【ロッド修理】ダイソーで揃えた道具だけでバスは釣れるのか?(修理編)
「バッシンッ!!」
こんにちは。ポンコツOJです。
竿が折れる(この表現なんだか嫌ですね)音というものは、何とも嫌なものである。先日の権現堂川ダイソー釣行で、竿もろとも身も心も打ちひしがれてしまった。
【ダイソータックル準備編】
【ダイソータックル実釣編】
折れたダイソーの竿を修理する
このままでは終われない。
ただ、折れた竿はどうする。また買い直すのか? 安価だしできなくもない。しかし、果たしてそれでリベンジと言えるのだろうか?
そうだ。折れた竿を直すのだ。修理して今度こそ釣ってやる。補修して逆境から這い上がってこそ、真のリベンジが成立するのだ。
ポンコツは過去にロッドを折った経験はない。ゆえに修理したこともない。けれども、修理の方法はだいたい分かっている。どうせなら、できるだけ手元にある物で試してみよう。もしも足らないものがあったら、それはダイソーで揃えよう。それでこそ、ダイソータックルなのだから。
折れた箇所の確認と整形
週末にリベンジするためにも、早速修理にとりかかろう。
折れた箇所の状態。
ささくれ部分をノコギリでカットする。繊維が裂けないように、テープをしっかり巻いてノコギリもできるだけ目の細かいものを使って。
カットしたダイソーロッドの断面。
こうして見ると、肉厚が一定でなく偏心していることが分かる。
折れた竿を再接続する
切断した竿を繋ぐための接ぎ木を用意する。竿の内径を計ると約Φ4.5mm。家にあった丸棒Φ5mmを差し込めるくらいまで削った。削り方は、電動ドリルに装着して回しながら金ヤスリを当てれば簡単にできる。
接ぎ木は、カーボン材がベストなのだけれども、手元になかった。ネット注文すればよいのだが、できるだけあるもので修理したかった。少なくとも竹材でもあれば良かったのだが仕方ない。
木製で強度的に問題ないか? との疑問もあるが、エポキシでロッドと一体化させるので問題ないと判断。
(しかしこれが後にどうなるか、思い知ることになる)
後で気が付いたのだが、竹の割りばしがあった事を忘れていた。それを使った方が良かったかもしれない。
エポキシ接着剤は固定の他にコーティングにも
接着には2液性のエポキシ接着剤が必要。家にあると思ったら、古くて黄ばんでいたためダイソーで購入。ついでにロストしたスモラバも一緒に。
このエポキシ接着剤、硬化時間が10分タイプだった。もう少し時間が長い方が使い勝手が良いと思ったけれどこれしかなかった。
竿内部に接ぎ木を入れると、竿が裂けてしまう。だから糸を巻く必要がある。瞬間接着剤を使って仮止めしながら巻いてみた。正しい巻き方は知らない。巻けさえすればいいと思う。
まず片方のみにエポキシで接着し硬化を待ってからもう片方も接着する。
両側いっぺんに接着したくなるけれど、そうすると差し込んだ時にどちらか片方に寄ってしまうことがある。
また、竿の断面が偏心していたため、合わせ目を確認して目印をつけてから接着した。
接着したら、糸を巻いた部分と継ぎ目部分を含めてエポキシ接着剤を塗りたくり、コーティングとする。
この時、ロッドをクルクル回しながらドライヤーで温めるとエポキシが軟化してうまく均一になり、気泡も抜ける。特別な道具は必要ない。
ダイソーロッドの修理完了
修理完了。試しに繋いでみると、なかなかに良い。
以上でロッドの修理は完了。
こいつを持って、いよいよ次はリベンジ編なのである。つづきはまた後日(土曜に釣行したのでもう結果はでているのだけれど)
【21.10.28追記 ダイソータックル・リベンジ編】
当ブログに興味など湧きましたら、ぜひ読者登録していただければ嬉しくて励みになります。よろしくお願いいたします。