ワールドトリガー3rdシーズン最終回第14話 「覚悟」の感想です。
果たして最終戦は終わるのか。
- ワールドトリガー
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の東映のサイトから一部引用します。
二宮へあとわずかのところまで迫った弓場が落とされ、残るは玉狛第2と二宮隊の2部隊チームの直接対決に。
開けた場所で玉狛第2を待ち受ける構えの二宮隊。
遊真と修が同時に攻撃を開始、遠征選抜まであと2点の玉狛第2が勝負に出る。
しかし、二宮の両攻撃フルアタック一閃、遊真が大ダメージを受けてしまう。
そして、ついに千佳の居場所も絞り込まれてしまい、犬飼・辻の両隊員に狙われる！
ついに決まるB級ランク戦ROUND8！果たして勝負の行方は！？
©葦原大介／集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/episode/summary/14/
感想
3rdシーズンは、なんと全14回の放送でした。これは予想できなかったです。
最近のアニメは全12回の倍数だと思い込んでました。
まあ、そういえば以前「全52回」など13の倍数だったアニメもあった気もしないでもないですが、1月に突入した14回で切ることは想定してませんでした。
ストーリーに回数を合わせた感があり、まあ視聴者にとってはそのほうが良いのかもしれません。
とはいえ、今回放映されたのは試合終了まで。
ワールドトリガーは試合後の解説まで聞いて一区切りのような印象があるし、試合中継だけでは理解できない部分も多々あるのでは、と思いますが、まあ「試合途中」で切るよりは良いのかと思います。
まあでも、残り1回解説回くらいはあっても良かったかもしれないです。
さて、今回の場面は、個人的には大規模侵攻終盤と並ぶワールドトリガー名場面のように思っているのですが、原作を読んだ時のほうがインパクト強かった気はします。
まあ「遅効性SF」なので、何度も映像を見返せば良さがわかってくるかもしれませんが、まあやはり初めて原作を読んだ時のインパクトにはかなわないかな、という気持ちはあります。
今回の場面のインパクトのポイント2点である、千佳の狙撃と、修のハウンド。
まず、千佳の狙撃。撃つ前の千佳が描写されてましたが、それで狙撃のインパクトがやや薄れたかなという感がありました。
原作のように「修あぶない」と思った瞬間のドカンのほうがインパクト大きいかと。
もしかして、事前描写が無くていきなり千佳が撃ったシーンだと、何が起きたのかが見た人にわからなくなるってことでしょうか。
とはいえ、修の指示や「三雲に覚悟が足りなかった」という三輪の言葉などの伏線があった上で、修の指示に背いて自らの意思で殻を破った千佳。
試合後の表情がすごく良かったと思います。
修のハウンドはうまく決まったと思いますが、こちらも原作のほうがインパクト強かったかもです。
ワールドトリガーは基本的に頭脳戦なので、本を見ながらあれこれ考えながら読むほうが印象に強く残るというのはあるかもしれません。
まあしかし、二宮隊はアニメ映像で見たほうが強い印象がありました。
あの遊真が一瞬にして大ダメージ、など、絶望感は確かにありました。
それと、千佳と犬飼の対峙シーンもアニメのほうがわかりやすくなっていました。
犬飼がどんなふうに千佳を倒したのか原作では割と謎でしたが、ナイスキルの声かけとお礼の後、千佳はあえて立ち去るそぶりを見せてそれを撃った形になっていましたね。
まあ、千佳が絶体絶命なことはお互いの共通認識だし、この場面で抵抗する意味が全くないし、称賛の言葉をくれた相手にあえて撃ちやすいように背を向けて逃げるそぶりを見せた、というような意味かもしれません。
最後は千佳の笑顔で締めくくってましたが、3rdの中盤のテーマであった千佳の成長について、解説はなかったもののひとまず伏線回収して、区切りがついてめでたしめでたしといったところでしょう。
さて、気になるのは、3rdシーズンがここで切れて、今後もし4thシーズンが放映される場合、「この試合の解説から始まるのか」という点です。
それはそれですごく中途半端だと思うので、最終戦のダイジェストから始まる手もあっても良いかもしれません。
4thシーズンは登場人物が大量になることが予想されて、一見さんお断り感もあるのですが、果たしてどうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
努力家で才能もあって欠点も克服したんでしょ。千佳ちゃん最強だね！
しなのさんもアホ毛を立てれば千佳さんのようになれると思いますよ。
アホ毛立てても才能は伸びないと思うけどな……
