台風で雨模様。昨日と今日ともくもくと読書をしております。
今日は投資する企業の決算書を読むときに参考になる数字と株本を中心に読んでいました。
最初に読んだのは國貞氏の名著「財務3表一体理解法」がマンガでわかる入門本。
会計の基本や3表のつながりがよくわかるので決算書が苦手な方にもおすすめです。
これ系の本のレビューをみると、いつも「マンガの部分が少ない」と書かれています。確かに本にはマンガでわかると書いてあるのでその通りだと思いますが。書籍のマンガ化というのは文章だけではなく、マンガ家さんや取材費など通常のビジネス本よりも初期コストが高くなるそうなので、マンガ部分のページ数が少なるのはしょうがないようです。これ系の本は文字だけの本より読みやすくなったととらえた方がよさそうですね。
●スター精密
配当銘柄として10年以上持ち続けている工作機械のスター精密。取得値の利回り換算で7.5%。現在株価でも3.5%程度あります。決算書の本を読んでから、実際にリアルな決算書を読み始めてみると、その企業の決算書が正直なところ良いかどうかすぐには理解しづらいと思います。そんな時にこちらの会社の財務はいつでもとても盤石なので良い決算書の事例のひとつとして参考にされると便利かと思います。
ついでに中長期投資の考え方の本。
以前メモしましたが下記をすすめています。投資という考え方がよくわかります。
こちらも以前メモしましたが、会社の情報記事を読めたり、会社数字が図式化されてわかりやすく見える便利なサイト「ユーレット」もおすすめです。個人的に愛用しております。一度、持ち株名を入れて検索してみてください。数年分の決算資料とそれが図式化されてみえます。無料で使えるので本当に便利ですよー。
続いて読んだのが金利本。今年から金利が動いてマーケットにも影響が出ています。この金利のことをわかりやすく説明している本。こちらを読んでおくと金利が市場のシグナルになっていることがとてもよくわかりますし、いま、何が起きているのかもつかむことができます。
右側はチャート関連本。チャート系はどの本でもパターンは決まっておりますが、ひとつ目を通しておくといいかと思います。こちらの本もそのひとつ。
個人的にチャートは10年、20年の長いチャートだけを見て、短期チャートは買うタイミングの時だけ参考にしています。中長期投資が中心なので量の増減で考えているのであまりチャートは気にしておりません。
明日は天気が良くなりそうです。本を持ってどこかにさんぽしてこようかと思います。