ストロー笛の作り方①横笛
百均のタピオカストロー(と紙ストロー)で横笛とリコーダーを作ってみました。
歌口が小さいので横笛を吹くには少し練習が必要です。
音域は2オクターブくらい。
↓演奏例 「夏は来ぬ」「汽車」滝廉太郎の「花」
横笛の作り方】
①タピオカストローにカッターで穴を開ける。
②消しゴムで頭に栓をする。
歌口1つと指穴7つをあけます。
指穴に歌口から①-⑦の番号をふりました。
穴の大きさは
歌口約8mm
指穴①5mm ②5mm ③5mm ④4mm ⑤6mm ⑥4mm ⑦3mm
次に穴の位置ですが
穴の中心から管尻(ストローの端)までの距離で示すと
歌口が200mm
指穴①116mm ②102mm ③88mm ④72mm ⑤60mm ⑥45mm ⑦22mm
ハンドメイドなので多少のズレやゆがみは仕方なし…
指穴が歌口側にズレると高音、管尻側によると低音になります。
マスキングテープに設計図を下書きしてストローに貼ってから穴を切りぬくと楽です。
歌口の外側に反射板として約5mmにスライスした消しゴムの栓を入れます。
ぐぐっとストローの端を押し当てるとピッタリの消しゴムが型抜きできます。
穴を開けた後のストローでやるとストローが歪んでしまうので注意。
消しゴムはただはめるだけでOKですが
消しゴムの栓が歪んだりゆるかったりする時は木工ボンドで隙間をふさいでもよいです。
今回使用したタピオカストローは直径12mm 長さ21cmのものですが、直径が多少違っても同じ設計図でほぼ大丈夫です。ストローが細くなる場合は穴を小さくしますが、穴の歌口側の位置を変えないようにします。
ストローが細くなると音は全体に高くなります。
紙やプラスチックストローは細いと穴をあけるのがまず難しくて音を出すのも難しくなるので、ある程度太さのあるストローがおすすめです。
運指は篠笛式
●がふさぐ穴、○が開ける穴
※音を出すコツ
音階は2オクターブと書いたけど上手い人ならもっと出るかも
小さい笛を作っている時に最初は
「音が出ない笛を作ってしまった…」
と思ったけどいじってるうちに
「これシとラとソしか出ない笛だ…」
になり
「まあまあ音が出る笛だった」
というパターンを繰り返しています。
限度を超えて小さくなると音を出しても超音波に、大きくなると低周波音なるんだと思いますがその間の大きさなら笛の形をしてれば音は出ると信じて練習すれば出るようになる。きっと。
小さい穴に息を安定してぶつけるのが難しいのでちょうど良い位置につぶした紙ストローでエアウェイを作る(リコーダー)と楽に音が鳴ります。