10/11-17の日誌、クラウドファンディング、ヒロアカ、調査参加者募集、質問箱、意識の発達シンポジウム、メタ認知の発達、クオリアゆるキャラ、論文読んでディスカッションがきっかけで、意識研究会の読書会、研究室訪問にて、保育園実験、本を読もう、論文読んでディスカッション、さかなの自己意識、第7回活動報告会、半袖短パンサンダルリュック

10/11-17の活動を振り返ります。

 

10/11

38名にサポートしていただいています。10月は、45名を目標にしています。ぜひ、新しい方の登録をお待ちしております。

 

クラウドファンディングの活動報告では、発表企画としていろいろな内容を紹介しています。ご興味ある方はぜひ、サポーターになってください。

 

アマゾンプライムで、ヒーローアカデミアというアニメを見ています。気が乗らないけど書かないといけない時は、気を少し紛らわしながら作業をしています。書くことは好きですが、何もしないで休みたいことがよくあります。基本的に、締め切りや作業に追われているので、自分を励ましながらがんばっています。

 

10/12

研究室の先輩が調査に参加してくれる子どもさんを探しています。もし募集に該当する方がいましたら、ぜひご協力していただけましたら幸いです。

 

質問箱に質問がありました。勉強するために古い本を読むのは賛成です。いきなりカンデルはハードルが高いと思う方は、初学者向けの入門書を読むと良いと思います。

 

意識の発達シンポジウムを開催します。11月30日の17-19時です。ぜひご参加ください。

 

10/13

メタ認知の発達に関する研究を調べています。メタ認知とは、自分の認知や思考、記憶などを俯瞰的にモニターすることを意味します。幼児では、ポジティヴィティバイアスといって、わかってもわからなくても自信があると答えやすい傾向があります。しかし、例えば、ヒントがほしい?という聞き方をすると、わからない時には、ヒントを使う傾向があり、意識的にはメタ認知はできていなくても、行動や無意識にはメタ認知できていることがわかっています。

 

10/14

クオリア構造のゆるキャラ・音・ロゴマークの募集締め切りの1日前でした。

 

13日に続き、メタ認知の発達研究を調べていました。

 

最近のメタ認知の計測方法として、Type1とType2の指標を計算するものがあります。Type1は客観的指標として、課題の成績を表します。Type2は、メタ認知的指標として、メタ認知の成績を表します。6-9歳と成人を比較すると、自信があると答える傾向がありましたが、メタ認知の指標を計算すると子どもと成人では差はありませんでした。

顔を課題の刺激に使うことがありますが、その刺激を集めることが大変だったりします。特に、子どもの顔の写真を使いたい場合は、写真を撮ったり、提供していくれたりする家庭を探す必要があります。そんな中で、人工的にありそうな顔を作ることができるサイトがありました。けっこう精度も良いので、今後使いたいと思います。

 

意識の発達研究をするうえで、意識の研究そのものはないので、それに関係する研究を調べる必要があります。それに加えて、実験や解析をするプログラム知識やコミュニケーション用の英語を使える必要があります。

 

意識論文読んでディスカッション企画を配信しています。ツイッターで宣伝する際に、著者の人にメンションを入れるようにしています。著者からコメントがありました。ポッドキャストを聞いてくれた上で、コメントともしさらに議論したかったら、連絡して。というものでした。研究者コミュニティを広げたり、研究活動をオープンにしていったりすることができていると思います。これからも続けていきたいですね。

 

クオリア構造の募集は締め切りとなりました。ご応募いただいた皆様、拡散していただいた皆様、ありがとうございました!

 

意識研究会で、意識本を読んでいます。意識のハードプロブレムについて議論しました。分野や研究者ごとに、意識研究のゴールや知りたいことが異なることを話し合いました。例えば、マインドアップローディングをしたい人もいれば、意識を持つAIを作りたいとか、マトリックスを実現したいとか、意識のメカニズムを解明したいとか、そういったあいまいなゴール設定がされていることがありますが、一つの方向性としてイージーとハードな問題を設定することが必要だったのだろうと思います。

 

10/15

意識論文読んでディスカッション企画の1回目は日本語で行っていました。振り返りもかねて、再度アップしました。聞いていただき、ご興味あれば英語版もお聞きください。

 

予備校で認知神経科学の授業を行っています。生徒さんが、来年の大学院受験として考えている研究室の先生と相談をした結果、どうもあんまり歓迎という感じではなかったらしいです。研究室や先生との相性も大学院進学には重要な要素です。研究室や先生の指導方針によって、大学院生を募集するかどうか、特に分野外で専門知識や技術がない場合には、修士2年や博士3年で指導可能かどうかも考慮することになります。今回は、神経科学系の研究室で、MRIの計測や分析などに関して、ある程度の経験を必要とするというのが、研究室の先生の方針でした。こういった情報も重要ですので、必ず研究室に興味を持ったら、早めに進学可能かを相談することをおすすめします。私からは、生徒さんの興味に会いそうな他の研究室を紹介しました。研究室選びもなかなか大変ですよね。

 

10/16

保育園で行う新しい共同研究を始めました。その研究会を行いました。博論のテーマに関係した方がいいけど、保育園で調査をするので、短時間で済むもので、保育士や保護者にもわかりやすく説明できる調査内容にする必要があるのが難しいなと思います。

 

論文執筆や実験作り、発表準備の日々で、本を読んだり勉強したりする時間がなかなか作れていなかったので、朝に少し本を読む時間を作ろうと思いました。大学院受験時に読んだ本ですが、今読み返してみてもとても勉強になるしおもしろい内容でした。胎児や乳児の認知や脳のことや赤ちゃんの研究方法、ヒトらしさを知りたい方は読んでみると良いと思います。私の修論の主査の先生でもあります。

 

読書メーターというもので、読書管理をしています。いろいろおもしろい本もありますので、ぜひ興味がある本がありましたら、読んでみてください。

 

38名の方にサポートしていただいております。今週の活動報告の内容を共有しました。

 

意識研究を2時間で読んで英語でディスカッション企画を毎週土曜日に行っています。今回は、意識プロセスの細胞的メカニズムに関する内容でした。第5層ピラミダルニューロンという神経細胞が意識の特に予測誤差計算などに重要であるという内容でした。(動画とポッドキャストのアップロードができ次第追記します)。

youtu.be

 

来週の活動報告会の発表企画として、発達心理学・発達科学の本紹介をしようと思っています。

 

10/17

さかなの鏡像自己認知や自己意識の本を読みました。私自身は、人間だけが特別な生物とは思っていないし、人間を知りたいなら、他の生き物と比較して考える必要があると思っていますので、動物の研究が好きです。鏡像認知課題として使われるシールテストやルージュテストでは、確認できない種がいるので、工夫が必要ですが、そこにチャレンジしていく研究者の姿がかっこいいなと思いました。VS. ギャラップ&ドゥボワールは、すごくおもしろかったし、わくわくしました。

 

 

第7回活動報告会を開催しました。今回は、私の生い立ちや経験したこと、考えてきたことを学歴や職歴に関連付けて話しました。サポーターが参加してくれましたので、質疑応答を行いました。

 

 

秋ですね。

 

今週もがんばりました!