昨日の米国市場は上昇しましたが、2日連続の上昇はなんと1か月ぶり。
それだけ関税に対して市場は警戒しているということでしょうね。
発表される経済指標に関しても関税の影響は大きく、経済の見通しに不確実性を与えているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
発表された経済指標は強弱ありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.64%
・ダウ平均 …+0.85%
・NASDAQ100…+0.55%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後は何度か売り戻されながらも引けにかけて大きく上げていきましたが、大引けには少し売られています。

久しぶりに2日連続の上昇ね!

ハイパーグロース株も元気やな
・AFRM(アファーム) …▲4.23%
・COIN(コインベース) …+3.19%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.14%
・DDOG(データドッグ) …+2.13%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.50%
・MQ(マルケタ) …+5.37%
・U(ユニティ) …+3.32%
AFRMはウォルマートの提携をライバル社に奪われたことで株価急落です。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.320から4.299に低下しました。
ドル円はジリジリとドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が大きく上げていることがわかります。

マグ7だけが弱いわね!

マグニフィセント7は5銘柄が下落。TSLAが▲4.79%と急落して、NVDAも▲1.76%と大きく下げています。
大型株が元気がない一方で、生活必需品やエネルギーには大きく上げた銘柄もありました。
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…+9.75%
・INTC(インテル)…+6.82%
・AES(エーイーエス)…+6.01%
・GEV(GEベルノバ)…+5.84%
・MPWR(モノリシック・パワー)…+5.71%
・DPZ(ドミノピザ)…+5.64%
・HII(ハンティントン)…+5.59%
・ALB(アルビマール)…+5.46%
一方で、大きく下落した銘柄はそれほど多くありませんでした。
・INCY(インサイト)…▲8.62%
・DFS(ディスカバー・ファイナンシャル)…▲6.86%
・COF(キャピタル・ワン)…▲3.85%
・NUE(ニューコア)…▲1.96%
・AON(エーオン)…▲1.96%
・NEE(ネクステラ・エナジー)…▲1.96%
・STLD(スチール・ダイナミクス)…▲1.73%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは2日連続で11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・生活必需品…+1.63%
・エネルギー…+1.59%
・不動産 …+1.58%
・素材 …+1.42%
・ヘルスケア…+1.37%
・金融 …+1.29%
・資本財 …+1.28%
・公益事業 …+0.81%
・情報技術 …+0.56%
・一般消費財…+0.47%
・通信 …+0.45%
7セクターもが1%を超える大きな上昇をしていますが、エネルギーは直近1か月で唯一のプラスセクターです。
エネルギーETFは配当も多く出しますので、不安定な相場で運用するには適したセクターかも知れませんね。
全体的にはディフェンシブセクターの方が堅調な相場が続きますが、情報技術や一般消費財、通信といったセクターはかなり下げていますね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.64%上昇して、終値では5,675に上げています。
2日連続で上昇したS&P500ですが、冒頭でも記した通り2/19以来1か月ぶりの続伸となりました。
ただし、買い圧力は決して強いわけではなく、昨日も抵抗線が意識されてか長い上ヒゲをつけて押し戻されています。
MACDも少し上を向き始めたところですが、下落相場の一時的な上昇(デッド・キャット・バウンス)の可能性もありますね。

年初来でも▲3.51%に戻したわね!
FEAR&GREEDインデックスは21から22に上げましたがEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を下回る2月の小売売上高
2月の小売売上高は市場予想を下回り、1月分は下方修正されました。
関税がインフレの再燃と経済の停滞につながるリスクがある中で、個人消費が落ち込み懸念が高まっています。
【売上高】
・前月比…0.2%増(予想…0.6%増)
・前月…1.2%減(速報値0.9%減)
・13分野のうち7分野で減少
・自動車やガソリンなど落ち込む
・電気製品、衣料品の売上高も減少
・唯一サービス分野の飲食店は1年ぶりの大幅減
最近の株式下落で投資が手控えられる中で、富裕層も出費を抑える可能性がありそうです。

関税懸念を払拭しないとよ!
活動が急減速したNY連銀製造業景況指数
3月のニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス20と、予想のマイナス1.9を大きく下回り前月より26ポイント下げました。
一方で、物価指数は上振れして、関税の影響で景気減速とインフレ加速が進むという見通しが強まりました。
・仕入れ価格は44.9に上昇
・販売価格も上昇
・新規受注は低下

こっちもトランプ関税が原因や
BYD急送充電EVシステム発表でテスラ急落
中国の大手EVメーカーのBYDは、ガソリン車の燃料補給と同じくらいの速さで充電ができるEV用新システムを発表しました。
5分の充電で470キロメートルの走行が可能とのことで、BYDの株価は年初来で+40%上昇しています。
一方で、ライバルのテスラの株価は年初来で▲40%以上も下げており、販売台数だけでなく株価においても大きく水をあけられました。

テスラの復活が待たれるわ!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。
*3/18・19 政策金利決定会合(FOMC)
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【3/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.64%
・ダウ平均 …+0.85%
・NASDAQ100…+0.55%
【経済トピックス】
・予想を下回る2月の小売売上高
・活動が急減速したNY連銀製造業景況指数
・BYD急送充電EVシステム発表でテスラ急落
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。S&P500は今年2回目の高値更新です。
いつまでも続きそうな下落に心折れそうになっている投資家さんも多いと思いますが、投資の時間軸を長期と考えているのであれば、このくらいの下落は誤差かと思いますので共に耐えましょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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