スーパーラジコン秋葉原店のミニッツコースは、グリップ剤使用禁止です
僕は元々タミグラ出身で、ツーリングカーが流行りだしたころも、ストッククラス的なレース中心に参加していたため、【グリップ剤は禁止】というイメージを強く持っています。
特にタミグラ時代は、
グリップ剤=悪
みたいな風潮があり、ラジコンショップでグリップ剤が売っているのを見かけても、未成年にとってのお酒やたばこみたいなイメージがありました。
そんなグリップ剤ですが、タミグラでは明確に禁止されていますが、京商主催のレースでは、明確に禁止はされていません。
ミニッツカップでは、
「コース上を汚す可能性のあるケミカル剤の塗布を認めない」
と、コース上を汚さなければ、使用を禁止しないととれる書き方となっています。
京商カップに至っては、協賛メーカーが、京商カップに最適なグリップ剤を提供したりしています。
で!
今回は、ミニッツにグリップ剤を塗った場合の話なんですが、グリップ剤をタイヤに塗ると、タイヤのゴム質が変化し、グリップが上がることがあります。
グリップが上がることにより、より路面をつかむようになって、前へ出る力がアップして、タイムアップしたり、コーナーでの限界が高くなったり、より曲がるようになることもあります。
といってもグリップ剤は、魔法の液体というわけではなく、タイヤのグリップを微調整するケミカルなので、塗ればいいというものではありません。
セッティングの一部になります。
そしてここからが本題。
『グリップ剤を塗る』
といていることからわかるように、グリップ剤とはいわゆる液体です。
タイヤのゴムのい質を変化させるケミカルなので、においとかもある、場合によっては危険物です。
使ったことがある人はわかると思いますが、グリップ剤を塗った後にキムワイプなどでふき取るのですが、紙が真っ黒になるほど汚れます。
もちろんタイヤを触った手も、真っ黒になります。
触ったら手が真っ黒になるようなケミカルなので、路面に与える影響は大きく、グリップ剤を禁止しているサーキットは結構多いです。
グるグる成増本店さんや、MARさんなどは、グリップ剤に関しては比較的寛容なサーキットではありますが、きっちりと拭き取ったり、最近では専用のクリーナーなどでふき取って、路面を汚さないように適切な使用をすることが前提で、使用可としているようです。
そんなグリップ剤ですが、正直情報があやふやで、
・使い方がよくわからない
・サーキットで禁止していることに気が付かない
・エキスパートが使てるから、とりあえず塗ってみた
という感じだと思うのですが、グリップ剤を禁止しているスーパーラジコン秋葉原店で最近、グリップ剤を使用したタイヤで走行をする利用者がいると、問題になっています。
「実際に塗っている人を見つけた」
という話ではなく、サーキット利用者からの申告で会ったり、閉店作業でごみをまとめているときに、グリップ剤のにおいが染みついていたりなど、グリップ剤を使った痕跡が見つかっているそうです。
というわけで、知らなかったという人もいらっしゃると思いますので、改めて周知させていただきますと、
【スーパーラジコン秋葉原店のミニッツコースは、グリップ剤使用禁止です】
スーパーラジコン秋葉原店の、素晴らしいサーキット環境を守るために、サーキットの利用は、適切にお願いします。
ちなみに、前から思っているんですが、【グリップ剤】という名称が、よくないのではないかと思います。
【グリップ剤】なんて名前を聞くと、タイムが速くなる魔法のケミカルのように思えてしまいます。
むしろ、使用用途としては、タイヤのコンディショナーなので。
ミニッツバギーに使用している、スポンジタイヤもある液体を塗ることで古くなったスポンジのグリップが回復します。
ちなみに・・・・・
水なんですがw
僕のミニッツバギーに装着しているスポンジタイヤは2016年に買ったタイヤですが、いまだに走行前に水で濡らした後、しっかり拭きってから走行すると、適度にグリップが回復します。
というわけで、グリップ剤を使用する場合は、
・グリップ剤の使用が出来るサーキットか確認する。
・路面保護のため、しっかりと拭き取る。
・本当にグリップ剤が必要なのか、きちんと理解する
という注意点に気をつけて、適切に使用してください!