2月の初めに友達の紹介で、Webtoon(ウェブ漫画)翻訳のアルバイトを初めました。
その時点では、中国の学校に戻る話がまだ進行中だったので、向こうの返答を待っている段階でした(3月初めまで待ってとのことだった)。
だから、その期間にできるバイトということで、在宅でできるWebtoon翻訳をしようと思いついたのです。
大学院も卒業して時間も余ってましたし、キョンアさんが毎日バイトしてるのにぶらぶらしているわけにもいきませんし。
友達が教えてくれた担当者の連絡先にメールすると、さっそく返事がきました。
とりあえず翻訳のテストをするということで、テスト用ファイルを送ってもらうことに。
すぐにメールでExcelファイルが送られてきました。
テスト内容は実際のアルバイト同様、韓国語のWebtoonを日本語に翻訳するというもの。
ExcelにWebtoonの一部が貼りつけられており、その横に日本語の翻訳文を打っていきます。
一行につき何文字までとか、記号の使い方などのルールにも気をつけなければなりません。
とはいえ、僕は前に翻訳コンテストでやったことのある作業だったので、それほど苦労はしませんでした。
その時のテストでは3つの作品の一部を翻訳しました。
1つは現代を舞台にしつつ武侠的な要素を取り入れた漫画、2つ目はゲームに入り込んだ主人公の冒険談、3つ目は皇帝とか公女が出てくるファンタジー恋愛漫画でした。
どうもWebtoon界ではこういった漫画が主流のようです。
テストを終えてざっと確認し、次の日にもう一度確認してから提出。
すぐに合格通知が来て、ほぼ同時に仕事を依頼されました。
ちょうどその時、僕とやり取りしていた担当者が担当している漫画が一つトラブっていたようで、その一次翻訳をやってくれる翻訳者を探していたようです。
その作品は最初の30話ぐらいまではもう一次翻訳が済んでいたのですが、翻訳の質があまりに低く、そのレビュー(手直し作業)の段階で問題となったとのことでした。
僕に来た依頼は、その一次翻訳されたものと原文を比べながら、かなり根本的に翻訳を修正してほしいというもの。
レビューというよりは再翻訳に近い内容でした。
報酬は1話分やって2万ウォン(約2千円)。
1か月続けたら3万ウォンに上げてくれるという話でした。
僕も暇だったので、1週間に10話ずつ作業させてもらいました。
こういう作業は初めてということもあり、楽しみながらサクサクと進行。
担当者も褒め上手(?)な人だったので、おだてられながら気持ちよくできました。
そんなことを数週間続けるうちに、僕の中に一つの考えが生まれました。
「あれ? こういう仕事を何件か並行すれば、けっこう稼げるんじゃね?」
そうこうするうちに、中国の学校からようやく連絡が来ました。
2月末のことでした。
(つづく)
※次は金曜日に更新します
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