釣りバカ クロダイ日報@千葉

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1年ぶりに帰ってきました!リハビリ釣行でおチヌ様降臨。

 

みなさまお久しぶりです。

なんと気づけば1年ぶりの投稿となります。

なんだか「?」マークだらけのプランデミック騒ぎも一段落したなーと思ったら仕事がバタバタしてまして。

ただ自分的にはけっこう前向きな大きな変化でしたので、大変ながらも充実した日々でした。あと無農薬無肥料の家庭菜園もなかなか忙しく…

その間たまーに釣りには行ってましたが、まぁボウズだったり過去に記事にしたのと同じパターンでしたので、ちょっとほったらかしになってしまいましたね。スイマセン

 

少し時間的に余裕ができたので、ほぼ2年ぶりに九十九里のあそこへ行ってきました。あえて場所は申し上げませんが、ま、分かりますよね?2年前の今頃の過去記事をご覧ください。

 

久しぶりに行ってみましたが、相変わらずサーファーの車列と、堤防の上にぽつぽつと釣り人さん。ただゴミは減ってましたね。吹き飛んだのかな。

 

前からやってた港湾の工事が進んだようで、少し防波堤の様子が変わってました。場所を書かない理由?はお察しください。コメントにお問い合わせいただければ、公開なしでお返事書きますね。場所を細かくお知らせします^^

 

実は堤防の入り口に、前はなかった看板がありまして。

ここから先は、夜中の2時にまったく車の来ない交差点の赤信号で待つのは馬鹿らしい、と思うような、危機管理能力がありTPOに合わせた振る舞いのできる方だけ自己責任でお読みください。何があっても当方は責任を持ちません。

どんな状況でも頑なにルールを守るべきという方はお引き取りくださいませ。あと長文が苦手な方もやめたほうがいいかもしれませんw

ライフジャケットを着なかったり(地元の方はほとんど着てませんね。落ちても助けてやんねーからな怒)、ゴミ捨てる人もね。

 

相変わらずのヘンテコフカセで狙います

久しぶりの釣行日は6月8日。満月後の中潮最終日で、波は静かでしたが季節外れの台風の余波か、うねりが少々残っていました。あとで書きますが、ここでのうねりは小さくてもなかなかきついです。満潮が朝の6時半ごろでしたので、そのあたりを狙って行ってみました。

 

夜中のうちに家を出て、現地には4時前に到着。この日の撒き餌はオキアミ1.5kgにマルキュー先生のチヌベスト、無料の米ぬか2kgくらいと、現場で採集した海砂1kgくらいです。あと何年も前に賞味期限の切れた味噌を1kg。味噌って古くなるとチヌベストと同じ匂い(かなり強烈ですが)がするんですよw。まぁチヌベスト自体が醤油を作った後の大豆の搾りかすが主成分ですから当然といえばそうですね。

 

本来、市販の集魚剤なんて入れなくてもいいんですが、手持ちの自家製撒き餌の材料も品切れで、、お守りです笑。米ぬかと味噌のせいで粘りが強いものの、遠投する必要のない釣り場ですのでこれでOKです。

2年ぶりのこの釣り場。波は静かだったんですがねぇ

久しぶりすぎてポイントを忘れてましたが、夜明け前の暗闇のなかテトラを歩き回り40分くらいかけてやっと釣り場が決まりました。それにしてもなんか様子が違うんですよねぇ。。。もしかして大波でちょっと崩れちゃったかな?

 

とはいえ海にできるだけ近く、低く、波をかぶらず、目前に沈みテトラがあり、かつ根掛かりする海藻がなく、バッカンをおける場所ならどこでも大丈夫です(ナイスポジションは、長いテトラ帯の中で実は3か所くらいしかないんですが)。

 

ここは夜が明けないと釣れないので、明るくなるまでゆっくり準備します。道糸はフロートの3号(中空タイプ)、ハリスは2号、鈎はチヌ用の2号(底攻め)です。竿はいつもの1600円中古磯竿1号、リールは2500番。ウキはロストが怖いので安い棒タイプ1号。ウキ下は3ヒロで底に這わせます。サルカンの上に3Bガン玉、ハリスの真ん中に5Bでございます。相変わらずのヘンテコ仕掛け。念のため下にご紹介しておきます。

 

 

まずは足元に団子状の撒き餌を2~3個ドボンと入れて、ゆっくり一服。

あ~久しぶりだなぁ~。やっぱり海はいいですね。

 

