【10月2日の対局】 白番
昨日ライオネル杯の2局目があり、白番で14目半勝ちを収めました。
やっぱりゆっくりした碁は嫌いで、自分から無理な仕掛けをして形を崩してしまいます。
それでも何とか初勝利を収められたのでほっとしました。
今日のお相手の方は77勝16敗で勝率83%。レーティング戦でも11敗しかしておらず、強敵だと思いました。
ひるまず戦っていきます。
右下はよくある形で、外に回れて白が良いと思いました。
右上ハサミには32のツケ。38のハネにオサエてきたらアタリを全部打ってしまおうと思いましたが、黒は39のグズミ。
これで十分利かしたと思い、40にオシました。
断点が気になるところでしたが、右上のハイが残っているので切られても上下で頑張れそうな気がしました。
黒はハサミツケから切断しましたが、51のアテコミが失着。シチョウは白が良いので52にノビきって戦いは白有利です。
53のシチョウアタリも大きいですが、60のキリでこの辺りの黒が動けなくなってしまいました。
今度は61のカカリ。気づいていませんでしたが、下辺のシチョウアタリだったんですね。
かまわず62のキリを選択。両ガカリされてしまいますが、生きればOKという判断です。
87で一子動き出されましたが、88にオサエて右辺が良い模様に。
左下も味良く生きて勝勢です。
ケシにきた117をどう攻めるかが最後の勝負です。
何とか分断していかなければいけません。
とはいえ黒も左辺を破られると地合いの差はつまらないので、左辺をカバーしながら連絡を図ってきます。
131(138)のアテに137とツグと黒に136とツナがれ連絡を許してしまいます。
とっさの判断で132の両アタリを選択。仮に種石をヌかれて連絡されても、下辺4子のトリが先手で、受けさせてから139辺りにノビれば地合いは良いだろうと思いました。
黒は133を選択したので、分断に成功しました。
この時点で地合いは大差。強敵に勝つことができました。
186手完 白番中押し勝ち
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