ナショナルゲーム広島大会に参加しました

2022年11月4日~6日、広島県にて2022年第8回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲームが行われました。高知地区からは9名のアスリートと6名のコーチ・スタッフ総勢15名で参加させて頂きました。
今大会は、コロナ禍の中での実施ということで、これまでの大会にはない、新たな準備や対応が必要となる中であり、知事への表敬訪問やメディア取材などを自粛しましたが、選手団全員が大会に参加でき、そして元気に帰高できたことが一番の成功であったと、とりあえず安堵しております。
今回の大会は、アスリート900名、コーチ・スタッフ950名、ボランティア4000名で実施されましたが、前回大会よりはややコンパクトな大会となりました。高知地区でも、想定していた参加枠を確保できず、選手団の構成にあたってはアスリート・ファミリーの皆様にいろいろとご不便をおかけしたこと、改めてお詫びいたします。
さて、大会についてですが、11月4日、貸し切りバスにて選手団、応援ファミリー総勢20名にて高知を出発し、昼前に広島に到着しました。到着後、選手団と応援ファミリーは別行動となります。初日は、開会式のみではありますが、全国47都道府県からアスリートが集結し、一堂に会する開会式はとても華やかでした。開会式後は競技ごとに分かれ宿舎に向かいます。私は今回ボウリング競技に帯同して佐藤友一くんと3日間を過ごさせてもらいました。宿舎では熊本選手団と同部屋となり、SON活動が充実している熊本の状況などいろいろ情報交換させて頂きました。
11月5日、2日目は各競技で予選が行われ、決勝ディビジョンが決定します。ボウリングでは、友一くんが全体で2位になる好結果を出し、女性陣も日頃の成果を発揮し、決勝が楽しみな結果を残しれました。競泳、陸上のアスリートも怪我なく、元気に予選を終えたということで一安心。
ところで、ナショナルゲームは選手団はスケジュールがいっぱいで、その地方の観光や食事を楽しむことはほとんどできません。今回の大会もなかなか時間がとれませんでしたが、この日は予選だけで終了となり、比較的早く宿舎に帰ってきたので、ボウリングチームは宿舎の近くのお好み焼きを食べに行きました。おいしいお好み焼きを食べすぎ、夕食を食べるのがかなり厳しかった・・・
11月6日、3日目は決勝です。私が帯同したボウリングのアスリート3人はいずれも気合十分です!陸上、競泳のアスリートも晴れの舞台で実力を出し切りました。その結果は、下にとりまとめていますのでご覧ください!
各競技とも決勝を終え、貸し切りバスで会場へ迎えに行き、閉会式には参加せずに帰高しました。途中のサービスエリアで夕食を食べたり、お土産をたくさん買っているアスリートの顔は充実感と高揚感に満ち溢れたすばらしい笑顔でした。
SON・高知事務局、そしてファミリーの皆様には、選手選考から大会参加準備、そして大会に至るまで、いろいろとご協力、ご助力を頂きましたこと、改めてお礼申し上げます。
そして、今回帯同いただいたコーチ、ファミリーの皆様には、コロナ禍という異常事態の中、アスリートの体調管理やPCR検査、緊急対応の準備など、非常にご苦労をお掛けしたことと思います。本当にありがとうございました。
今回の経験、反省をしっかり活かし、4年後のナショナルゲームはより充実した選手団を派遣できるよう準備したいと思います。

(選手団長 友田 一志)

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