体を整えたいと思う男女が増えて、ジムに通う人も増えています。ゴールドジム・エニタイムフィットネス・チョコザップなど多数のジムがありますよね。しかし、初めてジムを利用する人は、ルールがわからず戸惑ってしまうことも多いでしょう。
特に初心者の場合、無意識にマナー違反をして注意された人もいるのではないでしょうか。他人に迷惑をかけないためには、マナーを把握しておくことが大切です。
今回は、ジムを利用する際のマナーを解説します。
ジムのマナーが重要な理由
そもそも、ジムは多くの人が訪れて、集中してトレーニングをする場所です。プライベートなジムであればいいですが、一般的なジムで自己中な態度をとってしまうと、他の利用者に不快な思いをさせてしまいかねません。
マシンの利用方法だけではなく、ジム全体において後から使う人がいることを意識する必要があります。また、トレーナーとの人間関係も良好なものにしておかなければ、自分自身が通いづらくなるでしょう。
ジム初心者が知っておきたいマナー14個
1. マシンは譲り合う
ジムのマシンはみんなのものです。自分が独り占めしてしまうと、他の利用者が使えなくなり不快な印象を与えます。順番待ちをしている人がいる場合は、適度なタイミングで交代するように心がけましょう。
2. 過度な露出は避ける
ジムに通う際に悩むのが、服装です。張り切って露出の高い服装をしていくと、不快に感じる人も少なくありません。異性からすれば、目のやり場に困ってしまうので、爽やかな服装を選ぶことが大切です。
3. 片付けをする
マシンや器具を使ったら、必ず片付けをしましょう。疲れたからといって放置しておくのはマナー違反です。
また、ダンベルなど重量のある器具は、重さ順に並べてあるので、使いやすいように元の場所に戻すようにしましょう。
4. 器具についた汗を拭く
トレーニングに集中すると汗をかきます。汗をかくのは生理現象ですが、器具やマットに滴り落ちた汗を拭かずに去るのはマナー違反です。次の利用者に不快な印象を与えるだけではなく、器具が劣化する可能性もあるので注意しましょう。
5. スマホの通話はしない
トレーニングに集中するために音楽を聴くのはかまいませんが、通話をするのは論外です。他の人の集中力を削ぐ行為に当たります。ジムを利用する際は、必ずマナーモードにしておきましょう。
6. 自撮りをしない
トレーニングをしている自分がインスタ映えするからといって、自撮りをするのはNGです。他の利用者が写り込む可能性もあり、ジムによっては撮影を禁止しているところも少なくありません。撮影OKだとしても、周囲に配慮する必要があります。
7. 挨拶をする
ジムでは、トレーナーや他の利用者がいるため、良好な人間関係が大切です。会話をしすぎる必要はありませんが、マナーとして最低限の挨拶はするように心がけましょう。トレーニング中の人には、無理に声をかけるのではなく、会釈程度で問題ありません。
8. 大声で話さない
ジムには、集中してトレーニングをしている人がたくさんいます。必要以上に大声を出すと、集中している人の意識を削いでしまうため要注意です。大きな音に驚いて事故になることも考えられるので、できるだけ静かに行動するようにしましょう。
9. 音楽の音漏れに注意する
集中力を高めるために、イヤホンをして音楽を聴く人も少なくありません。音楽を聴くこと自体はマナー違反ではありませんが、外に漏れるほど大音量で聴くと周囲の人に迷惑がかかります。
10. おしゃべりをしない
ジムに来ている利用者やトレーナーと適度にコミュニケーションを図るのは悪いことではありません。しかし、ストレッチスペースやマシンを使っている最中に、ベラベラとおしゃべりをすると場所を占拠してしまうことになります。
11. 他人をジロジロ見ない
初心者の場合、つい人のトレーニングが気になってじっと見てしまうことがあります。しかし、他人からジロジロ見られるのは不愉快なものです。トレーニング方法がわからないときは、トレーナーに質問しましょう。
12. シャワーを独占しない
ジムのマナーは、トレーニングだけではありません。シャワールームの独占にも気をつけましょう。できるだけ手早くシャワーを浴びて、次の人のためにスペースを空けることが大切です。
13. タオルと飲み物を忘れない
ジムでは、いくら短時間だとしても汗をかきます。タオルや飲み物を忘れると、汗が垂れたままになったり、熱中症になったりする可能性があるでしょう。万が一、倒れるようなことになれば、周囲に多大な迷惑をかけます。
14. トレーニング中の人にむやみに話しかけない
いくら、ジムに通っている人と仲良くなったとしても、トレーニング中に話しかけるのはマナー違反です。挨拶程度なら問題ありませんが、集中している人にむやみに声をかけるのは避けましょう。
ジムで使う靴の種類や使い方
ジムを利用する際に、迷うのが靴の種類です。基本的に、動きやすいスニーカーならトレーニングに支障はありません。
しかし、外で使っているスニーカーは要注意です。ジムによっては、土足でそのまま利用してもOKとしているところもあります。とはいえ、いくら問題ないとしても、土や泥がついた状態で入るのはマナー違反なので落としてから入るようにしましょう。
その他、ランニングシューズでジムを利用している人も多くみられます。また、折りたたみ式でコンパクトに持ち運べるタイプの靴もシューズもあるので、自分のジムスタイルに合わせて動きやすい靴を選ぶと良いでしょう。
マシンを使う方にはジム用のトレーニングシューズがおすすめです。効率的に負荷をかけることができます。
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ジムのスマホ持ち込み・スマホいじりは?
