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『トレンド転換の起きているセクターはどれ?』2022年6月米国株セクター別パフォーマンス

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市場分析
この記事でわかること

・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・トレンド転換が起きているセクター

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こんにちは!
セクター投資の変更を検討している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

6月に入り前月の上昇分を帳消しにしてしまう下落をしていた米国市場も、先週の続伸により復調の兆しが見え始めました。

とはいえ、まだ下落トレンドから抜けたとは考えにくい状況のため、手放しで投資資金を投入するのは避けたいところですね。

中でもセクターによってはトレンド転換を見せている相場において、後れを取ると大きな損失を招きかねない状況下にあります。

そこで今回の記事では、『トレンド転換の起きているセクターはどれ?』【2022年6月】米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

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【2022年6月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。

11種類のセクター

・情報技術(Information Technology)
・ヘルスケア(Healthcare)
・一般消費財(Consumer Cyclical)
・通信(Communication Services)
・金融(Financial)
・資本財(Industrials)
・生活必需品(Consumer Defensive)
・公益事業(Utilities)
・素材(Materials)
・不動産(Real Estate)
・エネルギー(Energy)

それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。

【1ヶ月(6月)】セクター別パフォーマンス

直近1ヶ月(2022年6月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターのうち5セクターがプラス6セクターがマイナスとなる相場でした。

リッヒ
リッヒ

S&P500は▲1%くらいの下落やったな

特に強かったのが一般消費財セクターで、前月が▲9%と最も弱かったのに対して今月は+9%と高騰しています。これはAMZN(アマゾン)+12%とTSLA(テスラ)+17%の影響が大きく、これからも時価総額の大きい2銘柄の株価次第でセクターパフォーマンスが左右されそうです。

一方、弱かったのがエネルギーセクターで▲13%の下落、続いて素材セクターが▲11%の下落でした。

インフレの影響の大きいセクターについては、これまで大きく上昇してきましたが、投機熱が抜け始めた現在においては、投資妙味が減少してきたように感じます。

ここ
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明らかなトレンド転換が起きているわね!

先月まで下落幅が大きかった通信セクターに関しても、6月は反転上昇しています。

リッヒ
リッヒ

6月はショートカバーが多かったな

【3ヶ月(2022年4月~2022年6月)】セクター別パフォーマンス

直近3ヶ月(2022年4月~6月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

11セクター全てがマイナスとなるセルオフ相場ですが、比較的下落が限定的なセクターについては、インフレや景気後退局面にも強いセクターかと判断できそうです。

インフレに強いセクター

・生活必需品セクター…▲3.98%
・公益事業セクター…▲4.37%
・ヘルスケアセクター…▲6.39%
・不動産セクター…▲7.86%

ここ
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S&P500は▲13%くらいのマイナスだったわね!

【年初来(2022年1月~2022年6月)】セクター別パフォーマンス

次に、2022年1月から2022年6月までの年初来のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

11セクターのうち10セクターがマイナスとなってしまいましたが、これまで大きなプラスリターンを出してきたエネルギーセクターが、6月の急落によりリターンの半分以上を放出してしまいました。

年初来のS&P500は▲18%近く下落していますが、20%以上のマイナスとなっている3セクター(通信セクター、一般消費財セクター、情報技術セクター)については、利上げに弱いシクリカル銘柄を多く含んでいます。

その中でも、通信セクターと一般消費財セクターの直近1ヶ月のパフォーマンスは、指数を大きくアウトパフォームしていますので、これまで売られてきた分の反発が見られています。

今年に入って大きく下落してきたセクターほど反発を見せているところを鑑みると、情報技術セクターの反転も期待できるかも知れません。

【1年(2021年7月~2022年6月)】セクター別パフォーマンス

さらに遡って、2021年7月から2022年6月までの1年間のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

こちらでもエネルギーセクターのプラスが大きく削られていることがわかります。ここから上昇に転じるのは難しいと考えられますので、まだエネルギーセクターに投資している人は含み益があるうちに逃げた方が賢明かも知れませんね。

リッヒ
リッヒ

S&P500指数は▲8%ほど下落しとるな

少し視点を変えてみると、これだけの下落相場にもかかわらず公益事業セクターや生活必需品セクターなどは、それほど大きな影響を受けていないため、今後もインフレや景気後退懸念が続くと考えるのであれば、資産を守ってくれる一端を担ってくれそうですね。

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おすすめのセクターETF11銘柄とチャート比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。

筆者の独断と偏見で、おすすめのセクターETFを紹介していきます。

おすすめのセクターETF11銘柄

おすすめのセクターETFは以下の11銘柄です。直近1年のリターンと共に紹介していきます。

ここ
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購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!

セクター名おすすめETF1年リターン
情報技術セクターVGT-13.39%
ヘルスケアセクターVHT-3.79%
一般消費財セクターVCR-22.11%
通信セクターXLC-30.19%
金融セクターVFH-12.25%
資本財セクターXLI-12.76%
生活必需品セクターVDC2.92%
公益事業セクターVPU6.26%
素材セクターXLB-6.90%
不動産セクターXLRE-6.49%
エネルギーセクターXLE33.89%
引用:Google
リッヒ
リッヒ

セクターによって
こんなにリターンの差があるんやな

エネルギーセクターETFのXLEは、先月まで1年リターンが+63%もあったのですが、30%ほどダウンしています。もうエネルギーセクターのターンは終わってしまったのでしょうか。

2桁マイナスのセクターが多い中で、生活必需品セクターのVDCと公益事業セクターのVPUはプラスのリターンを出しており、インフレや景気後退局面に強いパフォーマンスを見せています。

ここ
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ちなみにS&P500の1年リターンは▲8.75%よ!

こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株セクターETFまとめ記事はこちら

セクターETF比較チャート

おすすめのセクターETFの直近1ヶ月の比較チャートを見ていきます。

リッヒ
リッヒ

わかりにくいわ!

ここ
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11セクターを同時に比較するのは
無理があったわね!

直近1ヶ月でもっともパフォーマンスが良いのがヘルスケアセクターETFのVHTで▲1.12%でした。一般消費財セクターのVCRと、生活必需品セクターのVDCも▲1%台の限定的な下落で済んでいますね。

一方で、エネルギーセクターETFのXLEがもっともパフォーマンスが悪く▲17.66%でした。

セクター名おすすめETF1ヶ月リターン
情報技術セクターVGT-2.21%
ヘルスケアセクターVHT-1.12%
一般消費財セクターVCR-1.59%
通信セクターXLC-3.43%
金融セクターVFH-7.30%
資本財セクターXLI-5.06%
生活必需品セクターVDC-1.70%
公益事業セクターVPU-6.95%
素材セクターXLB-10.43%
不動産セクターXLRE-4.08%
エネルギーセクターXLE-17.66%
引用:Google

インフレ懸念で上昇してきたエネルギーセクターと素材セクターが下落に転じたところを鑑みると、市場からインフレ懸念は和らいできたようにもとれます。

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米国株6月のセクター別パフォーマンスまとめ

米国株6月のセクター別パフォーマンスをまとめます。

まとめ

◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・直近の上昇セクターはエネルギーセクター
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎トレンド転換の起きているセクターは
・エネルギーセクターは大きく下落に転じている
・反転上昇をはじめたセクターは
一般消費財セクター通信セクター

どのセクターが上昇するのかは、プロの投資家にも予想することは難しいと言われています。

本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう!
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当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

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