かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

使い始めてすぐ捨てるフライパン

スーパーの見切り棚でみつけて、2023.11.30に半額1,309円で買った
メガふっかNEO26cm75mm
ですが、最近使い始めてみたものの、すぐに捨てることにしました。
捨てると言うか自宅前の「ご自由におもちください」棚に置いたということです。

どこにも欠陥はなく商品の入れ替えでもなく、写真にあるとおり、パッケージの紙が破れていたので見切り品になったのだと思う。
写真では見えませんが、外側の色は深めの赤銅色で気に入っているのですが、
鍋の内側が中心から周縁にむかって下がっているので、油やにんにくが周りに分散する。
直径が大きく、周りに火をあてようとすると極強火にしなければならない。
深さは7.5cmと材料がこぼれなくて良いが、弱火が集中してあたりにくいのと、洗いにくいうえ、ぴったり閉まる蓋をたまたまもっていない。
育ち盛りの子供二人と大人二人の四人家族でも、出来上がり分量に比べて鍋が大きすぎた。
内径18cm、20cm、22cm、24cmがよいようです。
逆に内径14cmの小鍋は空だと五徳からひっくりかえってしまうのでそれもNG。

話がそれましたが、物を捨てるのが嫌で、なんとか活用しようという節約人種ではあるものの、使いにくい道具を使い続ける精神生活はあり得ないので、思い切って処分します。

長年使った鉄製フライパンの裏がガビガビでナイロンたわしですらボロボロになってしまうのと、いくら多めに油を敷いても焦げつきやすくなって捨てて、代わりにいくつか使い始めたのですが、やはり実際に使ってみないとわからないことは多いですね。
というか予備ストックいくつためているの、と言われたら返す言葉もございません。

公立中学の高校受験

3月3日の都立高校一般選抜合格発表で中三生の受験はほぼ終わりました。
都心部では3割から4割近い小学生が中学受験で私立中学校へ抜けていきますが、じゃあ公立中学校は上澄が抜けた低学力層ばかりなのかというと、さにあらず。
今回は下の子の話してくれた内容に基づいて公立中の受験模様を描いてみます。

事例1

「貸して」というなりひったくって使ってしまう。「返して」というと「家にある」という。強引な性格。オール3よりも下回る成績らしい。素早さと体力で勝負。よく食べる。都立O高校(推薦1.2倍一般0.66倍)に合格。

事例2

中一の頃は不登校気味で給食だけ食べにきて帰る状態だったが、中二から仲良い友達(事例3)ができて学校滞在時間が長くなり中三ではほぼ毎日登校するようになった。勉強はわからないので机で寝ていることも多いが、二学期の理科のテストは頑張ってみたところ、視力程度を脱した様子。自営の親の手伝いで自転車や釣り道具を買い、熱帯魚飼育繁殖で小遣い稼ぎしていたがそれはすっぱりと辞め、ものづくりがしたいので、と志望を固め都立K高校(推薦0.77倍)に合格。

事例3

背が高く髪が長くよく女子に間違われる。祭りに行くと現役JKからナンパされる位の美形。受験と関係ないけど。成績は3と2のミックス。親から独立するよう言われており初期費用を出してもらって家賃4万円のアパートを借りる。あとはバイトで賄う予定。志望は農業系。一般受験の一発勝負。馬術部入部希望。都立N高校(一般0.96倍)に合格。

事例4

秋の学校説明会でやっと動き出したところ、主要5教科のうち一つだけ2があるので近隣のなんちゃって進学校の推薦は厳しいと感じ、数検三級を受けるが不合格。あちこち個別相談に行き、帰国生の多い私立K高校に合格。

事例5

生徒会で活躍、性格もさわやか。都立T高(推薦4.0倍)に落ちるも、同校一般受験(2.12倍)で合格。

事例6

通学が近くて制服が可愛いところ、都立高受験は面倒なので単願一択。私立H高校に合格。

事例7

ほとんどオール5に近く、運動神経もよい。面倒なことが嫌い。一学期は社会98点を取ったのに評点4だったので社会科教師をずっと睨んでいた。都立N高(一般1.62倍)に合格。

事例8

数学と英語が突出してできるようで、学校内でも「頭良い」と評判。進学指導推進校である都立K高や都立T高に受かる実力ありとされていたが、本人は自由な校風に惹かれ都立I高(推薦2.25倍)に合格。

下の子の話す範囲で描き出してみましたが、まあ色々です。
中学は義務教育なので、わざわざ高いお金を出して私立中学にいかせるまでもない、という方針の親もいるし、高校から受験だと厳しいから中高一貫へ押し込んでしまおう、という親もいる。
ためしに都立中学を受験してダメだったから公立中に来たという子もいる。
制服がかわいい、校舎や上級生の感じがいい、いやいや制服なしで自由だ、学園祭が盛り上がる、入りたいあこがれの部活がある、なんて理由で志望を決めていく場合が多いですが、なんといっても「近い」「通うのが楽」が最大の要因になっているようです。ただし「近すぎる」学校は敬遠気味。中学校生活と変わり映えしなさそうな雰囲気が嫌なんだそうで。

最後にこれから高校受験する方、お子さんがいらっしゃる方へアドバイス
・できるだけ多くの高校の説明会にいくべき。通学のイメージ、近隣の雰囲気、校舎内の様子、先生や上級生の雰囲気、偏差値ではわからない学校のよさが感じられます。
・その上で学力的に手の届きそうな範囲の学校へは個別相談まで進みましょう。特に私立は公称偏差値は当てになりません。各学校微妙にほしい生徒像が違う。パンフレットの単願推薦や併願推薦に内申点が満たないからといって、はなから個別相談をあきらめない方が良いです。個別相談では厳しいことを言っていても、後で中学校に連絡入って「ぜひきてほしい」と言われることもあります。
・中堅の都立(偏差値で言うと48から53あたり)はできればweb予約が激しくなる前の6月に説明会にいくと良い。夏休みに入ると予約は一瞬で埋まる。次は人数枠のある10月あたりになってしまう。都立はどうせ推薦か一般を受けることになるので個別相談の時期によって一次対応が変わってくる私立とは違う。
・上の子の時は予約がとれなくてとりあえず通学路の確認や学校の周りを一周したこともあったけどそれは無駄。説明会で校内に入って先生方、生徒会の司会進行、吹部やダンス部のパフォーマンスなどに触れるべき。

今回私は下の子と都立5校私立5校へ説明会や見学に行きました。自転車や電車と歩き。途中で下の子と一対一で話す、着いた学校で生徒さんや先生の話を聞いたり、言葉を交わしたりするのも楽しい。帰ってくるとどっと疲れるけど。
ぜったい見に行きたい高校があるのなら最優先ですが、自宅から通いやすい高校はとりあえず全部見にいくといいですね。思わぬ収穫があるはず。