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ナガナワ フミコです
ブログにお寄り下さり、ありがとうございます
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本日は、以前より深めている被害者支援の
専門的な学びに関するオンラインワークショップでした。
全国各地から集まった方々とグループワークをし、皆さんから元気をもらうことができました。
20年前に学生の性被害相談から心理の道に進むことになったことは、
ブログの中でも度々お伝えしています。
その時に無我夢中で繋がったことが、理論は後付けでしたけれども、
20年経ってもう一度振り返ると、支援の問題点と課題がとても良く見えてきます。
周りの大人達から二次被害、三次被害を受け、ようやく繋がったのは8ヶ月後…という深刻なケースでもありました。
その時に感じた何とかしなければという思いが 心理の道に進むきっかけとなり、デートDVや、女性のためのアサーティブサークル、アンガーマネジメントもそうですけれども 全国初、道内初という形に繋がり今に至ります。ただ何事も初めて…というのは、それなりに風穴を開ける苦労もあります。TVや新聞など各種メディアで取り上げていただきましたが、デートDVはデートと付くから「怪しい」と言われたり、アサーションはアサシャンと言われたり、アンガーマネジメントに至ってはアンガールズと言われたことも…今では笑い話ですが、20年経ってみて言葉だけでも認知度が上がったことは喜ばしいことでもあります。
20年経って変わらないのは社会の現状。
変わったことは、ネットワークができたこと。
そしてプラスに追い風になったことはコロナ禍になりオンライン化が進んだこと。
専門性を高める学びが自宅に居ながらでき、日本全国のみならず海外とも繋がりワークショップに参加できる時代になりました。
団体にも所属していますが正直、温度差を感じることもあります。
一人一人の思いは団体になった途端にダメになることがあるということを、
15年程前に30ほど歳が上の方から聞いていて、
『だからあなたは独りでも頑張ってね』
とエールを送られたことを思い出すことがあります。
時折心が折れそうになることもありますが、
きっとその方も同じ思い(いや、法律も制度もない中でもっと苦労されてきた)
ということを身をもって感じることもあります。
一人一人の思いは集まると大きなうねりとなるはずが、
集まることで様々な制約が生まれたり、
一人一人の灯が小さくなるのはやっぱりおかしいことだと思いますし、
本末転倒だと思うのです。
時に孤独な活動ではありますが、
専門的な学びは知識のアップデートにもなりますし、
私にとっては貴重でかけがえのない時間…
全国や各国で活動をしている人達からも元気をもらい、
(時には悩みを共に感じて労り合い)
また頑張ろうと思える時間となりました。
ありがとうございました!