陽が昇る前は波・うねりともほとんどなく、今日は優しい海かなぁと思ってたんですが、5時をまわって明るくなると少しうねりが出てきました。

テトラ際で釣りをしてて、多少の波なら周期も分かるし、大きく水流が動くのは海面近くだけなので読みやすいんですが、うねりはほんとに厄介です。

どのくらい厄介かと言いますと、重めに作った撒き餌が、投入後に下から巻き上げられて洗濯機状態になるくらいです・・・これではちょっと効きにくいですねぇ。

波はないので危なくはないですが、、、うーん。おまけに出船も多くてなかなか海面が落ち着きません。遠くを見れば、サーファーさんはうねりに乗って楽しそう。。。

 

前にも書きましたが、ここに着いたらまずは堤防の入り口から砂浜を見てください。サーファーがぷかぷかとアザラシのように浮かんで暇そうでしたらナイスです。波があって楽しそうに波乗りしてたら場所替えのご検討を。そういう釣り場です。

 

夜明けとともに魚の活性があがります

明るくなってくると、本格的に撒き餌を投入します。うねりの合間をぬってタイミングよく、定期的に5~6投ずつ。

エサはまずは生オキアミを使いました。竿をたててテトラから離れないようにそろそろと仕掛けを入れて、黄色いサルカンとウキ止めを見ながら仕掛けをできるだけ立てるように竿先で調整します。テトラの中に入り込みすぎないように、かつ離れすぎないように。

 

 

 

たまに根掛かりしますがそこまでガッチリはまりません。2、3回しゃくれば外れるので、またエサをつけなおして再投入。その合間に撒き餌。それをひたすら繰り返します。同調はあまり意識しなくていいかもです。その代わり、撒き餌が沈んでいるであろう辺りに付け餌が漂うように工夫します。

 

どうせ潮が下げれば釣りにならないので、朝まづめ&満潮をめざしてハイペースで撒いていきます。

足元に沈んでいるテトラ(潮が引いている間に場所を確認しておきます)の下に付けエサが潮で引き込まれるようにするのがコツです。そこに魚はいますので。

 

仕掛けとテトラの距離はこのくらい。もう少し近くてもいいですが、沈みテトラにご注意を

釣りをはじめて2時間くらい、6時過ぎでしょうか。まずはファーストヒットです。波とともにテトラの中に仕掛けが引き込まれ、海面下でホバリング状態だったウキがさらに水中に引き込まれたのを見てから合わせると、まずまずの引きで足裏グレが釣れてくれました。当地のグレは、底に這わせたチヌ鈎2号で釣れますwそして、色は白っぽく、まるまると太っております。

 

時合が来たかと思い、急ぎ後続を狙いますが、なかなか続かない。2枚目は15分くらいたってから同じパターンでした。

 

そのあとしばらく同じ仕掛けで狙っていましたが、、、エサが齧られたり残らなかったり・・・これは今日はグレかなぁ、、、

実は釣りに来てから気づいたんですが、2年前にここで釣れたのって7月になってからなんですよね~。チヌにはまだ早かったか、、、

ということで、ハリをグレ鈎の5.5号に変更し、タナを50センチくらい上げてみました。

なおガン玉の位置は2~3投ごとにばんばん変えます。位置や重さで仕掛けの状態が顕著に変わりますので、正解がでるまで色々と試してみるといいかもしれません。

 

そうこうするうちに時刻は満潮あたり。しかしうねりと出船がますます増えて、海面がざばざばです。おまけにごみが集まってきて糸に絡みます。くっそー

 

7時前になって撒き餌は残り3分の1くらい。満潮で潮がとまったのかグレのアタリも遠のきます。付けエサも丸残り。前回来た時に生オキアミにしか反応しなかったのでずっと生を使ってたんですが、ふと思いなおしてエサを手作り加工オキアミの黄色に変更してみました。作り方は↓をどうぞ。

 

chinux.hateblo.jp

ようやく本命に出会えました!お久しぶりです!

グレも来なくなったので、再度タナを3ヒロと矢引程度に戻し、鈎から50センチくらいの場所にガン玉G1を追加します。

黄色オキアミに変更して一投め。

ちょうどいいタイミングでうねりが収まり、一瞬海面が静かになりました。。。と、勢いよくウキが消し込みます!

 

潜られるとテトラに糸が擦れますので、先手を取られないように強引にやり取りします。それにしても、、、チヌって釣れると沖に走るはずなんですが、こいつは必死にテトラに入りこもうとします。んん?グレかぁぁ??

