鎮め物が埋められました&土間コンクリートの素朴な疑問

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けーいちです。 本日工事監督さんから報告をいただき、無事基礎工事が完了した旨の報告をもらいました。今回はその過程で埋められた鎮め物についてと、送ってもらった写真を見た時に疑問を抱いた点について紹介します。

 

こんな人にオススメ
  • 地鎮祭を行うか検討中の方
  • ヘーベルハウスでマイホームを建てる予定の方
  • 基礎と土間コンクリートの違いについて気になる方

 

 

鎮め物が埋められました

地鎮祭の際に、祈祷していただいた鎮め物について、ヘーベルハウスさんに預けていたのですが、本日基礎工事が完全に完了するということで、建物の真ん中辺りに埋めていただきました。

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この鎮め物は、言わばお守りのようなもので、地鎮祭で新築工事の安全などをお祈りし、そのお守りを建物の中央付近の土の中に埋めます。

基本的に鎮め物は、地鎮祭の時に神主さんに祈祷してもらっていただくものなので、地鎮祭を行っていない方などは、そもそも鎮め物を埋めることもないかもしれません。(地鎮祭を行わなくても、鎮め物だけ用意して埋めるという方もいるようですが)

 

ヘーベルハウス以外で家を建てた方だと、多くの方がこの鎮め物を土に埋めるのは、基礎工事の直前なのではないかと思います。

なぜかというと、現在多くのハウスメーカーで採用されている基礎は、ベタ基礎と言って、建物全体の地盤面がコンクリートで埋められた形になる基礎を採用しています。

なので、基礎工事が終わったあとだと土に埋められないですよね。

ヘーベルハウスは、ベタ基礎の強みである湿気対策やシロアリ対策のような点について、床板からヘーベル板を使用することにより、湿気対策が自然と行われ、木材が一切使われないため、シロアリの心配もないというところで、ベタ基礎のデメリットであるコスト増や基礎の重量を考慮し、連続布基礎という基礎を採用することで、布基礎のメリットを享受しつつ、ベタ基礎の強みも活かせるという、ある種最強な基礎になっています。

そのため、建物の中央付近に基礎がきていない限り、基礎の完成時で一番きれいに埋められるタイミングに、鎮め物を埋められます。

 

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上記のように、先日私が現地を見てきたときは、雑排水等の管がボコボコ頭を出していましたが、両サイドや手前のところも土が埋め戻され、きれいになっています。

 

玄関の土間コンクリートも打設された

今日は上記の通り既に基礎工事は完了し、明日から躯体工事に入るために、足場を組み上げる作業が行われるそうですが、その前に玄関周りの土間コンクリートが打設されたようです。

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職人さんが立っている辺りの一段下がった四角の部分が玄関のアプローチ部分で、写真の手前のL字の部分が玄関とシューズクロークになる部分と思われます。

きれいにセメントが敷き詰められましたね。

 

と、ここで私はふと疑問に思いました。

この工程なぜ基礎工事の際にわざわざ型で区切って、二度手間のような形で後からコンクリート打設をしているのでしょう?

早速工事監督さんに聞いてみたところ、下記の回答が得られました。

 

基礎本体は構造体として、コンクリート強度の高い品質指定した生コンを打ち込んでおります。

玄関の土間自体は構造体ではないので、強度自体本体基礎よりも低くて問題ない為、一緒には施工しておりません。

(本体の基礎の方が費用も高いので、余計なご負担にならない様にもしております。)

また、本体と玄関土間は基礎自体分けることで、余計な負荷を基礎へ与えない配慮もあります。

 

なるほど!コンクリートの強度が違うからなんですね。

ただ余計な負荷を基礎へ与えない配慮という点はそうなんだろうとして、普段から開発リソースなどの管理を行っている私(クラウドエンジニアというかSE的な仕事してます)からすると、人の手間より材料費のほうが高くなるというのは、若干信じがたいのですが、何百トンを支える基礎に使われるコンクリートであれば、確かに職人さんの日当より全然高くなってしまうのかもしれないですね。

 

ともあれ、着工して3週間ほどが経ち、ようやく基礎が完成しました。

今週金曜日にはクレーンが入り、いよいよヘーベル板が飛ぶそうです。これだけは直接見に行きたかったのですが、平日ということもある上、実はこの日息子の運動会の日で、いずれにしても家の見学に行ってくる時間は取れなさそうでした。非常に残念。

 

ということで、都合が付けば土曜日にどこまで進んだかを見学に行きたいと思います。