せらに

2021/07/26キャバ嬢を辞めてニートになりました!快適!意味のない文章をつらつらと書きます。

思考の傾き

今自分が考え実行していることはこれから先も変わらない、揺るぎないものだと数年前は信じて疑わなかった。だが最近になって人の思考・行動はわりと変わりやすいのでは?と思うようになった。

性格はなかなか変えられない、例えるなら形状記憶合金のよう。とオードリーの若林さんのエッセイに書いてあった。それなら思考はわりとすぐ変わるからクラフトペーパーのようなものかなと思った。

 

本やSNS、どこで見たかも憶えてないような文章になんとなく少しずつ影響されて徐々に変わっていく。思考はある日突然切り替わるというより徐々に傾いていくという表現の方が近い気がする。

私がアラサー、アラフォー、アラフィフ…と歳を取るごとに今考えてることも変わるのだろうと思う。

 

今はこれが最善の選択と思っていることも数年後には「なんか違うな」と線路変更しているかもしれない。そう思うと自身の頭で考えた最善策なんてものは全くあてにならない。

未熟な自分が考えた人生設計なんてものは殆どあてにならないから、何を始めるにも終えるにも考え過ぎなくていいんだなと思うようになった。お店を辞めたのもそう思えたからだ。

 

色々考え過ぎて死にたくなってしまうことがよくある私だが、この考えに至ってからは慢性的な希死念慮を少しでも抑えられるようになってきた気がする。

嫌なら辞めればいい。やりたいなら始めればいい。また嫌になれば辞めればいい。

こんな漂うように生きていると「行き当たりばったり」と言われるかもしれないが、私はこんな生き方でも生きていられるなら人生なんでもありだと思う。