コラムニストの尾藤克之です。
ご訪問ありがとうございます!
この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。
「五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法」
(松谷英子著)ごま書房新社
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目標を立てて自身を変化させようとするとき、正体不明の強い不安やタブー感に襲われることがあります。あなたの邪魔をするものは心の奥底に潜んでいる「価値観」かもしれません。「価値観」はあなたが6歳ぐらいまでに身につけた、ものごとの良し悪しや重要さを量る基準のことです。
価値観は、あなたを育てた人や家族、自然や友人、両親の職業や学校の先生など、幼い頃に接したすべての環境から形成されます。そして、あなたの五感や本能的な感覚も、価値観のベースになります。
ただし、同じ環境で育った兄弟であっても、価値観は必ずしも同じではありません。性格や趣味、人間関係が大きく異なる兄弟はよくいます。
なぜ、そうなるのかは、口の中の細菌にたとえるとわかりやすく説明できます。
人の口の中には500~700種類もの細菌がいるといわれていますが、その数や割合は人によって異なります。
最近では、そういった口中にいる細菌の違いが、いろいろな病気と密接に関わっていることがわかってきました。たとえば、歯周病の原因になる細菌を多く持つ人は、糖尿病やリウマチ、アルツハイマー病が起きるリスクが高いのです。
口中にいる細菌の構成は最初に入ってきた「細菌たち」の種類によって決まります。
一昔前は幼い子どもが、両親や祖父母から口移しで食べ物をもらうことが珍しくありませんでした。もしも、歯周病菌を多く持つ祖母の唾液が口中に入ったら、将来、その子の口腔には、歯周病菌が数多くすみ着いてしまいます。
同様に、人の価値観も幼いころ、最初に触れた人のものに強く影響されます。いったん根付いた価値観はその後長く、選択や行動のベースとなるため、大人になってから書き換えるのは簡単ではありません。
でも、成り立ちや性質をしっかり理解すれば、望む形に変えられます。思い通りの人生を歩めるようになるのです。
ここではまず、ある具体例から、価値観の書き換えについて学んでいきましょう。
ご紹介するのは、幼い頃に形成された価値観が大人になってからも強く影響し、人生に歪みをもたらしていた方の例です。
※次号で紹介します
あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。
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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」
(尾藤克之著)WAVE出版