
花の特徴:
 カワヅサクラの花は、八重咲きの品種であり、一つの花が複数の花弁を持っています。そのため、華やかでふくよかな花姿が特徴的です。また、濃いピンク色から赤みがかった色合いを持つ花を咲かせます。
神奈川県のシンボル:
 カワヅサクラは、神奈川県のシンボルとして親しまれています。特に川崎市の観光名所である「川崎大師」では、カワヅサクラの花見が行われ、多くの人々がその美しい花を楽しんでいます。
桜まつり:
 カワヅサクラの咲く時期には、神奈川県を中心にさまざまな桜まつりが開催されます。観光客や地元の人々が、桜の美しさを楽しむために集まります。特にカワヅサクラは、早咲きであるため、まだ寒い時期に春の訪れを感じることができる桜として人気があります。
 カワヅサクラは、桜の中でも独特な魅力を持つ品種であり、日本の春の風物詩として多くの人々に愛されています。

※川崎市由来とは、どこから拾ってきたネタなのか、もう笑うしかないですね。ちなみにカワヅザクラは一重です。神奈川県のシンボルは木はイチョウ、花はヤマユリです。お台場や川崎大師にカワヅサクラがあるのかどうか、私は調べてないのでわかりませんが、聞いたことはありません。ちなみに、答えが「カワヅクラ」となってるのは私が名前を打ち間違えたためなのですが、「カワヅクラ」で質問したら、千葉県船橋市由来の桜になってました。2度3度、質問を繰り返すと「情報が少なくてすみません」と言い訳したりします。

3)GoogleのGeminiの答え
 カワヅザクラは、静岡県賀茂郡河津町原産の一重咲きの早咲きの桜です。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種と推定されています。
 カワヅザクラの花色は、濃い紅色で、花弁は5枚です。花径は約4~5cmです。2月下旬から3月上旬にかけて開花します。
 カワヅザクラは、河津町を中心に伊豆半島各地で栽培されています。河津町では、毎年2月中旬から3月上旬にかけて「河津桜まつり」が開催されています。
 カワヅザクラは、早咲きで花色が濃いことから、人気のある桜です。近年は、日本各地で栽培されるようになっています。
 カワヅザクラの特徴は以下のとおりです。
  開花時期:2月下旬から3月上旬
  花色:濃い紅色
  花形:一重咲き
  花弁数:5枚
  花径:約4~5cm
  原産地:静岡県賀茂郡河津町
  主な栽培地:伊豆半島
  用途:花見、園芸

 

※Geminiが一番詳しい答えを返してきた。正誤の確認ができないのが困る。Copilotみたいにネタ元がわかれば、、、

 

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本来の使い方でプロンプトを厳密に指定すればもう少しまともな答えも出てきそうだが、生成AIでは先行していたと思われたChatGPTがひどい誤解答。これをレポートに書いたら、そりゃすぐバレるわな(笑

 

ネタ元がWiKiとしても、そのことをチェックできるCopilotがある意味一番安心できそう。Geminiは最近までBardという名前だったと思う。Googleアプリ一覧の一番最後の方に沈んでいて、目立たないが2、3回使ってみた限りでは、案外堅実そうなイメージを持ったが、それも質問の内容次第か。

 ただ、どんな答えもネット上から拾ってきてることに変わりなく、文章は生成するが、何も新しい「内容」を「生成」してるわけではない。所詮、そういうことなのだ。使われ方次第でどのAIも得意不得意が出てきそうだが、雑学程度の知識欲旺盛な方にはいいヒマつぶしが出来そうです。





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