SNS運用支援機能を強化したHakuhodo DY ONEの新たな取り組み

株式会社Hakuhodo DY ONE（本社：東京都港区、代表取締役会長：田中雄三、代表取締役社長：小坂洋人、以下「Hakuhodo DY ONE」）は、同社が提供するデジタルマーケティングおよびDXに特化したクラウドソーシングサービス「DIGIFULコネクト」と、LINE運用のトータル支援サービス「TeLAS」との連携を開始し、SNS運用に特化した支援機能を一層強化したことを発表しました。

機能強化の背景

昨今、フリーランスや副業といった多様な働き方が広まる中、専門性を十分に活かせる仕事を見つけることが難しいという課題や、プロジェクト開始後に業務内容が異なることや契約に関するトラブルが依然として存在しています。SNS運用は、顧客エンゲージメントを強化するための重要なマーケティング手法として多くの企業に注目されていますが、担当者がSNS運営の十分な知識を持っていない場合や、SNS特有のレピュテーションリスクに対処できないことから、効果的な連携ができず期待された成果を得られない例も見受けられます。

同社はこれまで、「DIGIFULコネクト」というデジタル人材をマッチングするクラウドソーシングサービスを展開してきました。今回新たに「TeLAS」との連携を実現し、SNS運用に特化した支援機能を一層強化することによって、SNSアカウント運営を希望する企業とプロフェッショナル人材とのマッチングを促進し、双方にとって有益な相乗効果を生み出す仕組みを構築することを目指しています。この取り組みを通じて、企業が直面するSNS運営に関する課題を解決し、結果を最大化することを目指します。

支援機能の強化内容

1. 株式会社トーチライトの「TeLAS」との連携による人材マッチングの強化

LINE公式アカウント運用を強化するため、株式会社トーチライトが提供するLINE運用総合支援サービス「TeLAS」との連携を開始しました。これにより、LINE公式アカウント運営に関するプロジェクトのマッチングをさらに円滑にし、企業とプロフェッショナル人材との協力を強化します。また、「TeLAS」の運用ノウハウとプロフェッショナル人材の多様なスキルを組み合わせることで、企業のニーズに応じたプロジェクト支援をより充実させます。これにより企業はLINE公式アカウントを活用したマーケティングやコミュニケーション施策を効果的に展開でき、プロフェッショナル人材との連携により、一層高い価値を提供できます。

2. SNS運営特化のプロフィール拡充による、マッチング精度の向上

SNS運営に特化したスキルや実績を持つ会員に向けて、専門の担当者がヒアリングを実施し、詳細なプロフィールを作成します。この拡充されたプロフィールをもとに適切なプロジェクトの紹介を行い、企業とプロフェッショナル人材のマッチング精度を向上させます。その結果、ミスマッチのリスクを低減し、フリーランス人材が最適なプロジェクトに参加できる環境を整えます。

3. SNS運用特有のトラブルに対するサポート体制の拡充

同社はSNS運営におけるレピュテーションリスクなど、特有の課題に対処するため、豊富な知見を活かしてプロフェッショナル人材と企業の間でトラブルの解決をサポートする体制を整備しました。この体制により、トラブルリスクを最小限に抑え、双方が安心して業務に集中できる環境を実現します。

今後の展開について

同社は「DIGIFULコネクト」を通じてSNS運営における支援体制の強化に加え、多様な専門領域のエキスパート向けにサービスの拡充を進めてまいります。これにより企業のデジタル領域における課題解決およびビジネス成長を支援するとともに、フリーランス人材の活躍機会の提供と多様な働き方の実現を目指します。

※1　DIGIFULコネクト：デジタルマーケティングやDXに精通したプロフェッショナル人材と、マーケティングや関連するコンサルティング領域、システムエンジニアリング領域の企業とのマッチングを行うクラウドソーシングサービスです。フリーランスや副業人材としての働き方や最新の知見習得の支援を行う「DIGIFULベース」とも連携しているため、専門性・信頼性の高い人材とのマッチングが可能です。

※2　TeLAS：株式会社トーチライトが提供する、独自の顧客視点ノウハウとデータを活用したLINE公式アカウント運用のトータルサポートサービス。顧客の視点を重視し、企業と生活者のコミュニケーションをより良くするための支援を行います。