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【メンテナンス】チューブレスタイヤのパンク修復をパッチで行みた。

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エア漏れ確認

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目次

はじめに

この記事の要点
  • チューブレスタイヤの傷ついた(穴が開いた)ところを修復した話
  • 自宅での処置のため、シーラントを使わずにゴムのりとパッチで安価に対応した。
  • ライド中に修復をする際は、パンク修理材(シーラント)を使うことで、タイヤを外さずに修復できる可能性がある

2023年3月に参加をしたブルべ途中にスローパンクに遭遇してしまった(シーラントを封入していないチューブレス仕様タイヤ)。結果、空気圧はおよそ半分になったが、ゴールまではたどり着くことができた。

そのときは夜間走行中であり、街灯がほとんどない地点でパンクが判明したため、根本的な対応ができずにいた。

後日、タイヤの修復にとりかかることにした。

機材

ホイール・タイヤ
ShamalUltra2-WayFit(C17)+IRC FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS RBCC(25C)

パンク修理前のホイールとタイヤ

パンク箇所の特定

スローパンク状態であるため、空気入れで一定の気圧まではポンピングすることができる。その後石鹸水を霧吹きで吹きかけ、エア漏れ箇所を確認

中性洗剤を混ぜた水を吹きかける

パンクの正体は、約2~3㎜程のガラス片(下記写真の右側)であり、きれいに垂直に刺さっていた。

先の細いもので異物を取り除く
1円玉は比較対象

タイヤの取り外し

チューブレス専用のタイヤレバーでタイヤを外す作業となる。

機材の相性であろうが、私のケースではチューブレスタイヤをリムにはめるよりも、取り外す方がきつい。

REMOVALの面を使ってビートから外しにかかる

下記写真の赤でマークアップしたところが、ガラス片による貫通がおきてしまっている。

貫通部分を見失わないよう、マーキングを施す。

貫通場所をマーキング

パンク修復

使うアイテムは、ゴムのり・パッチ、チューブレスタイヤのビートを上げるためのCO2ボンベである。
(ほかに石鹼水・チューブレスタイヤ専用タイヤレバー)

ゴムのりは100円ショップで購入

ゴムのりであるが、以前は大容量のタイプを購入していた。しかし数回栓を開け閉めして使用していると、中が硬化してしまい、全部使い切ることがむずかしくなる。そのため、小容量のものを使い捨て感覚で用いている。

紙やすりでタイヤ裏面を均してパッチが接着しやすくする
ゴムのりを塗布 しっかり乾いてからパッチをあてる

ゴムのりが乾いてから、パッチをしっかり圧着させる。私はCO2ボンベの底部分をつかいパッチを圧着させた(ここでは広範囲に塗布してしまったこともあり、パッチをより大きなものに変えている)。

パッチのセロファンがきれいに剥がれたらタイヤ面の修復は完了だ。

はがれがないことを確認

リムに石鹸水を霧吹きで吹きかけ、タイヤをリムに嵌めていく。

リムに石鹸水を使う理由は、エアを装填した際に、タイヤのビートとホイールのリムをフィットさせるためである。

タイヤの装着方法(走行方向)を間違えないようにする

ビート上げ

エアコンプレッサーや、高圧装填可能な空気入れがあればいいのだが、高価であり私は持ち合わせていない。

そのため1本150円程度のCO2ボンベを使い、一気にタイヤのビートをあげることにする。

最初にホイール側のバルブを開けることを忘れずに

使い方が間違っていなければ、CO2ボンベ側のバルブを開放することで、一気にタイヤ内に空気が装填される。チューブレスタイヤのビートがリムにフィットする際に、「パキパキ」といったような音が確認できればビートが上がったことになる。

念のため、リム周辺に石鹸水を噴霧しエア漏れがないか確認をする。同時に修復した穴が開いたタイヤ部分にエア漏れがないか確認をすれば、処置は完了だ。

石鹸水が泡だたなければ大丈夫だ

最後に念のため、タイヤと馴染みの良いボンドで表面の傷を埋める。

様々な場所で使えるボンドである

まとめ

今回のタイヤ修復は、自宅でおこなったため、安価なパッチとのり、CO2ボンベ1本で対応できた。

これがライド中、特に時間制限があるブルべ中などでは、チューブレスタイヤの取り外しは時間がかかることが懸念される。石鹼水を持参するケースもそうないだろう。

事前に、チューブレスレディタイヤのように、シーラントをホイール内に封入すれば、スローパンクのような小さい傷は走行中に埋めることも期待できる。しかし一定期間内でのシーラントの除去・リムの清掃などメンテナンス頻度が上がってしまう。

そのため私はシーラントを用いず、有事の際は後から装填可能なパンク修理材をブルべ時は携行している。これはあくまでもお守がわりである。おおきな傷がタイヤ面に確認できたら、タイヤ裏面をタイヤブーストのようなパッチ材(あるいはガムテープの切れ端)と、ブチルチューブをもちいて対応をするようにしている。

使用後に空気を再装填する必要がある

耐パンク性能が高いタイヤをもちいることでも、パンクに対する準備を整えることになる。いままで使用したタイヤではコンチネンタルGP5000はほとんどパンクを経験したことがないタイヤであるので、おすすめだ。

人によって機材・対応方法は異なるだろう。トラブルに対応できるスキルが上がってくれば憂いなしである。今回の投稿はあくまでも私の対応例であるが、参考になる部分があったら幸いである。

この記事を書いた人
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FUJI

体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半

  • 出生:1970年代生まれ 埼玉県
  • 体格:身長184cm 体重72kg
    (2023年3月現在)
  • ロードバイク歴:10年
    (年間走行距離10,000㎞程度)
  • ライドスタイル
    ブルベ歴:
    【SR達成】2017~19・2021~22年
        :
    2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
    バイクパッキング:
    東北縦断・四国一周など
    ファンライド・Zwift
  • メインバイク:TREK Émonda SL5
  • セカンドバイク:GIANT DEFY2
  • メンテナンス:主にセルフ
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