雨降山 大山寺
江戸の人口が100万人の頃、山頂への登山が許されたひと夏で
20万人が訪れたといわれる隆盛を極めた山です。
阿夫利神社駅を下車してすぐ、阿夫利神社からの眺望は、
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて二つ星で紹介されています。
所在地:〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山724
文化財:国重要文化財
創建年代 :755(天平勝宝7年)
大山寺は、奈良東大寺の別当良弁僧正が天平勝宝7年(755)創建、
関東の三大不動の一つで、大山のお不動さんとも呼ばれています。
そんな歴史のある古刹だからか非常に人気のお寺です。
大山観光電鉄の大山ケーブルカーがあるので楽々アクセス可能です。
ケーブルカーの運行は朝9時からですが、その運行時間より遥か前から
山道を登る人が多数いるので朝から数少ない駐車場はすぐに満車
今回、晴天の紅葉見頃1週間前の土曜日、朝7時到着で市営第二駐車場は満車
キャンピングカーは大型扱いなので市営第一駐車場になります。
市営第一駐車場より上にある2箇所の民間駐車場も満車でした。
有人の駐車場ですがキャンピングカーは大型車扱いです。
大型車のため1日1回1,500円
1,500円は高いように感じますが、参拝は無料なので
参拝入場料込みと思って大型駐車場を利用しました。
無料駐車場はありますがかなり遠い山麓にありバス移動になります。
往復バス料金を考えたらキャンピングカーは市営第一駐車場一択かな。
但し、大型駐車場も紅葉時期の週末は9時には満車になるので注意が必要です。
市営第一駐車場からこま参道まで徒歩12分
道の両脇には豆腐屋さんが数多く並んでいます。
【参道】
市営第二駐車場はバスの発着場にもなっていてトイレも有り、
基本的に大山観光案内所からが大山参拝の起点になります。
大山観光案内所の前にはこんな看板がありました。
階段好き?な我が家には盛り上がる数字が書かれています。
これから目指す阿夫利神社下社まで60分 1,610段(^^)
神社部門
第一位:山形県 羽黒山 2,446段
第二位:香川県琴平町 金毘羅神宮 1,368段
第三位:京都府 伏見稲荷大社 1,276段
お寺部門では1,015段の立石寺
今回は神社とお寺のあわせ技だから調べても出てこなかったのかな?
段数だけで言えば出羽三山神社より段数は少ないけど
伏見稲荷より遥かに多い1,610段は驚きの段数です。
階段の段数に関しては調べていなかったので盲点でした(笑)
でも自宅に帰って調べても阿夫利神社の階段段数なんて
ランキングに出てこないので知りませんよね。
【こま参道】
まずはジャブ程度にケーブルカー乗り場までの階段
382段 徒歩15分
両脇にお店が立ち並び飽きさせません。
階段には問題が書いてあったりなかなか面白い
無事にケーブルカー乗り場に到着しました。
ケーブルカー乗り場到着時点で7時40分
流石にこの時間から並びは出来ていませんが、
小さなお子様連れの親子はこれから並ぶ話をしていました。
始発の下りで降りてきた時点でこの列はビッシリ長蛇の列でしたので、
始発で乗りたいなら1時間待ちは必要ですね。
【大山寺】
さ~ ここから登山道がはじまります。
登山道には左回りの女坂と右回りの男坂があります。
女坂は阿夫利神社まで約40分
男坂は阿夫利神社まで約30分
ちなみに女坂はこんな斜度から始まりますが、
10分短い男坂はこの急勾配からスタート(笑)
次回登る機会があれば今度は男坂ですね(^^)
朝の静寂の中、参道を登るイメージでしたが、朝イチからかなり混雑(笑)
約20分で中間にある大山寺に到着しました。
真っ赤になるという名物の紅葉は残念ながらまだ紅葉一歩手前(^_^;)
最大の見せ場が1週間タイミングが早かった模様
このあたりはちょうど見頃の時期ってなかなか難しいですね。
ネットで調べるととにかく素晴らしい紅葉が見られるようです。
でも日当たりの良い上部は色づきが始まっています。
遠くに海がちらりと見える景色でもうひと踏ん張り出来ます。
【阿夫利神社】
大山寺から阿夫利神社までは女坂経由で20分
男坂は大山寺は経由しません。
女坂の七不思議の看板を見ながら進みます。
ちなみに看板は下りで見るように出てきます。
これは七不思議の一つ、爪で一晩で彫ったと言われる石像
大山寺からの階段は段々急になってきます。
さ~ もうひと踏ん張り
無事、阿夫利神社に到着しました。
茶屋の横の紅葉が丁度見頃を迎えています。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて二つ星の絶景
画像では分かりづらいけど房総半島まで見えます。
手前の紅葉は丁度見頃でベストな景色です。
この阿夫利神社は下社にあたり、
これから登山道で山頂の本社まで登り約90分かかります。
一般的にはケーブルカーで登ってきた人が山頂を目指すんでしょうね。
登山の格好をした人がケーブルカーでどんどん登ってましたから。
我が家は始発の阿夫利神社発のケーブルカーで戻ります。
混雑する前にさっさと撤収するのが我が家の基本パターン。
流石に始発の下りはほぼ貸し切り乗車
登りのケーブルカーはダダ混みです。
下からバスで上がってきたらこの混雑に巻き込まれるのは必死
ケーブルカーで楽して登って紅葉を楽しみたいなら我慢が必要です。
【まとめ】
今回調べて初めて知りましたが、とにかく人気の大山寺
下調べしないでケーブルカーの始発時間に合わせて行ったら
とにかく混雑に巻かれてクタクタになっていたと思われます。
今回の朝イチ行動が大山寺の攻略法でしょうね。
あっ 1,610段の階段が待ち構えているので自信がない人は
ケーブルカーを使うしか無いでしょうけどね(^_^;)
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