体磨き-ダイエット「サウナのススメ」
早すぎる梅雨入りにも関わらず晴れ間が覗き気持ちの良い日が続く初夏、今回はサウナについてオススメします。
サウナのここが素敵
私とサウナ
まずは私がサウナに興味をもったきっかけです。
子供のときから私がサウナについて抱いていたイメージは、
・おじさんが好んで入っている
・暑くて苦しい
・水風呂が異常に冷たい
・木の香りが良い
と良いイメージはなく、サウナに好んで入る自分の父親を不思議に思っておりました。
それは成人しても変わらず、汗かくなら運動すればよくない?と存在意義がわからないくらいまで思っていました。
そんな穿ったサウナイメージを変えてくれたのが、原田泰造さん主演のテレ東の深夜ドラマ「サ道」です。
このドラマでは「サウナの正しい楽しみ方」を学ぶことができます。
それによりサウナに入る目的は、『汗をいっぱいかきたい』ではなく、『ととのう』ために入ると学びました。(もちろん人による)
そして『ととのう』というのはなんだかすごく気持ちいいらしいぞ?!(ドラマで俳優さんたちがすっごくいい表情するんですよ)、と興味深々になったのがきっかけです。
サウナワード
サウナに行ってみてなんだろう?と思ったことをまとめます。
サウナ:蒸し風呂のことで本記事の主役。フィンランドが発祥とされる。
ロウリュ:熱したサウナストーンにアロマ水をかけて瞬間的に温度を上昇させるもの。機械で自動で行うものや、スタッフさんが直接かけてくれるものなど、サウナによって形態が異なる。
アウフグース:ロウリュによって発生した「熱波」を熱波師がタオルなどを使って撹拌させ、客一人一人に熱波を浴びせること。アウフグースと言わずロウリュとひとまとめになっていることが多い。サウナにもよると思うが、初めて体験すると信じられないくらい温度が上昇するので命の危険を感じる笑 私は息を止めて目を閉じないと死ぬと本気で思いました笑
ヴィヒタ:白樺の若い枝葉を束ねたもの。これが置いてあるサウナが近所にある人は非常に羨ましい。体をぽんぽん叩くことで血行促進や保湿効果、香りのリラックス効果など多くの効果が得られる。本場フィンランドでは必須とされ、「ヴィヒタ抜きのサウナは塩抜きの料理」という金言があるくらい。
12分計:サウナの壁に掛けてある12分の時計。一般的にサウナの入浴時間は8~12分とされているからこその時計。なのでサウナのためだけに開発され、耐熱性にも優れた実は凄い時計。意外に知らないと精神の時の部屋のようにこの部屋時間の進みがおかしいと思ってしまう(実体験)
汗流しカットマン・かけず小僧etc…:サウナ後に汗をかいた後、かけ湯やシャワーで体を流さず水風呂にそのまま入るマナー違反者。ダメ絶対。
サウナは前菜
サウナに入ると一言で言っても、サウナに入って汗をかくだけではその恩恵を最大限に得られません。
サウナの基本的な入浴法は
サウナ→水風呂→休憩→サウナ…
と、サウナ・水風呂・休憩を1セットとして、このセットを繰り返すのものです。
この過程を料理のコースに例えて、
「前菜」ーサウナ
「メインディッシュ」ー水風呂
「デザート」ー休憩
とも言われています。
サウナでは汗をしっかりかくためには我慢も必要です。そして熱でへろへろになったところで水風呂に入るのですが、キンキンに冷えているのでここでもまた我慢が必要です。慣れていないとここが一番しんどいし敬遠しがちです(;^_^A
ですがメインディッシュと言われるくらいですから「ととのう」ためには水風呂は必須です。
※このとき必ずサウナでかいた汗をかけ湯やシャワーでおとしましょう!
暑さの次に冷たいのを我慢して入り、体を慣らした後、しっかりと体をよく拭いてから休憩です。外気浴できればなおグッドです。
椅子に腰をかけ、目をつぶると、水風呂で体の表面は冷やされているのですが、体の芯がぽかぽかとしている普段では味わえないなんとも不思議な感覚に包まれているのがわかります。
この1セットを繰り返すことで不思議な感覚はさらに昂揚し、最終的には幸福感を伴う「ととのう」といわれる「ヘ ブ ン 状 態」に誘われるわけです。
サウナは暑いだけじゃない
サウナも水風呂も休憩場所も施設によって本当に様々な形態があり、施設の努力の結晶ともいえます。
乾式と湿式、スチームサウナ、塩サウナ、遠赤外線、ミストサウナ、さらに温度も低温・中温・高温と多種多様な形態があります。
水風呂も10度以下~30度まで多様な温度があり、水質によっても体の感じ方が全く違います。サ道では天然水を使った「飲める」水風呂を有するサウナさんも紹介していました。
いつかは行ってみたいサウナの聖地しきじさん…憧れです。
自分にあったお気に入りサウナを見つけることや、その時の気分にあったサウナに行くなどもサウナの楽しみ方といえますね。
サウナとコロナ
このご時世では己の気の向くままサウナを満喫するのは非常に難しいです。
日本ではサウナに限定したクラスターは報告されていないようですが、コロナウイルスは高温多湿の環境でも活動できると研究報告されているようです。
・公衆浴場自体が不特定多数の出入りがある
・場所がらマスクをしない
・サウナ環境維持のために換気が難しい
・施設によってはおしゃべりしている人がいる
最近では空気感染力の強い変異型が出回っているともニュースでやっており、カラオケや飲食ほどではないにせよ、コロナリスクは決して低くはないと思われます。
特に、サウナよりも脱衣所のロッカーやドライヤーなど不特定の人間が触ったものに触れた後に顔や飲食するのが危ない気がします。
マスク着用をお願いしてる施設がほとんどでしょうが、湯上り後など蒸れてマスクをしてない人が多いですしね。
本記事を見てサウナに少しでも興味をもっていただければ幸いです。
しかし身を守れるのは自分だけですから、注意しながら我慢のサウナライフを送りましょう♪