 

右に左に奔走するのを、水中に入れた竿でなんとかいなしたところでなんと相手が豪快にジャンプ!ちらりと見えたその姿は、、、おぉ!いぶし銀!

その後も数回のツッコミを耐えて、空気を吸わせる間もなく、強引にタモに取り込みました。

なるほど…こいつがいたから他の魚が散ったんですね。

 

無事にタモ入れ成功したとはいえ、ここはテトラの上。念のためノッコミ個体じゃないかをお尻の穴で確認して、まずは安全地帯の堤防に戻ります。テキパキと獲物をスカリに入れ、あまり釣れていなさそうな他の釣り人の視線を避けるようにまたテトラに入りました。

 

はい一服。。。いや嬉しい。。。私は釣れたときに大声で騒いだり(フォー!!みたいな大声出す人とかほんと嫌いです。猿じゃあるまいし)、他の釣行者に自慢げに振舞うのが嫌なので平静さを装ってはいますが、、、お恥ずかしながら足が震えてましたね。。。

 

久しぶりの銀鱗様とのご対面。本格シーズンにはまだ早く、しかも沖に逃げない様子から察するに、冬に深場に落ちなかった居着きのチヌかと思われます。よく引いてくれました。それにしても、クロダイってジャンプするんですね…初めて見ました。

 

その後もしばらく狙いましたが、またうねりとゴミが集まり、撒き餌も尽きたので納竿としました。後が続かないのは少し残念でしたが、なんとなくさっきのチヌが釣れた時に「あ、今日はもういいな」って思ったんですよね。そう思うときって、だいたいそのあとは釣れませんw

ノッコミも終わって、ようやくクロダイ釣りができるシーズンになりました!

足場の良い砂浜で道具類を洗いながら記念写真。

そういえば、最近は魚を〆たりナイフで切り刻んで血抜きするのをやめました。帰る前に左側のエラを1枚切って、しばらく水につけておくだけです。生理学的にみて、神経機能を停止させると血が抜けないということを知ったからですが、それで食べてみたら生臭いなんてことは全くありません。むしろ以前よりもびっくりするくらい血が抜けてます。そもそも、目隠しして食べてみて、完璧に血抜きした魚とそうじゃない魚を見分ける自信もないので笑。そんな変わらんってw

 

獲物は一日寝かせて食卓へ上りました

釣れた魚は鱗と内臓などを取ってキッチンペーパーとラップにくるんで一晩寝かせ、クロダイは唐揚げにして甘酢あんかけ、グレは皮を炙って焼き霜づくりと普通の刺身の2パターンに。アラは潮汁にして九十九里海鮮ご膳のできあがり。無駄なく、美味しく頂きました。合掌。

ちなみに、、、九十九里の砂地に生息するグレはあまり大きくなく色も淡いですが、とてつもなく脂がのって美味です。エサのせいなのかな?家族にも好評でしたよ。

 

チヌの切身に香草と塩をして軽く寝かせ、片栗粉でカラッと揚げだあと甘酢たれを絡めます

味はピカイチの九十九里のグレ。チヌと同じ仕掛けで釣れます笑

下茹でしたアラを丁寧に鱗や小骨をとって潮汁に。こちらも美味です

 

久しぶりの釣行でしたが、クロダイに出会えて本当によかったです。本格的に暑くなる前にもう一度くらい行きたいですね。どこ行こうかなー。良い結果がでたらまたお知らせします!

 

相変わらずの長文、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

自然にはいつも本当に感謝です!

 

みなさん、除草剤とか農薬とか、ほんと気をつけましょうね。土壌や地下水を汚染すれば、必ず自分や子孫に返ってきます。こう書くと必ず発がん性の有無だのエビデンスだの言う人がいますが、草を枯らしたり虫を殺す化学的な薬品が無害なわけないじゃないですか。あと、どこの誰がなんの目的で作ったかよく分からないような注射もね。海を眺めるように社会をみれば「あぁすればこうなる」という考え方の欺瞞に気づけるはずです。まともな釣り人なら、本に書いてある通りにやってもなかなか魚は釣れないって知ってるはずなのに、なぜ国やメディアが垂れ流す都合のいい話はコロッと信じるんでしょうね笑

お前が釣られてどうする?って話です。まぁ今回は世界を巻き込んで大ががりだったから仕方ないかな。。。矛盾だらけでしたけどw

 

では、みなさん良い釣りを!