1位 仲地礼亜  投手 沖縄大
2位 村松開人  内野 明治大
3位 森山暁生  投手 阿南光
4位 山浅龍之介 捕手 聖光学院
5位 濱将乃介  内野 福井ネクサスエレファンツ
6位 田中幹也  内野 亜細亜大
7位 福永裕基  内野 日本新薬
育成
1位 松山晋也  投手 八戸学院大
2位 野中天翔  投手 ノースアジア大明桜
3位 樋口正修  内野 埼玉武蔵ヒートベアーズ

1位は公言したように仲地を選択。2位も村松で公言していたようなもので、ここも予定通りに指名しました。上位2つは理想的な形で埋められたのはかなり良かったのではないでしょうか。

3位と4位も前々から名前の挙がっていた森山と山浅を指名。2人とも昨日の予想よりは早く呼ばれた形となりましたが、中日の順番の前後で門別・大野・坂本や野田・清水といった同ポジションの選手が指名されていたことを考えると、ここしかなかったのかなと思います。

5位は福井ネクサスエレファンツの濱内野手。58試合で37盗塁し、リーグ年間MVPも獲得した独立リーグNo.1野手です。中日2軍との練習試合でも活躍しました。
昨年までは高知にいて、北米の独立リーグに派遣されたこともあったとのこと。色々行っているんですね。経歴は違いますが、学年は村松や田中と同じ。皆で切磋琢磨してもらいましょう。

6位は亜細亜大の田中。村松と並んで2位候補としても挙げられており、この順位で指名できたのは驚きでした。それだけに、潰瘍性大腸炎が影響しているのかな、と考えてしまいます。
非常に魅力的な守備と足を持った選手。2位村松の時点で縁がないと思っていたので嬉しいです。

7位は大卒4年目の社会人福永。複数回の指名漏れを経て、ついにプロ入りを果たしました。
今年の候補で1番長打に期待できるのは福永なのかなと思います。阿部みたいになってほしいところ。

続いて育成。まずは八戸学院大の松山です。松山をこの順位で指名できるのは、田中と同じくらいの驚きでした。実績の少なさから後ろに回ったんですかね。
即戦力になるかは分かりませんが、間違いなく良いボールを投げる投手です。

育成2位は高卒左腕の野中。知名度と実力が乖離している、というコメントを見かけました。高い奪三振率を誇る好サウスポーとのこと。
同じ育成2位から、今年上田が活躍しました。野中もそれに続けると良いですね。

最後に指名されたのは独立リーグ出身の内野手樋口。内野をどこでも守れて、彼もまた足を武器とする選手みたいです。
支配下に内野のライバルは4人いますが、結果次第では全員を追い抜くことが可能です。指名の瞬間に家族や関係者が喜んでいる映像を見ると、やはり応援したくなりますね。

さて、昨日の指名予想の振り返りです。

 1位 仲地礼亜  投手  沖縄大
 2位 村松開人  内野手 明治大
 3位 戸井零士  内野手 天理高
 4位 林優樹   投手  西濃運輸
 5位 森山暁生  投手  阿南光
 6位 山浅龍之介 捕手  聖光学院
 7位 平良竜哉  内野手 NTT西日本
育成1位 漢人友也 投手  中京大
  2位 榎谷礼央 投手  山梨学院
  3位 松向輝  投手  富山GRNサンダーバーズ

報道で名前の出ていた仲地・村松・森山・山浅は的中。まあ、森山と山浅は順位が違いますが。
戸井は阪神5位、林は楽天6位、平良は楽天5位でそれぞれ指名されました。育成の3人は全員指名漏れという結果に。

続いて、昨日挙げた指名ポイントです。

 ①即戦力投手
 ②二遊間
 ③左のリリーフ
 ④捕手
 ⑤強打者
 ⑥高卒投手

①には一応仲地と松山が当てはまるか。ただ、2人とも即戦力というよりは将来性があるタイプではないでしょうか。
②はたくさん。まさかこんなに指名するとは。一昨年は投手中心で、昨年は外野手中心。そして今年は内野手中心になりましたね。
③は残念ながら獲得できず。髙野・林・長谷部と中位〜下位で指名されていたので、ねじ込もうと思えばねじ込めた気はします。
④は山浅を指名。味谷と2年続けて高卒捕手の指名になるため、大学生・社会人になる可能性があると思っていましたが、そんなことはなかったです。
⑤は福永が当てはまるのかな…? 何とか確保してほしかったですが、2〜3位で内藤や澤井が次々と他球団に呼ばれていたため、仕方ないのかなとも思います。昨年ブライト・鵜飼・福元を獲得しておいて良かったですね。
⑥森山・野中と2人のサウスポーを指名。小笠原や上田が作った高卒左腕の流れに乗ってほしいです。

他球団を見ると、ヤクルト・オリックス・DeNAの上位勢が良いなと感じました。上位・中位帯の選手が豊富だったからですかね。
立教大山田や名城大野口、大商大伊原、近大工学部石伊、東洋大羽田野、東京ガス木村、茨城日産入江らが指名漏れに。順位縛りがあったのではないかと考えられますが、それでも山田の指名漏れは驚きました。いつ呼ばれるのかと思ったら、結局最後まで名前は呼ばれず。社会人野球に進むんですかね。

立浪政権になった影響か、長いこと続いていた支配下6人と5位地元高卒枠が撤廃されるドラフトとなりました。昨年は支配下6人育成0人だったのに対し、今年は支配下7人育成3人と合わせて10人も指名。数を穫れば良いというわけではないとはいえ、たくさんいるとファンとしては嬉しいです。
今シーズン途中から二遊間の選手は下位打線に入ることが多くありました。このドラフトで競争が激化することにより、来年は高いレベルで内野手争いが行われることを期待します。


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