来週はシルバーウィークらしいですが、休みはカレンダー通りになります。そう考えると秋分の日が木曜日というのは残念ですね…。

 

それではお参りした神社を紹介します。前回からの続きで、5月29日にお参りした神社を紹介します。

江島若宮八幡神社につづいて紹介するのは三重県四日市市富田の鳥出神社です。関西本線の富田駅のそばに鎮座しており、境内の東側には関西本線の線路が走っております。

○御祭神
日本武尊、事代主神、天照大御神、天石戸別神、蛭子命、宇迦之御魂命、應神天皇、大鷦鷯天皇、天児屋根命、波邇夜須毘古神、波邇夜須毘賣神、大山祇神、菅原道真

○由緒
正応元年と安永九年の大火におり、古文書を焼失したため、当社の創祀の年代は詳らかでないが、延喜式神名帳に記されていることから、延喜五年頃にはすでに存在していたと思われる。延喜式内社で、朝明地方における中心の神社として崇敬を受けていた。
また、徳川時代には富田六郷の総氏神としえ信仰を集めていた。明治三十九年、神鐉幣帛料供進社に指定。明治四十年及び四十一年には近郷の神社を合祀し、昭和十七年に県社に列せられた。
本社の造営に当たっては、天正十三年以来伊勢神宮の式年遷宮毎に建造物を拝領して行われる古例があり、現在の本殿、拝門、瑞垣、鳥居、社務所などは、いずもれ伊勢神宮の古材より営繕されている。
(頂いたパンフレットより)

 

〇近鉄富田駅

江島若宮八幡神社をお参りした後、白子駅より近鉄名古屋行きの列車に乗車し、近鉄富田駅で下車しました。近鉄富田駅は三岐鉄道三岐線の旅客列車が近鉄連絡線を通ってこちらまで乗り入れております。

 

〇社頭

富田駅東出口から歩いて10分弱で鳥出神社の社頭に到着しました。

 

一の鳥居です。元は伊勢神宮内宮の二の鳥居で、平成7年(1995年)に拝領されたものです。

 

社号標は一の鳥居の左手前に建っております。

 

社頭の鳥居右手、車の入口になっている所に石鳥居が建っております。

 

石鳥居の前には富田地区文化財保存会による鳥出神社の由緒書きと、8月15日の例祭の時に行われ、ユネスコ無形文化遺産にもなっている鳥出神社の鯨船行事についての説明書きがありました。8月14日の鎮火祭で四基の鯨船が町内を曳き回す町練りが行われ、8月15日に鳥出神社で本練りが行われるそうです。

 

一の鳥居をくぐると広々としておりますが、こちらで鯨船の本練りが行われるそうです。

 

〇手水舎

柄杓は見当たりませんでしたが、水口から手水が出ていたので、直接手を清めました。

 

〇二の鳥居と狛犬

先に進むと二の鳥居が建っております。

 

二の鳥居手前の狛犬です。

 

こちらは二の鳥居そばにある狛犬です。

 

〇拝門

鳥出神社には拝殿はありません。こちらの拝門からお参りします。

 

〇本殿

拝門の奥に本殿が鎮座しております。元は伊勢神宮内の月賣宮の本殿で、昭和4年(1929年)に拝領されたものです。

 

〇蛭子社

鳥出神社の本殿右手に鎮座しております。

 

手前には小さな狛犬があります。

 

蛭子社の拝所左手、鳥出神社本殿の瑞垣に大黒様と恵比寿様の面がありました。

 

〇稲荷神社

蛭子社の右手に鎮座しております。

 

稲荷神社の鳥居横には百度石がありました。

 

〇龍神社

稲荷神社の鳥居右手に鎮座しております。

 

〇神馬舎

稲荷神社の石鳥居右手にあります。

 

中には神馬がおりました。

 

〇神宮遥拝所

鳥出神社の二の鳥居と稲荷神社の石鳥居の間にあります。

 

〇神楽殿

鳥出神社の本殿左手にあります。

 

〇石碑類

線路沿いに建っております。

 

〇御朱印

授与所で書いて頂きました。

 

白鳥と鯨船が描かれた御朱印も授与されていたので頂きました。

 

〇鯨船の倉庫

鳥出神社を後にして、関西本線の富田駅に向かう途中にありました。こちらは中島組神徳丸の倉庫です。鯨船は他に北島組神社丸、南島組感應丸、古河町権現丸があります。

 

〇富田駅

関西本線の駅で、近鉄富田駅から東へ350mほどの所にあります。以前はみどりの窓口があったそうですが、現在は無人駅です。尚、三岐鉄道三岐線は富田駅が起点となっており、三岐朝明信号所から富田駅へ貨物列車が乗り入れております。以前は旅客列車も乗り入れておりましたが、近鉄連絡線が出来た後、富田駅への乗り入れは廃止となり、現在は貨物専用のみ乗り入れております。

 

この日の神社巡りは鳥出神社で終了とした為、富田駅より関西本線の列車に乗車し、名古屋市内に戻りました。

 

 

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