朝、山々に囲まれた松本市であるためでしょうか、
ホテルの外は霧で覆われていました。
ホテルで出された朝食です。
長野のホテルに相応しく、蕎麦も出されました。
あまり美味しくはなかったけど・・・
朝食後、ホテルを出発します。
この日向かう最初の目的地は、「妻籠宿」。
旧・中山道にあった宿場町です。
高速道路で長野県を南下します。
高速道路を下りると、山の中へと道が続いていきます。
着いた先は、
長野県南木曽町。妻籠宿です。
妻籠宿へは、駐車場から歩いて川の橋を渡った先にあります。
橋を渡った先には、
標識看板がありました。
妻籠宿は左、右は同じく宿場町・馬籠宿があるようです。
宿場町に入ると、
そこは江戸時代を思わせる町並みが続いていました。
江戸時代の旅人は、
この宿場町を通って、
遠くに見えるあの山を越えていっったのでしょうか。
どのような気持ちでこの宿場町を通過していったのか、
昔の時代に思いを馳せます。
格子戸があったり、
雨戸があったり、
すだれが立てかけてあったり、
無脚の時代そのままの風景です。
綺麗な水溜もありました。
ここで野菜を洗ったりしているのでしょうか。
花が植えられた植木も飾られており、
風流さを感じさせます。
こちらも宿屋だったようです。
屋根は、瓦ではなく、
石が置かれていました。
江戸時代、瓦の使用は武家のみと聞いたことがあります。
町民はこうした石で屋根板を押さえていたのでしょう。
家屋の中を開放している家もありました。
こちらには囲炉裏が設置されています。
囲炉裏の煙によってでしょうか、
屋根裏は黒くなっています。
こちらは馬宿。
旅人を載せてきた馬が休む場所なのでしょう。
不思議なことに、一段低く設置してあります。
低くすることで、馬が逃げにくくするためなのでしょうか。
少し進むと、
未舗装の道路に面した家屋もありました。
土の道路なので、より江戸時代らしさを感じさせます。
風鈴など、お土産を売っているお店です。
住民の方は四六時中、観光客の目に晒されているわけですから、
なかなかプライバシーを保った生活はできないと思います。
それならば、こうした土産物屋やカフェなど観光客を相手とした
生業に成らざるを得ないのかもしれません。
秋の陽光が、
江戸時代の家屋群を照らします。
何百年前と今を結ぶ歴史。
哀愁を感じました。
妻籠宿を出て、
橋を渡って再び駐車場へと戻ります。
この川も何百年前から流れていて、
旅人も思いを馳せていたのかもしれませんね。
妻籠宿を出て、
次に目指す目的地は岐阜県高山市。
旧中山道の国道19号線を北上し、
途中、木曽町から左折し、
国道361号線へと入り山越えをします。
山の頂上付近で、
小さな蕎麦屋さんを見つけました。
ちょうど昼食時。
立ち寄ってみました。
お蕎麦屋さんの店名は「手打ちそば処たけみ」さんです。
どうやらことは、開田高原という地名のようです。
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テーブルが4つほど。
小さなお蕎麦屋さんです。
しかし、
ふと見ると・・・
有名芸能人の色紙がたくさん飾られていました。
どうやら有名なお店のようです。
こちらがメニュー。
品数は三品のみ。
ざるそばを注文しました。
値段は1,100円。
ただし、ラインで友達追加すると1,000円になります。
約20分ほどして、
注文したざるそばが来ました。
漬物も付いているところが、長野らしいですね。
お蕎麦の味ですが、
田舎そばのような感じで、
堅めです。
完全に真っ白ではないようなので、
そば殻が一部入っているのかもしれません。
蕎麦を食べ終えると、
再び岐阜県高山市へ。
まだまだ先は長いようです。
つづく。
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