【ネタバレ注意】空が灰色だから 信じていた のその後についての考察をまとめてみた

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「空が灰色だから」の2巻第18話「信じていた」のあらすじや、その後などについての考察をまとめました。

 



【ネタバレ注意】あらすじ

①主人公の「若葉」は幼馴染で野球部のエースである「涼」のことを気にかけ、けがをしてしまい部活に行かない彼をもう一度マウンドに立たせるため尻を叩く。

②けがで野球をやめて人気がなくなるも、彼を応援し続ける少女「千絵」。

③しかし、彼女が涼を応援する理由は下衆な理由でした。

④そんな涼をなんとかできるのは私しかいないと若葉は涼を叱咤をする。

⑤その後涼は野球部に復活し、好成績を収める

⑥若葉は自分の叱咤が効いたのだと思い、「また野球をすると信じていた」涼に話しかけるも涼は自分が好成績を出した瞬間に「信じていた」と言う若葉にキレる。

⑦そして最後に若葉を後ろに涼と千絵がキスをしているシーンが描かれる。

なんとも後味が悪いというか驚きのオチですよね・・・
この後味の悪さが「空が灰色だから」の魅力でもあるのですが。

【考察】なぜ千絵と付き合った

この話の最後に千絵と涼がキスをしていました。
おそらく二人は付き合っているのでしょう。

ではなぜ、涼は千絵を選んだのでしょうか。
考察ですがこの話のタイトル「信じていた」がキーワードだと思います。

若葉のセリフ
千絵のセリフ

上のコマは若葉と千絵のそれぞれのセリフです。

若葉のセリフは「信じていた」(涼が野球に復活した後)で、千絵のセリフは「信じてる」(涼が野球に復活する前)のものです。

このセリフの違いこそが理由であると思います。

涼は多分相当鈍いので、若葉のツンデレな気持ちに気づかず「手のひら返しかよ」などとキレてしまったのでしょう。
対して、千絵は表では涼を素直に応援していました。

やはり、素直に言葉で伝えるべきなんでしょうね。
(まあ、千絵には裏がありますが…)

その後

「空が灰色だから」はほとんどの話が短編のオムニバス形式であり、「信じていた」の続きの話は描かれていません。
しかし、3巻の第41話「長い黒髪の乙女の長い話」の中に野球部のその後について描かれていると思われるシーンがあります。

このコマの中の長身の2年生エースの子とは涼のことでしょう。

甲子園には出ることができたようですが、残念ながら一回戦敗退
涼のけがが再発したのか、実力で負けたのかは分かりませんがあっさり一回戦負け。

漫画ですが、漫画のようにうまくはいかないのですね。

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