4月10日にMMC中小企業診断士二次試験第一回模擬試験を受けてきました。
だいぶ期間が空いてしまいましたが、解きっぱなしにせず、一次試験合格後に振り返れるよう反省点等を記録として残しておきます。
 
この模試での最大の目的は、解き方を変えたことで初見問題に対応できるかどうか確認するという事でした。
今まで設問ごとに色分けして、それに紐づく与件文に下線や○印でチェックしてましたが、ペンを持ち帰る手間や、紐付けに時間を取られるというデメリットを感じていた。
そのため、基本はシャープペン、超重要点のみ赤色を使用という解き方に変え、結果的には2色で対応できました。
 
懸念していた与件文の重要箇所を見落とし、またはチェックしたけど解答に使わなかった、という事はなかったので、基本的には2色だけの解き方で何とかなりそうです。
 
ただ、今回のMMCの問題はたぶん本試験よりも読みやすい印象を受けたので、解答に書き漏らさないようにすることに対しての対策は一次試験後に精度を上げていく必要があります。
(下線、○印、赤色を付けるルールをどうするか、等)
 
また、MMCはZoomで回答に対して指摘してくれるという事が受験理由でしたが、今まで感じていなかった視点で指摘して頂き、価格は若干他の模試より高いですが、満足できる内容でした。
 
 
指摘内容や受験直後に感じた事等、各事例ごとの反省点は下記の通りです。
 
<事例Ⅰ>
■受験後

・どの設問にどの解答要素を入れるかという問題の切り分けに悩んだ

・解答を書きながら内容を考えていたので、解答メモの精度が低い
・再現答案が書きづらいメモになってる
 (再現答案を書けるようなルーチンや心の余裕が必要)
・与件文読解後に引いた視点で全体を捉えることを忘れてた
・与件文はたぶん相当読みやすい部類に入る
 (本試験はもっと難解なはず)
 
■Zoomでの指摘箇所
・成長要因に対して「やったこと」は書いたが、「強み」に関する解答がなかった
・人事の設問と組織の設問が分かれているのに、一般論で解答していて、明確が切り分けができていなかった
(権限委譲は人事ではなく組織の設問、研修は人事の設問、等)
・全体的に与件文の文言を使っていない
(これについては、本試験で与件文を抜き出す意識が強すぎた事の反省に対する反動だと思うので、与件文の抜き出し度合いみたいな事は今後の課題
 
 
<事例Ⅱ>
■受験後
・強みや施策が多く、優先順位がつけられなかった
・4問目をどう答えていいかわからず、一般論で逃げた
・絶対使いそうな要素があったが、どこでどう使っていいかわからなかった
 
■Zoomでの指摘箇所
・一般論で逃げた設問は題意には合っているとのことで意外に点数が入っていたが、知識に頼りすぎているとの指摘あり
・事例Ⅰに引き続き、与件文の表現が少ない
・強みに対しては「〜力」、弱みに対しては「〜不足」というように露骨な表現で答えた方が伝わりやすい
 
 
<事例Ⅲ>
■受験後
・効果を入れすぎて、その内容が同じような内容になってた
・1箇所設問文の制約条件を無視してた
 
■Zoomでの指摘箇所
現場で生じている問題点に対して、その先の問題点を指摘してしまっている
(稼働率が低い事が問題点なのに、稼働率が低い事による納期遅延が問題点になってた、等)
・つまり何が現場での問題点なのか、という視点で解答する
・対応策から書くと書きやすい
(これは少しテクニックが必要そう)
 
<事例Ⅳ>
・小数点以下の記載方法について制約条件を無視してた
 
 
以上、完全に自分自身へのメモですが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。