2021年12月30日、四万十への旅二日目の朝。
この時期、日本海側は曇り空が多いですが、
この日も四万十は快晴です。
ホテルから眺める後川方面も綺麗な景色を覗かせていました。
毎年そうですが、
年末の四万十旅行では特に何をするか決めていません。
この日も何をするか決めず、
当てもなく須崎市へでも行くかな、という感じで出発しました。
ホテルを出たのが9時を過ぎていたこともあり、
須崎市に着いた時は11時半。
昼食を取るために入ったお店は「杉乃家」さん。
中は居酒屋風のたたずまい。
実はこのお店、夜は居酒屋としても開いているお店なのです。
天井には魚拓が飾られています。
きっと、魚拓を撮ったあとは、お店の料理として提供されるのでしょう。
メニューです。
麺類が多く、須崎市名物「鍋焼きラーメン」もあります。
鍋焼きラーメンといえば、橋本食堂やまゆみのお店が有名ですが、
最近ではこちらの杉乃家さんも人気が上がってきています。
しかも、和風、カレー、キムチなど創作メニューも多いです。
また刺身も提供されています。
土佐名産のかつおのたたきのほか、
馬刺しまでありました。
このほか、お寿司もあるので、
アルコールで一杯やりながらつまむこともできる、
素晴らしいお店です。
私が注文したのは「和風鍋焼きラーメン」
プラスかつお鉄火巻きセットです。
鍋焼きラーメンはかつおで出汁を採った和風仕立て。
前日に飲みすぎた胃にも優しく食べることができます。
ベビーホタテも入っていました。
杉乃家さんを出て、
近くにあるスーパーマルナカへ行き、
野菜や地元の食材を購入。
その後は、四万十へと戻りました。
ホテルでしばし休憩します。
窓の外を流れる雲を眺めるうちに熟睡してしまいました。
17時過ぎ。
ベッドから起き上がり身仕度を整え、
外出の準備をします。
そうです。
夜の四万十へと繰り出す時間がやって来ました。
この夜のお店は、昨年から常連にし始めた「ひがし」さんです。
寒い風が吹く冬の夜、煌々としたネオンが酔い客を誘います。
こじんまりとした店内は、温風ヒーターで温められており、
入ったとたんに身体が弛緩します。
壁には黒板に品書きが書かれていました。
残念ながらこのお店には角ハイボールがありません。
生ビールを注文します。
付きだしは、出来合いではなく、
里芋と枝豆といった手作りの一品です。
まず注文した料理は、
キュウリの土佐酢和え。
酸っぱすぎず、絶妙の酢の加減で作られており、
まさに職人の味です。
続いて「すり身の天ぷら」
天つゆに浸して食べます。
そして、だし巻き玉子。
これで300円
しかもしっかりとした味で、美味しい
合わせて牛串(2本1セット)を注文。
700円と少々高いですが、その分お味も格別
お店の天井を見上げると、
提灯風の和風照明が店内を優しく照らしています。
こうした雰囲気で、美味しい料理とお酒を飲む。
一年の最後をゆったりと過ごすことができ、
嫌なこともあったけど生きてきて良かったと感じました
さて牛串も頼みましたが、
少し腹持ちが足りないためねぎまの焼き鳥も注文しました。
酔っ払ってきたので、後先考えずに注文するという悪い癖が出てき始めました。
ここで口直しに「ブ酎ハイ」を注文。
四万十名産の果実「仏手柑(ブシュカン)」のサワーです。
レモンチューハイに近いですが、レモンとはまた違う味です。
旅行に出ると野菜不足になるので、
野菜サラダも注文しました。
約2時間半滞在し、
ほとんど食べきってしまいました。
ほろ酔い加減でいい気持ちです
この日は寒く、
ホテルで飲み直すことに・・・
帰ってみると、
出かける際の慌ただしさを感じさせる部屋が待っていました。
年末ですから仕方ないですね
つづく。
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