スマホは、現代人にとって欠かせないアイテムの一つです。ジムに行く際も、スマホがないと落ち着かないという人もいるでしょう。
ジムの方針によりますが、スマホをジムに持ち込むのは基本的には問題ありません。音楽を聴きながらトレーニングをした方が集中できる人もいるでしょう。マシンによっては、動画を見てもOKとしているものもあります。
ただし、通話をしたり自撮りをしたりと他人の迷惑になる行為はNGです。ジムのルールに合わせて、マナー違反にならないように注意しましょう。
ジムでマナーが悪い人の違反行為7個
1. 長時間居座る
長時間同じマシンに居座り、スマホを触ったり、休憩したりする人がいますが、近くに並んでいないだけでそのマシンを使いたい人がいることも多いです。
そのため、自分のトレーニングが終わったら、早めに離れましょう。
2. 使用後にマシンを拭かない
マシンの使用後は、汗がついて汚れています。それなのにマシンを拭かずにそのまま立ち去る人がいます。
次の人が気持ちよく使えるように、使用後はマシンを拭きましょう。特にコロナを気にする人もいるので注意してください。
3. 勝手に撮影する
SNSにトレーニング写真や動画をアップする人が増えていますが、ほかの人の姿や顔が写るところで撮影するのはNGです。
少し離れていたとしても知り合いなら分かる可能性もありますし、アップされるのが嫌な人はたくさんいます。他人が嫌がることはやめましょう。
4. 大きな音を立てる
マシンを置くときにガシャンガシャンと音を立てたり、「うらぁー!」とイキって声をあげて痛い人や勘違い野郎だと思われるような行為をする人がいます。
マシンをいい加減に扱うと、床やマシン自体にも傷がつきます。また、声を出すのは迷惑なのでせめて自宅だけにしましょう。
5. おしゃべりがうるさい
仲間とジムに来た場合や、偶然遭遇した場合におしゃべりが盛り上がってしまうことはあるでしょうが、周りにはトレーニングに集中したい人や静かに使いたい人もいます。
また話している中でマシンの近くや通路を占領してしまっていることもあるので、邪魔にならないように気をつけてください。
6. 上半身の服を脱ぐ
鍛えて身体が仕上がってきたり、夏で暑い場合には、上半身の服を脱ぎたくなってしまうこともあると思いますが、脱ぐのはNGです。
鏡の前でポージングするにしても家でやるようにして、脱ぐのはやめましょう。
7. うざいアドバイスをする
トレーニングを本格的にやっていない人だと、間違ったフォームで筋トレをしている人も多くいますが、そういった人を見つけてアドバイスするのはやめましょう。
いくら親切心でも、黙々とやっているプライベートな時間を邪魔されるのが嫌な人も多いのです。「話しかけてくるおじさんがうざい」「教えてくる人に会いたくない」と思われていることも多いでしょう。
まとめ
最近は、ジムの種類も増えてきて、自分のスタンスにあわせて利用できるようになりました。しかし、どのジムでもマナーは同じです。誰もが気持ちよく使えるように、他の利用者のことを考えてジムを利用するように心がけましょう。