それでは老健の魅力 4番目です。
④色々な介護度の人がいる
この点は意見が分かれるでしょうし、非科学的な点もあることを前提に書きたいと思います。
現在、特養に入所するには介護度3以上が条件となります。もちろん例外規定があるのですが、殆どの方が介護度3以上でしょう。
特養内で、歩行練習等(リハビリ)をする方を見かけることがあるのかどうか気になります。老健内では歩行訓練をする方を見かけました。リハビリ室もあります。
誤解を恐れずに書けば
歩行練習等(リハビリ)をする人の姿を見て、“母も自分も頑張らなくては”と思ってほしい!という願望があります。既にリハビリ病院でリハビリ訓練を見ても上手くいかなかったので何とも言えませんが・・・
この点は、自分が訪問した時の自己満足かもしれません。歩行器等を使用しながら介護士の方と歩く高齢者を自分の母と重ね合わせているのでしょう。知らない方でも「頑張れ~」と心の中で叫んでいます。
特養が安心なのは次の施設を探すことなく、環境変化もなく長く過ごせるという点ですが、自宅に帰れる・運動機能が向上する可能性が1%でもあるうちは老健にいても良いと考えています。
また、夏と冬は老健にお世話になり、それ以外は自宅で過ごす等の選択肢もあるかもしれません。
今現在は、機能維持が困難になったら特養又は有料老人ホームにお世話になろうかと考えています。
老健に関する色々なメリット・デメリットを書き連ねてきました。
老健自体にも内容に差がある事も初めて知りました。
自宅近辺に超強化型老健があるとも限りませんし、脳梗塞・骨折等と無縁の方は普通の老健でも問題は無いかと思います。
結論として、期間の制約を納得した方であればとても良い施設です。
今回私が取った時系列の行動は
①リハビリ病院2箇所の申し込み
②・有料老人ホーム8~10箇所の調査・訪問
・老健8箇所の調査・訪問
・特養4箇所の調査・訪問
・施設入所・介護に関する本を4~5冊読んだ
*②の内容は全て同時進行で実施
健康状態に不安があり、親を施設に預けようと考えた場合にまずは近隣の老健を5~6箇所廻ってみてはいかがでしょうか。
時間とお金が大幅に節約できるかもしれません。