アメリカ生活で欠かせないのが、運転免許の取得です。
東京に住んでいた頃は交通インフラが発達していたので、電動自転車で子育てをしていましたが。。
ですが、ここアメリカに子供乗せ電動自転車など、多分存在しないと思います(笑)
完全な車社会なので、どの駐在妻たちも頑張って運転免許を取得しています。
車じゃないと子供の送迎ができないことが多く、日本みたいに徒歩で小学校に通うことが無いのも理由にあります(わが家は幸いスクールバスですが)。
そのため車を2台購入しないといけなくて、家計にはかなりの負担(泣)。
そしてペーパードライバーが車の運転しないといけないことがストレスで(まして運転の荒いアメリカで)、そのことが駐在生活一番のストレスです。
ちなみに国際免許は居住者の場合、州によりますが2〜3ヶ月しか有効じゃ無いので、堂々と運転したい場合はアメリカの運転免許を取得するしかないようです。
運転免許を受験するまでの書類準備・予約が大変な件。
結果として、私はアメリカで運転免許証を取得するのに約1年も要しました。
まず、コロナで様々なオフィスが遅延していて、ソーシャルセキュリティ(ID)を取るのに半年もかかったこと。
DMV(Division of Motor Vehicles)の予約は常に混んでいて取りにくいので(予約取れるのは2週間〜1ヶ月先)、予約は早めに取ることをお勧めします。
当日でも試験は受けれますが、2〜4時間待たされることもザラ。
予約必須です(実際は予約してもわりと待たされます)。
必要な書類が整って予約が取れたら、いざ試験準備です。
地獄のDMVはアメリカ屈指の愛想の悪さ、心の準備を。
今でも2度と行きたくないDMV。
とにかくスタッフの態度がひどい!!
大声で怒る、笑わない、おまけに「お前は何しに来た?」とか言ってくる。
そんなの、ここに来てる時点で察しろ!って思いますが。。笑
本当、2度と行きたくない場所。
治安の良いスラムですよ(意味わからないけど 笑)。
コロナ禍だったので、通訳係の夫を中に一緒に入れるなと言われたり、けっこう苦労しました。
翻訳機を使ったり、聴き慣れない英単語もたくさん。
とくに「organ donation」(臓器提供)について確認されるので、この単語は知っておく必要があります。
私はその単語を知らずに、なんの質問をされてるかわからずに焦りました。
緊張するペーパーテスト、ここが第1の関門。
受付して、顔写真を撮ったりして、いよいよペーパー試験で名前(受付番号)が呼ばれます。
ちなみに、ペーパー試験は日本語で受けれます!!(朗報)
私の州では、パソコンで20問の試験を受け、6問不正解でアウト。
けっこう難しくて、何回も落ちてる人もいらっしゃいます。
私の場合、ギリギリ5問不正解で15問正解、ペーパー試験はなんとかクリアすることができました。
そうすれば無事、仮免を取得できます。
これが大きくて、お酒を買うときや身分証明に使用できるので、仮免といえど効果は絶大。
運転免許を所有している人を隣に乗せていれば公道も走れるので、ぜひ運転の練習をしましょう。
日本と道路が逆、赤信号でも車がこなければ右折OKなど、けっこう日本と違うので、慣れないと怖いです。
書類不備に要注意!まさか5回も受けた運転試験。
ペーパードライバーな上に実技試験で何度も落ちた私ですが、書類不備もあり受験できなかったこともあります。
私が受けた、合格までの道のりです↓
1回目→ペーパーテスト合格も、運転試験は書類不備でテストできず
2回目→運転試験を受験したものの、英語での指示がまったくわからず落ちる
3回目→予約したのに待機時間長くて時間オーバー、子供のお迎え時間のため断念
4回目→また英語の指示がわからない&緊張しすぎだと言われ落ちる
5回目→ついに!試験対策をバッチリして合格!!
運転試験で落ちるのならまだしも、書類不備で受験できないのはスッゴく落ち込むので、本当に書類不備に注意です。
当然ですが、運転試験は通訳を同乗させることができないので、簡単な英語の指示も理解できるようにならないといけません。
アメリカで免許取得【DMVで必要な書類・項目・試験対策】まとめ
以下に必要なもの、項目、対策をまとめましたので、参考になれば良いと思います。
・I-94
・パスポート
・ソーシャルセキュリティカード
・車の登録証明書(REGISTRATION CARD)
・Driver license Liability Insurance Certificate(自動車保険加入証明/発効日30日以内)
・自分の名前と住所が印刷された公共料金の請求書など
☆ペーパーテストに関しては、日本語の参考書を使用して1週間勉強し、さらに夫にアプリで解く問題(英語)を和訳してもらい勉強しました。
州の公式アプリや、日本語のテキストを取得できると便利です。
・Quick Stop
・Down Shift
・Turn About
・Backing
・Corner Approach
・right/Left Turns
・traffic Lights
・Stop Signs
・Use of Controls
・Starts/Stop
・Use Of Lanes
・Following
・Attention
州によると思いますが、縦列駐車が必要な州もあるようです。
ちなみに、運転試験をする上で、一番おすすめの試験対策をお伝えします。
それはずばり、受験予定する試験会場の周りで運転の練習をするということです。
これが一番有効でした。
実技はDMVの周囲を10分ほど走らされるので、ぜひその周りを練習してください。
当日の緊張も和らいだし、途中にある注意看板など、事前にチェックできました。
もし事前に練習していなかったら、5回目も落ちていたことでしょう。。。
そして、なるべくGooglemapで評判の良いDMVを予約することもいいかもしれません。
私は落ちたDMVを避けて、レビューの良い&周りが交通量が少なくて走りやすいDMVに変えて合格しました。
ペーパードライバーで英語できない私でも取得できたので、対策をすればなんとかなると思います。
もう、2度とDMVに行かなくて良いことが、一番嬉しかったです!