スウェーデン「銃撃事件：今年4度目、リンシェーピング市銃撃事件」

10月6日の公共テレビSVTによれば、スウェーデン南部のリンシェーピング市で銃撃事件が発生し、35歳の男性が死亡したと報道されています。

記事によれば、ランボホフ地区で銃撃事件が発生したという通報が夜中1時15分頃に警察に届きました。

男性は屋外で発見され救急車で病院に搬送されましたが、その後死亡しました。

警察は殺人事件として捜査しており犯罪現場は鑑識のため封鎖されています。

警察によれば現在のところ容疑者は見つかっていないとのことです。

リンシェーピング市では今年に入りこれで4度目の銃撃事件となります。

春にはベルガ地区で若い男性が射殺され、数週間後に同じ地区で10代の少年が射殺されました。また今秋にスケゲトルプ地区の中心にあるレストランでギャングのリーダーが射殺されました。

こうした銃撃事件の頻発する状況に住むクラウディアさんは、

とても心配でした。私は息子がベッドにいるかどうかを確認に行きました。息子がベッドにいて息をしているのを見ました。この道端での銃撃事件は本当にひどく、愕然としました。私たちはここが安全だとは感じていません

またクラウディアさんはこうした銃撃事件の多発について、政府の対応があまりに少なすぎることに不満を語っています。

朝6時に起きて、私の住む街がこうした影響を受けているのを見るとひどく感じます。これはAからZまで（全て）政府の過失です。

こうした武器はどのようにスウェーデンに持ち込まれるのでしょうか？より厳しい規制が必要です

と政治的に裁量が少なすぎると語っています。

この地域にもっと多くの監視カメラが必要です

リンシェーピング市では前の銃撃から次の銃撃までの日数を数えることができます。ひどい状況です。

と語っています。

現在リンシェーピング市では多くの住民が不安を抱え、毎日を過ごしていると公共テレビSVTは報じています。