
株式会社Ryuki Designが、15歳〜69歳の男女を対象に、ファッションECサイトの購買意欲へのデザインの影響に関するオンライン調査を実施し、その結果を発表しました。
この記事の目次
調査手法および内容についての概要
調査対象者:15〜69歳の男女
調査規模:100名
調査手法:インターネットを通じた調査
調査日時:2025年3月13日
調査内容(アンケート設問)
今回の調査では、オンライン(ECサイト及びネット通販)でファッション関連の商品(衣料品、アクセサリー、機能性衣類など)を購入する際、商品の特長や素材の説明が「デザインされたページ」と「テキストのみのページ」のどちらがより購入意欲を高めると感じるかを調べました。
回答結果
デザインされたページ | 59% |
テキストのみのページ | 6% |
どちらも同等 | 35% |
ファッションECサイトの購買意欲における「デザイン」の影響
近年、ECサイトでのファッション商品の購入が普及する中、消費者が購買意欲を決定する際にページデザインがどの程度影響を及ぼすかについてのデータが乏しい状況でした。
株式会社Ryuki Designは、対象者を15〜69歳の男女に絞ったオンライン調査を行い、「デザインされたページ」と「テキストのみのページ」のどちらが購買意欲を高めるかを調査しました。
その結果、59%の回答者が「デザインされたページが購入意欲を高める」と回答し、視覚的デザインの重要性が証明されました。
調査結果 – 年代が上がるにつれて「デザイン」の影響が強くなる実態
以下は、調査結果の詳細です。
年代別のアンケート結果【全体】
30代以上では「デザインされたページ」の支持率が急上昇。
特に50代では75%がデザインの影響を強く実感していることがわかりました。
この結果から、購買意欲を向上させるためには「デザイン」が欠かせない要素であると考えられます。
年代別のアンケート結果【男性】
男性でも30代以上で「デザインされたページ」に対する支持が顕著に上昇しました。
特に50代男性の75%がデザインの影響を強く受けていると答えています。
年代別のアンケート結果【女性】
30代女性では「デザインされたページ」に対する支持が高く、78%がその効果を実感しています。
また、50代女性も75%という高い支持を示しました。
ファッションECサイトにおけるデザインの重要性
ファッション商品は、色合いや素材、質感、シルエットなど、視覚的情報が購買決定に大きな影響を与える分野です。
特にオンラインショッピングでは、実際に商品を手に取れないため、視覚的情報を充実させることが必要です。
デザインを工夫することで得られる主な利点は以下の通りです。
- 商品に高級感やブランドイメージを正確に伝えることができる。
- 素材の質感やサイズをより明確に表現できる。
- 見やすいレイアウトで、ユーザーの購入プロセスを円滑に進めることが可能。
出典元:株式会社Ryuki Design プレスリリース