WordPressで最低限入れておきたいプラグインのおすすめ8選

WordPressの始め方(プラグイン編) 📱 情報発信

これまでに、WordPressを用いたブログの始め方(準備編)では、独自ドメインとレンタルサーバーの選び方について解説し、WordPressを用いたブログの始め方(導入編)では、レンタルサーバーの契約と独自ドメインの設定について解説しました。
前回のWordPressを用いたブログの始め方(インストール編)では、WordPressのインストール、URLの常時SSL化(ウェブサイトの通信を常に暗号化)、テーマのインストールと適用について解説しました。
今回は、必要最低限のプラグインのおすすめについて解説します。

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WordPressで用いるプラグインとは?

WordPressで用いるプラグインとは、さまざまな機能を追加するためのプログラムがパッケージ化されたものです。
例えば、バックアップができるプラグイン、セキュリティを向上させるプラグイン、サイトマップ(ウェブサイト内のそれぞれのURLなどの情報を検索エンジンに伝えるためのファイル)を自動で作成して送信するプラグインなどがあります。
でも、たくさん使いすぎると表示が遅くなったり、うまく作動しなくなったりしますので、必要最低限にしてください。

必要最低限(必須)の無料プラグイン3選

いろいろとプラグインのおすすめはありますが、できる限りプラグインの数を減らしたいと思っている人も多いと思います。
そこで、必要最低限のプラグインのご紹介です。
たたし、プラグインを入れるだけでもテーマやほかのプラグインの影響で、WordPressに不具合が生じる場合がまれにありますので、必ずバックアップを取った上でプラグインを入れるようにしてください。

バックアップのおすすめプラグイン:BackWPup

BackWPupは、記事を含めたウェブサイト全体のデータのバックアップを取るためのプラグインです。

自動でバックアップを取っているレンタルサーバーもありますが、サーバーにバックアップが保存されるため、サーバーが破損するとバックアップのデータも使えなくなります。
また、ロリポップのサーバーを使っている場合には、自動バックアップは有料になります。
そこで、このプラグインを使って自動でバックアップを取得するようにしましょう。
サーバーにバックアップされたデータは、定期的に自分のパソコンにもダウンロードしておくと安心です。

セキュリティのおすすめプラグイン:SiteGuard WP Plugin

WordPressのIDやパスワードが盗まれると、ウェブサイトが改ざんされたりする恐れがあります。そこでWordPressのセキュリティを上げるためのプラグインの一つがSiteGuard WP Pluginです。
SiteGuard WP Pluginのプラグインを導入すると以下のようにWordPressが保護されます。

  • SiteGuardを使うとログインのURLが変更されます。
  • ログイン画面で、毎回、画像認証があり、「ひらがな4文字」を入力する必要があります。
  • ログインがあると、指定したメールアドレスにメールが届きます。

そのほかにもセキュリティを上げる機能がありますので、詳細はSiteGuard WP Pluginのウェブサイトを参照してください。

サイトマップ自動生成のおすすめプラグイン:XML Sitemaps

XML Sitemapsは、新しい記事を書いた時などウェブサイトが変更された時に、Googleなどの検索エンジンにその追加されたURLなどの情報を認識してもらうためのプラグインです。
ブログなどで記事を公開したり、更新したりした時に、自動的にサイトマップが生成されます。
サイトマップが生成されたら自動で検索エンジンに通知され、新しく追加されたURLが検索された時に表示されるようになります。
このプラグインを使っていないと、数ヶ月たってもGoogleなどで検索しても新しく公開した記事が表示されないことがあります。
多くの人に早く自分のウェブサイトに訪問してもらいたい場合には、XML Sitemapsのプラグインを使いましょう。

また、新しく記事を投稿した時や記事を修正した時には、Googleのサーチコンソールを使って「URL検査」でその記事のURLを入力して、「インデックス登録をリクエスト」をクリックすることで、優先的にそのURLの情報を認識してもらうことができます。

必要な場合のおすすめ無料プラグイン5選【代わりに使える方法も伝授】

お問い合わせフォームのおすすめプラグイン:Contact Form 7

「お問い合わせフォーム」を作成する時に便利なプラグインです。

でも、なるべくプラグインを減らしたい人は、無料のGoogleフォーム(アンケートの作成・管理ソフト)がおすすめです。
Googleフォームで「お問い合わせフォーム」を作成して、お問い合わせのボタンやテキストにリンクを設置することができます。
また、お問い合わせがあった時に、自分のGmailアドレスに通知を受け取ることができます。
お問い合わせフォームに記入された内容は、エクセルのようなスプレッドシートにすべて自動的に入力されます。

スパム対策のおすすめプラグイン:Akismet

大量にコメントされるなどのスパム(迷惑行為)対策にAkismetのプラグインがあります。
ただし、(広告を張ったりすることなどの)商用利用ができないようです。

広告を張る予定であれば、Googleが提供しているreCAPTCHAと呼ばれる承認システムを使うのがおすすめです。

画像圧縮のおすすめプラグイン:EWWW Image Optimizer

画像を圧縮してくれるプラグインです。

こちらも、事前にTinyJPEG(インターネット上で無料で画像を圧縮してくれるウェブサイト)などで画像を圧縮したほうが、プラグインを減らせるのでおすすめです。

SEO対策のおすすめプラグイン:All in One SEO Pack

Googleなどで検索された時に上位に表示させるためのSEO(検索エンジン最適化)対策のプラグインです。

All in One SEO Pack は、使用しているテーマによっては不要です。
CocoonではSEO対策がされているので不要です。

リンク切れチェックのおすすめプラグイン:Broken Link Checker

外部のウェブサイトのURLにリンクを張っている場合に、移動先のURLが無効になっていないかをチェックしてくれるプラグインです。
このプラグインを導入すると表示速度が遅くなるため、普段は無効にして、定期的に必要な時に有効にしてチェックしましょう。

まとめ

WordPressで必要最低限(必須)の無料プラグインのおすすめは、以下の3つです。

  • バックアップのおすすめプラグイン:BackWPup
  • セキュリティのおすすめプラグイン:SiteGuard WP Plugin
  • サイトマップ自動生成のおすすめプラグイン:XML Sitemaps

そのほかに、必要な場合のおすすめ無料プラグインは、以下の5つです。

  • お問い合わせフォームのおすすめプラグイン:Contact Form 7
  • スパム対策のおすすめプラグイン:Akisme
  • 画像圧縮のおすすめプラグイン:EWWW Image Optimizer
  • SEO対策のおすすめプラグイン:All in One SEO Pack
  • リンク切れチェックのおすすめプラグイン:Broken Link Checker

これらのプラグインを導入する前に、GoogleフォームやreCAPTCHAやTinyJPEGなどを使って、プラグインを必要最小限にしておくことをおすすめします。

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