連載の途中なのですが
過去に投稿した記事を
紹介してほしいとリクエストを
いただきましたので
コロナ後遺症に効くという
EAT療法(Bスポット療法)の記事を
ご紹介します
数ヶ月前になりますが
ヒラハタクリニックの院長先生の
Web講演会を視聴しました
演題は
【COVID-19後遺症の諸症状に対する
漢方の治療】
です
コロナそのものよりも
後遺症のつらさで
自死する人が
増えているのだそうです
検査で何も出てこないために
気の持ちようだとか精神的なものだと
鼻であしらわれたりするのだそうです
抗うつ薬などを処方されるだけで
服用してもいっこうに
良くならないことに
絶望して自死してしまう人が
後を絶たないのだとか
コロナ感染初期に
呼吸器症状が強かった人よりも
あまり症状が強くなかった人のほうが
後遺症に苦しむ確率が高いのだそうです
軽微な後遺症であれば
なんと2人に1人は感じているそうで
1割の人は長期に渡って続くとのこと
具体的な症状は
- ブレインフォグ
- 嗅覚低下
- 味覚低下
- 集中力低下
- 倦怠感
- 入浴すると一日寝込む
- 1時間の散歩の翌日から3日間ほぼ寝たきりになってしまった
- ドライヤーを持っていられない
- カボチャを包丁で切ろうと力を入れただけで1日寝込んでしまった
- 体のあちこちが痛むのに検査で異常がでない
- CTで異常がないのに家の階段を上がるだけで息が切れる
- 3m小走りをしただけで1週間足が痛む
など
筋痛性脊髄炎や慢性疲労症候群といった
労作後の極端かつ遷延する体調悪化を特徴とし、睡眠障害、高次脳機能障害、自律神経障害などを認める難治性疾患を思わせるような症状が続くのだそうです
感染症が原因でまさか脊髄炎のような症状が現れるなんて思いもしませんよね
西洋医学では検査で結果が出ないものに対しては相手にしてもらえないのですが、
漢方薬であれば原因不明の不定愁訴に対応することができるので、
漢方で症状が改善されている人も多くいらっしゃいますよ、という内容でした。
処方される漢方としては以下のものでした。
- 加味帰脾湯
- 人参養栄湯
- 十全大補湯
- 五苓散
- 帰脾湯
- 補中益気湯
- 柴胡桂枝乾姜湯
- 竹茹湯胆湯
もしこのブログをお読みの方やそのお知り合いの人で、コロナ後遺症にお困りの方は是非一度漢方医にご相談してみられてはいかがでしょうか
また、これは別の方面からの情報ですが
耳鼻科クリニックでEAT・Bスポット療法(上咽頭炎の治療)をしてもらうとコロナ後遺症が良くなるようだという話もあるようです。
Bスポット療法は、東京医科歯科大学の堀口申作名誉教授が考案された治療法です。
Biinku(鼻咽腔)の頭文字をとって
Bスポット療法と呼ばれています
塩化亜鉛の薬を染み込ませた綿棒を
上咽頭にしっかり塗布していきます
亜鉛の殺菌作用によって
炎症を抑える効果が期待できるというもの
このBスポット療法は実施しているクリニックとそうでないクリニックとあるのでよくお調べになり受診されることをお勧めします。(保険診療で実施してもらえるものなので安心です)
自律神経失調症やその他不定愁訴が改善されるという報告もあるようです。
私も娘もコロナ以前の話ですが、
近所の耳鼻科でBスポット療法を受けたことがあり、その後すこぶる快調です
お悩みの方は自死を考える前に
是非ご検討を