わたしは、子どもの頃から絵を描くことが大好きで、両親の介護を終えた現在(いま)でも、毎日のように筆をとっております。おもに人物をモチーフにしたものが多く、風景や動物なども、たまに描きます。その中には、わたし自身の体験や絵を描いているときの感情や感動などが、込められているものもあります。


しかし、長年にわたって、どうしても自分の絵に自信が持てず、人々に絵をお見せすることに躊躇していました。ただ作品を描きためるだけの日々...。そんな消極的なわたしの創作活動を見かねたある友人から、個展を開催することを勧められたのです。最初はとても不安でしたが、友人の励ましや、知人のサポートを受け、昨年、初の個展を開催することができました。


個展を開くにあたって、自分の作品をもっと多くの人々に観てもらいたいという想いに加え、自分の絵の世界観や表現方法について、改めて考えさせられることになりました。そして、作品に込めた想いやメッセージを、どのようにまっすぐに伝えることができるのかと、深く考えたものです。


昨年の春、人生初の個展が開催された日、知人や友人などがお忙しい中、わざわざわたしの絵を観に来てくださいました。わたしは自分の作品を、それまでお世話になった人々に観ていただけたことや、数々の賞賛のお言葉に、感謝の気持ちでいっぱいになり、涙を禁じえませんでした。


おかげさまで、個展を通じて自分の作品に、少しは自信が持てるようになりました。そして今後も自分の作品を描き続け、もっと多くの人々に見てもらえるよう努力して行こう、と決意したものです。実は今年も、二週間後に第二回目の個展を控えています。


より多くの人々に見ていただきたいと思い、先月新聞広告を出すべく新聞社に連絡したところ、新聞社の社長自ら、わたしの紹介記事を書いてくださるという、思いがけない約束をしていただけました。それならば、是が非でも個展を成功させねば!という気概に打ち震え、それ以来、絵を描くことが、わたしにとっての生きがいになったのでございます。




※画像は、昨年の個展のフライヤーに採用した自作のオリジナルイラストです。なお、個展までまだ、作品数が揃っていないので、これから先、当分の間、ブログを書くことができません。フォローしてくださった方々、大変申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。