お正月が過ぎて早10日。
今年はを元旦と3日をホテルで過ごしたので、
恒例のお節料理注文しなかった。
ということで「京料理でも」とランチに選んだ「梅むら」
きっとまだ、お正月らしい料理が出るだろうと想像して・・・
ここは、「名帝相 伊藤博文公がこよなく愛し常宿」として有名。
当時の面影を残しつつ、今は料亭となっている。
食事を頂いたのは、10畳ほどの加茂川が見える部屋。
聞けば、伊藤博文が宿泊していたとか・・・
すぐそばに、お手植えと伝わる枝垂れ桜もある。
お重の中は、お節らしい趣向の京料理がぎっしり。
黒豆・棒鱈・慈姑・頭芋・蓮根・たたき牛蒡などなど
歴史と共にいただく醍醐味がある。
近くに明治維新で活躍した“桂小五郎”ゆかりの
老舗料亭「上木屋町 幾松」があった。
残念ながらコロナ禍の影響で
令和2年10月20日をもって閉店。
ここは、鴨川がすっきりと眺められて
歴史好きの友人と来たことを思い出した。
よいお店だったのに、もう行く機会を失ってしまった。
時代の流れといえば仕方ないが、一度失われると
もう戻らない。
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