キャンピングカー快適化 ~ エクストラバッテリー 組立編 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】


 

Renogy バッテリーモニター 電圧計&電流計 ブラック

 

さまざまなタイプのバッテリーに対応し、高精度の電流を検出できます。
電圧のアラームが設定可能でバックライトと電圧値は同時に点滅します。
複数のパラメーター(電圧、電流、消費電力、バッテリー容量)を表示できます。

仕様
動作電圧 : 10-120V
設定容量範囲 : 0.1-9999 AH
待機中の自己消費電流 : 1-2mA
作動中の自己消費電流 : 10-15mA
バックライトの消費電流 : 100mA
温度範囲 : -10℃~+35℃
付属品 : シールド線 :298cm、B+ケーブル:98cm
重量 : 75 g
寸法 : 100 x 61 x 17 mm

 




【配線】


 

バッテリー用の座板を製作したところからの続きです。


バスバーの取付けがすんだらBMSと生セルの配線を行います。

新型BMSのB-は1箇所に変更されています。

配線は太い配線1本の接続では取り回しが非常に大変なので、

今回も細い配線を束ねて1本の太い配線として利用します。

製作するのは面倒だけど屈曲性が良いので取り回しが良い。

8SQ程度のKIV線は近所のホームセンターで売っていたので助かります。

電気機器用ビニル絶縁電線

 

太陽ケーブルテック KIV 8sq 黒 600V耐圧

 

8SQの1本の許容電流は61Aなので3本利用で183A迄対応可能です。

中継端子と接続する圧着端子はこちらを利用します。

エルパ 丸端子 R22-8

 

バッテリーモニタのシャント抵抗と取付ける圧着端子はこちらを利用します。

500A対応のバッテリーモニタのシャント抵抗のネジ径はM10と太めです。

エルパ 丸端子 R22-10

 

BMSのC-と取付ける圧着端子はこちらを利用します。

接続先のネジ径が3箇所全て違うのは面倒です。

エルパ 丸端子 R22-6

 

BMSとの取付けは通電性にすぐれた真鍮製を使用しました。

接続がM6なので気を使ってボルトだけでも真鍮製にしました。

黄銅の材質解説

 

バッテリーモニタのシャント抵抗のP-は中継端子と接続します。

BMSのC-の配線はシャント抵抗B-と接続します。

BMSのB-の配線は生セルの終端の負極と接続します。

全て接続箇所が決まっているので圧着端子のサイズは間違えないように。
組み上がった3本の負極側配線はこちらです。

 

8SQを束ねて配線しているのでどれも屈曲性が良いのが特徴。

1本で配線しようとすると38SQになるのでそれなら固くて曲がりません(^_^;)

※38SQの許容電流:162A

これで生セルからBMS・シャント抵抗を経由して中継端子まで

180A以上の許容電流で計算した配線となりました。

この辺は地味な作業ですが一つ一つ丁寧に製作することで、

抵抗の少ない安定した電力が取り出せる配線となります。

市販の組バッテリーと比べて自分で配線径を選べるのが自作のメリット

安価な中華製の組バッテリーは内部の配線も貧弱の様です。

 

合わせて正極側の配線も製作します。

生セルの終端の正極から中継端子まで1本必要になります。

こちらも負極同様8SQの配線を3本束ねて製作します。

圧着端子のサイズは生セルはM6で中継端子はM8になります。

太陽ケーブルテック KIV 8sq 赤 600V耐圧

 

 

今回各接点には接点グリスを塗ってみました。

どんな商品を選んで良いのかわからなかったのでとりあえず安物で(^_^;)

キタコ(KITACO) カーボングリス 5g

 

カーボングリスの効果があるかは不明ですが、

接点の抵抗が下がるのが良いのかなとも思います。

 

 

【アクティブバランサー】


 

今回使用するアクティブバランサーを前回の商品から変更しました。

市販の組バッテリーでアクティブバランサーを取付けているのを見たことがないし、

サブバッテリーの経験でアクティブバランサーの使用は限定的なので、

この程度の安い製品でいいかなと思いましたが、

使ってみると意外と調子良く仕事をしてくれているようです。

Etase 4S 5Aバランサー アクティブBMSボード Lifepo4


アクティブバランサーは取付板にネジ止めします。

このアクティブバランサーは小型で取付場所を選びません。

 

アクティブバランサーの配線図はこちらです。

4S1Pの構成なら5本の配線を順番に取付けるだけ。

 


【BMS】



BMSに付属の配線に圧着端子を取付けてバスバーに配線しますが、

BMSの配線はとにかく細いので適合する圧着端子がありません。

丸型端子にハンダ付けして使用します。 

アクティブバランサーも合わせて一緒に施工しました。

配線が細いのでダンボールに貼り付けて固定してからハンダ付け

まずはアクティブバランサーで練習してからBMSにも施工しました。

まっ アクティブバランサーの配線は太いのでカシメることが出来ますけどね。

エーモン 丸型端子 穴径φ6 AV(S)0.5~1.25sq 8個入 3319


BMSとアクテイブバランサーの配線に真鍮製の圧着端子が付きました。

これで生セルにねじ止めするだけで配線が可能になります。

 

BMSとアクティブバランサーを生セルに合わせて仮組みしてから

インシュロックで固定したら配線が完成です。

 

スマートBMSと言われるタイプなので基盤の端子に
Bluetoothモジュールの接続が必要です。
このモジュールを通して無線でスマフォと通信します。
通信が確立すると青いLEDが点灯し切断すると消灯します。
取付板とは両面テープで貼付けでいいでしょう。



【まとめ】


 

サブバッテリー製作の経験を活かし、製作進行中です。

前回の反省点を踏まえて順調に作業は進みます。

自分のブログを見返しながら製作すると、

備忘録がわりに非常に参考になって作業も捗ります。

読み返すと自分のブログはなかなか良く書けてますね(笑)
 

組み上がったバッテリーは充放電の確認とセルバランスを行います。

 

 

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