どっちの洗濯機?【縦型編】

今回は洗濯機について。

現代の洗濯機はおおむね2種類ありまして、
昔ながらの縦型に対し、最近出てきたドラム式というタイプになります。

それぞれどんな特徴があり、何を基準にして選ぶと良いか、
マイホーム技研なりに分析してみました。

というか、購入にあたって、
ネットで調べたり、知人10人以上に使用感を聞いて回ったりと、かなり調査しました。

あえて、今回はそれぞれの特徴とデメリットを紹介します。
まずは縦型の方から。


縦型洗濯機の特徴

縦型洗濯機というのは昔からあるタイプでして、
縦方向の筒の中で洗濯・すすぎ・脱水までをやってくれる洗濯機です。
(そう言えば昔は脱水場所は別の2層式が主流でしたが、今はほとんど1層式ですね)

最近は乾燥させる機能も付いている物がありますが、
衣類を持ち上げて回さないため、メインの乾燥機としてはちょっと物足りないようです。

ドラム式の乾燥機能をイメージして買うとガッカリすると思います。

という事で、乾燥までやるならガス式or電気式の乾燥機を別置きするのがオススメです。


そんな縦型洗濯機のデメリットはこんな感じ。

乾燥できない

縦方向の筒の中では衣類を持ち上げて混ぜる事が出来ないため
うまく乾燥させることが出来ません。

縦型洗濯機で干さずに乾燥させたい場合は、別途乾燥機を置く事のが一般的かと思います。

この別置き乾燥機はガス式/電気式とありますが、
どちらにせよエネルギー効率はヒートポンプ方式のドラム式に負けます。

そして別置きだと、ワンタッチで乾燥まで出来るドラム式に対して
縦型+乾燥機だと、洗濯槽から乾燥機への入れ直しが必要です。

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水消費量も多い

大量の水を洗濯・すすぎのたびに入れ替える縦型洗濯機は
水道代も高くなりがちです。

目安の水使用量として、ドラム式80Lに対し縦型は120Lぐらい必要になってきます。
毎日回すと、一ヶ月で1200L=1m3=1トンの違いが出てきます。

水道代に換算すると、150円/月ぐらい。

風呂水を使うという手もありますが、すすぎは水道水になりますし、
風呂水は洗濯機自体に汚れがたまるおそれも出てきます。

デザインがモサい

最近は縦型でもずいぶんフタのデザインがおしゃれになってきましたが、
側面はザ・白物家電な見た目のものばかりです。

ドラム式はデザインされたフタを前面に大きく出しているため、
デザイン的におしゃれに見えるのは必然。

縦型も側面のデザイン、もう少し気を使ってくれるとおしゃれな気もするのですが、
マグネットのタオル掛け置いたりする場所にもなるかと思いますので、こんなもんで良いのかもしれません。

服やタオル置き場にできない

縦型の天面フタは洗濯時には開閉するので常時タオル置き場にする、
ということは出来ません。

風呂に入る時の一時的な衣類置場ぐらいにはなりますが、
恒久的な物置き場というわけにはいかないです。


というワケで縦型洗濯機のデメリット=ドラム式のメリットについてご紹介しました。

ヒートポンプ方式の乾燥機が付いているのがドラム式の最大のメリットで、
電気代は普通の電気乾燥機の半分以下、
しかも衣類を出し入れせずに乾燥までやってくれるのが魅力です。

新3大家電(ドラム式洗濯機、お掃除ロボ、食洗機)の一角でもあり、
今から買うならドラム式だよね-、とも思ったのですが、
私は縦型洗濯機+電気式乾燥機を採用しました。

ドラム式の弱点が無視できないものだったから、なのですが、
それは一体何なのか?

次回へ続きます。(気になる引きですが来週の予定)



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Posted by pirana